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2020/07/20

【終了しました】9/16 ユサコ設立70周年記念オンライン講演開催のお知らせ

※本講演は終了いたしました。

皆様のお力添えのお陰で弊社は設立70周年を迎える事ができました。
改めてお礼を申し上げると共に、これからも研究支援・学術コミュニティー発展のために社員一同、取り組んで参ります。


本講演は365名の方に申込を頂き、盛況のうちに終了しました。

本講演の登壇者には、出版者視点と学術情報分析視点で学術コミュニケーションの現状を俯瞰するために、AAAS Meagan Phelan氏とクラリベイト社 棚橋 佳子氏を招聘し、講演いただきました。

本ページにて、期間限定で当日の講演動画と講演資料をアーカイブ公開しております。(一部、公開終了済み)

また、講演の感想、ご意見などを募集しております。アンケートにご回答いただけますと幸いです。


AAAS Meagan Phelan氏 講演


クリックするとMeagan Phelan氏 講演部分から再生が始まります。


講演概要

  • コロナ禍におけるAAAS社の取組みについて
  • AAAS Science Press Packageチームの、論文アクセプト後の役割について概観
  • AAAS 全6誌におけるCOVID-19関連の実際の投稿データにおけるプレプリントサーバーの利用傾向について
  • プレプリントと査読付き学術論文に関する著者、メディア担当者のフィードバックや調査報告

AAAS Meagan Phelan氏 講演スライド ダウンロード

 





クラリベイト社 棚橋佳子氏 講演


クリックすると棚橋佳子氏 講演部分から再生が始まります。


講演概要

  • クラリベイト社 論文評価ツールの現在に至るまでのレビュー
  • ジャーナル・インパクトファクターやh-indexのような従来の研究論文評価指標を、さらに発展させたビームプロットやImpact Profileなどの新たな評価指標について

※講演スライドは公開終了しましたが、動画はご覧いただけます。



質疑応答

質問1:論文単位での評価指標は考えていますか。

回答: 相対被引用度(CNCI)、パーセンタイルといった指標は、いずれも論文単位で付与されていて、論文単位での評価指標として活用されています。 また、研究者ごと・機関ごとには、各論文集合の集計値を用いた分析が可能になっています。
この秋にInCtesに実装予定のCitation Topicsでは、引用情報をもとに論文単位で分野を付与し、論文ごとの多面的な分析や評価が行えることを目指しています。 * 当日の回答を修正しています。


質問2:Journal Impact Factorが注目されて、国内の学会誌に投稿することが軽視されており困っている。国内の学会誌の評価指数を検討してほしい。

回答: 国内学会誌がグローバルに発信し、その活動自体が重要であることを発信する支援をしています。
国内の学会誌が信頼できるものを示すことの一つとして、その分野における重要論文を出版し、当該学会誌が貢献していることを表すこともできます。国内学会誌の注目度を挙げるために、グローバルに発信することをお奨めしています。
WoSACというサービスで学会誌の注目度発掘&アピールの活動で支援しますのでご興味がありましたらご連絡ください。



開催概要

ユサコ設立70周年記念オンライン講演

日時:2020年9月16日(水) 9:00-11:00
参加費:無料
定員:500名

※オンライン会議ツールZoomを使用します

演題1  「COVID-19後の学術コミュニケーション」
※同時通訳あり

講師
Meagan Phelan 氏
Science Press Package Executive Director
American Association for the Advancement of Science(AAAS)


Meagan Phelan 氏 略歴
ゲティスバーグ大学で生物学とスペイン語の学士号、ジョンズホプキンズ大学でサイエンスライティングの修士号を取得。
AIR Worldwideでシニアライター職、Memorial Sloan-Kettering Cancer Centerでシニアライター兼エディター職を経て、2013年AAAS入社。
現在、Science Press PackageチームのExecutive Directorとして、世界中の記者のためにScience誌と姉妹誌コンテンツの認知度を高める取り組みを監督。

演題2  「研究論文の評価指標の今後」

クラリベイト・アナリティクス ロゴ

研究評価の指標には、単一の数字、メトリックスだけでは不十分で、多様な視点で評価に臨むことが求められている。ジャーナル・インパクトファクターやh-indexなどをさらに発展させ深堀して、ジャーナル、研究者、研究機関をプロフィールとしてデータの可視化をするメソドロジーを概観する。

講師
棚橋 佳子 氏
VP 戦略パートナーシップ統括
クラリベイト

棚橋 佳子 氏 略歴
1994年 米国メリーランド州立大学大学院図書館情報研究科修士課程修了
1995年 トムソン・コーポレーション㈱ ISIジャパン東京オフィス 研修マネジャー
2004年 同社トムソンサイエンティフィック 東京営業部シニア・ディレクター
2014年 同社トムソン・ロイター 日本営業統括VP
2017年 クラリベイト・アナリティクス 戦略パートナシップ統括 VP
現在に至る