最終更新日:2018年03月15日
研究画像不正検出システム LP-exam は画像の切り貼りや加工などの不自然な箇所がないかを検査するシステムです。本システムの導入により、大学・企業などの研究・教育機関や専門雑誌の出版社は、今まで見過ごされていた不正画像を発表前に検出することができます。
東京大学発のベンチャー企業 エルピクセル株式会社により開発された、クラウド版とパッケージソフトウェア版の2つのラインナップで研究体制をサポートします。
◆解析作業をユーザー様ご自身で行う必要はありません。
ユーザーに余計な時間的負担を課さない解析受託サービスです。専用のシステムで画像をアップロードして解析の結果を待つだけです。多くの不正画像の特徴を解析したノウハウが本サービスに活かされています。画像加工が少しでも疑われるものについてはライフサイエンス研究と画像解析の専門家が確認し精査します。
LP-exam Proはローカル環境でご利用いただくソフトウェアタイプの画像解析ツールです。Cloud版と比べタイムラグの少ないスピーディな画像解析が可能です。細線化やエッジ抽出、その他解析サポートツールなどを実装しています。
<実装済の機能>
◯拡大機能(改変の有無の高速検査のために、拡大・整列等わかりやすく表示します)
◯自動検査機能(指定したフォルダ内の全実験画像に対して,自動的に改変検査を実施します)
<オプション機能>
◯スコア表示機能(「疑わしさ」「まぎらわしさ」 を定量化・スコア化します)
◯連携機能(他の論文管理ソフトウェアとの連携します)
◯重複データの探索機能(複数ファイル等を入力し、他の論文等に類似した実験画像がないか探索します)
○有償にて利用者講習会を承ります。
※オプション機能の設定は別途費用がかかります。
◆解析作業はユーザー様ご自身で行う必要があります。
英科学雑誌「ネイチャー」に掲載されたSTAP細胞の論文に含まれる画像に不正な加工や不自然な箇所があるという指摘が、生命科学界のみならず論文捏造をめぐる社会問題として大きな注目を集めました。LP-examは自動画像分類に関する特許技術を採用し大学や研究機関が画像をアップロードするだけで安易な加工の有無を検査することを可能としました。
◆LP-exam Cloud/価格体系
画像枚数の年間パッケージ契約となります。
1カット(画像枚数)6,000円~
※詳細はお問い合わせください。
◆LP-exam Pro/価格体系
スタンドアロン
購入料金(税別) 年間保守料金(翌年以降)
540,000円 108,000円
※ユーザー数の上限はありません。
※保守料金にはアップデート、翌年以降の使用権が含まれます。
LP-exam Pro/動作環境・仕様
CPU :Intel Core 2 Duo 1.8 GHz以上(Core i5 2.4 GHz以上を推奨)
メモリ:500 MB 以上(1 GB以上を推奨)
OS :Windows XP Service Pack 2 以降(32bit/64bit)
Mac OSX v 10.5(Leopard), CentOS6以降
入力画像ファイル:TIFF形式推奨(PNG、JPEG、DICOM、BMP、GIF、FITS、PDFなどのファイルも可能)
画像インタフェース:Java AWTによるグラフィカルユーザインタフェース
■ご注文
ユーザー様 ⇒ ユサコ株式会社
■アカウント発行
エルピクセル株式会社 ⇒ ユサコ株式会社 ⇒ ユーザー様
■検査のご依頼(データの送信)
ユーザー様 ⇒ エルピクセル株式会社
■検査結果のご報告
エルピクセル株式会社 ⇒ ユーザー様
ご不明な点がありましたらお気軽にお問い合わせください。
下記のエルピクセル株式会社ウェブサイトから無料のサービスをご利用いただけます。
利用規約をご一覧のうえお申し込みください。
https://lpixel.net/services/research/lp-exam/
※検証機能の一部に制限があります。