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【学生必見】無料のEndNote basicとiOSアプリで文献管理

エクセルでの文献管理はもう古い?EndNote basicとiOSアプリでラクラク文献管理

普段論文やレポートを書く際、何を使って参考文献や引用論文を管理していますか?ローカルフォルダ、Excel、Evernote、テキストなど、方法は様々だと思います。中でもExcelを使っての論文管理はメジャーだと思いますが、著者やタイトルを個別に手打ちするには非常に時間と手間がかかります。

本コラムでは、論文管理でお悩みの方向けに、無料の文献管理サービスEndNote basicとiOSアプリを活用した使い方をご紹介します。


excelを使った文献管理の例

excelを使った文献管理の例。すべての項目を手入力やコピペする必要があり、非常に煩雑。また、フルテキストPDFは別管理になる。

無料で使えるEndNote basicとは?


EndNote basic概要図

EndNote basicは、無料のWeb文献管理サービスです。インターネットで検索した文献情報を、個人のライブラリで保存・整理し、管理することができます。 文献情報は、Web of Science、Google Scholar、PubMed等、およそ100種類以上のオンラインデータベースからカンタンに取り込めます。


 

レポートや論文作成の際には、搭載された約20種類のアウトプットスタイルを使って、参考文献リストを投稿規定に合わせて作成します。Cite While You Writeというプラグインをインストールすると、Word上でボタンをクリックするだけでEndNote basicライブラリから文献情報を引用できます。




また、EndNote basicのライブラリにある文献情報は、グループ単位で他のEndNote basicユーザーとも共有することができます(※添付ファイルを除く)。例えば、共同著者や研究室のメンバーで同じ文献を読み進めていく際に有効活用できます。


EndNote basic グループ管理の画像

EndNote basicのより詳しい機能と使い方については「EndNote Online (basic)」をご参照ください。

EndNote Online (basic)の紹介


無料アプリEndNote for iOSで論文を読むのもラクラク

EndNote basicと連携が可能な無料アプリ EndNote for iOSで、iPad・iPhone上で文献情報の表示・編集・整理・共有をカンタンに行えます。
EndNote basicに保存した文献をiPadやiPhoneで見ることができます。ハイライトや手書きのメモを書き加えることができ、拡大・縮小も自由自在です。




EndNote basicとEndNote for iOSアプリには同期機能があるため、同期を行うとiPad・iPhone上に残したハイライトやメモもEndNote basicに反映されます。EndNote basicでは添付したPDFを閲覧するにはPCなどにダウンロードする必要がありますが、iOSアプリを使用することで、iOS機器で直接閲覧することができます。

これらの便利な機能を使えば、紙で文献を読む時と同様、自分にとって最も分かりやすい形で必要な情報を記録に残し、通勤・通学の移動時間、ちょっとしたスキマ時間など、読みたい時にいつでも文献情報にアクセスできます。

また、AirDropに対応しており、会話で話題になった文献をその場ですぐに共有することも可能です。


EndNote for iOSの紹介


思い立ったが吉日!早速文献管理を始めてみよう!

課題提出やレポート期限前に「参考文献は何だっけ?」とあわてて対処していませんか?忙しい日常だからこそ普段から文献管理のクセをつけておくことで、いざという時にあせらずにすみます。

まずは無料で使えるEndNote basicのアカウントを取得して、気になる文献などを取り込んでみてください。

CiNiiで文献を取り込む方法

2019年にノーベル化学賞を受賞された吉野彰先生の論文を試しに取り込んでみましょう。





院生や研究者の方は、いつも文献検索で使っているデータベースから、修論引用に使う文献や研究に必要な文献を取り込んでみてください。


Google Scholarから文献情報を取り込む方法 PubMedなどから文献情報を取り込む方法


授業や研究に成果発表は必須ですが、自分の考えに信頼性や説得力を持たせるのに参考文献は欠かせません。文献管理は今から始めることを強く推奨いたします。


EndNote basicとEndNoteデスクトップ版の違い

EndNote basicとデスクトップ版の大きな違いは、EndNote basicが無料のサービスであることに対し、EndNoteデスクトップ版は有料のサービスとなります。

また、前者はWebサービスであり、インターネット上で個人のWebアカウントを作成しますが、後者はソフトウェアのため、PCにインストールする必要があります。ただし、EndNote basicで作成したライブラリは、デスクトップ版にそのまま引継ぐことができます。


EndNote basicとデスクトップ版の比較表

その他にも、
・添付容量は原則無制限(2年間)で、関連ファイルを自在に管理
・参考文献リストはドラッグ&ドロップでの直感的な操作が可能 など、様々な利点があります。

EndNote basicの詳細な機能比較表についてはこちらをご覧ください。



無料のEndNoteアカウントの違い

本コラムでは、誰でもアカウント作成が可能な「Endnote basic」についてご紹介しましたが、実は「所属機関がWeb of Science導入している」、または「デスクトップ版を購入している」方は、通常のEndNote basicよりもさらに便利に活用できます。


EndNote Online 系統図
  1. 通常のEndNote basic

    無料のアカウント。ファイル容量の制限や、取り込み可能なデータベース数、対応アウトプットスタイル数などが他アカウントと異なります。

  2. Web of Science導入機関用EndNote basic

    所属機関がWeb of Scienceを導入している場合、「Web of Science導入機関用のEndNote basic」となり、通常の「EndNote basic」と比較すると取り込み可能なデータベース数や使用可能なアウトプットスタイル数が増加します。

  3. デスクトップ版(有料)付属のEndNote Online

    有料のデスクトップ版を購入すると、EndNote Onlineアカウントが付属します。収録レコード件数やファイルの容量に制限がありません。

 

 

EndNote basic / EndNote for iOSは開発元Clarivate Analyticsがサポートしています。機能についてのお問い合わせや利用方法はClarivate Analyticsへご連絡ください。

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