Writefull紹介(3分)
概要とデモ(30分):日本語字幕あり(Webinarレコーディング)
WritefullはAI技術を用いた学術英文専用の校閲ツールとして、学生や研究者の執筆活動を支援します。全学際分野に対応しています。
数百万の雑誌論文を機械学習して得られた言語モデルを使用し、文法、スペル、用語、句読点、スタイル、文章の流れのほかに、語順を含めた書き換え提案をします。
学術誌への投稿などさまざまなシーンで英文執筆活動を支援します。
* 出版社様向けサービスもあります。
Writefullは利用シーンに応じ、執筆環境(ワープロ)内で動作するアプリケーション「
Writefull for Word」と、執筆した原稿をオンライン上のサイトにアップロードして使うWebアプリケーション「
Writefull Revise / Writefull Cite」、LaTexエディターのOverleafに連動させる「
Writefull for Overleaf」が提供されています。
記載のサービスは1か月間の無償トライアル(機関向け)で体験していただくことが可能です。
Writefull for Word
Microsoft Wordのアドインとして動作します。以下の8つの機能を原稿執筆時にご利用いただきます。
※英米スペルに対応:Overleaf版に続き、Writefull for Wordでも、スペルチェックに英米を選択できるようになりました。(2023/2/8)
※2つの校閲モード
Proofread:文法、スペル、用語、句読点、スタイルの 5 つの観点
からチェックします。
Full Edit:文章をより分かりやすく書き換えます。
① Check Document
文書全体の校閲を行い、数秒で改善提案を右枠にリストします。推奨度合いがパーセンテージ表示され、受け入れるかどうかの判断に役立ちます。各提案は本文の該当箇所にリンクしていて、提案オプションをクリックすれば本文が変更されます。
② Check Paragraph
前述のCheck Documentは文書全体を校閲対象にしますが、特定の段落に限定したい場合はこのメニューを使います。
③ Revise with Track Changes
改善提案をWordの校閲機能と連動させ変更履歴に表示します。通常のWordの操作と同様に「承諾」、「元に戻す」を使い提案の採否を本文に反映させます。
④ Sentence Palette
学術論文で良く使われるフレーズの例文集です。典型的な論文のセクションごとに決まり文句が収録されています。提示されたフレーズをクリックすることで本文に挿入できます。
⑤ Language Search
Writefullが内部に保有するフルテキスト文献データベースを検索し、特定の単語やフレーズがどのような文脈でどのように使われているのか参照することができます。次の5つの用途があります。
▪
例文の検索
検索に入力した単語・フレーズの登場箇所を表示し、前後の記述を参照し用法を確認
▪ 同義語の調査
検索に入力した単語に対して、文章の意味を変えずに置き換えられる単語を検索
▪ 近接単語の調査
入力した単語・フレーズに直前・直後して使われる単語を検索
▪ 単語の比較
入力した2つの単語の登場頻度と登場箇所を確認
▪ フレーズの比較
入力した2つのフレーズの登場頻度と登場箇所を確認
⑥ Title Generator
抄録からタイトルを自動作成する機能です。繰り返し実行すると複数の提案を得ることができます。
Writefull for Word, Writefull for Overleafでご利用いただけます。
現在この機能は以下のURLからも無料でお試しいただけます。
https://x.writefull.com/title-generator/index.html
⑦ Paraphraser
選択した文章を自動的に書き換える機能です。書き換えの度合いを低,中,高の三つのレベルから選択できます。
Writefull for Word, Writefull for Overleafでご利用いただけます。
現在この機能は以下のURLからも無料でお試しいただけます。
https://x.writefull.com/paraphraser/index.html#
⑧ British-American spell check
スペルチェックの英米選択トグルから設定を変更すると、テキストが再処理されます。
校閲モードがFull Editの場合にのみ利用できます。
Writefull Revise
校閲対象の文書ファイルをご利用機関様の専用サイト(URL)にアップロードして利用するWebアプリケーションです。
Writefull for Wordと同様に5つのカテゴリー別に改善提案が表示されます。
Writefull Cite
校閲対象の文書ファイルをご利用機関様の専用サイト(URL)にアップロードして利用するWebアプリケーションです。文体のAI分析により引用文献の追加が期待される表現箇所を指摘します。
Widgets
・Writefull for OverleafのUIがアップデートされました(2022/6/28) (ユサコニュース第338号)
Abstract Generator
AIによって論文の要約を自動的に生成するサービスです。
こちらからAbstract GeneratorのWebページへアクセスし、原稿の本文を貼り付けて”Generate abstract and title”ボタンをクリックすると、抄録とともに論文のタイトルが表示されます。
現在(2023年2月時点)は無料公開されており、今後数ヶ月に渡って改善が行われる予定です。
全サービスにおける利用者端末とWritefullサーバとの通信はエンドツーエンドで暗号化しています。Writefullの方針として、利用者が校閲対象にした文書ファイルは保存しません。また、利用者が受け入れたWritefullの校閲案をWritefullのアルゴリズム改善に使用しません。
「機関向け」
機関向けに全サービスを含むローンチ・パックを、グループ(10名以上)単位の利用ではWritefull for Wordをそれぞれ年間ライセンスでご提供します。
資料請求・機関向けトライアル申し込みなどはお問合せフォームよりお気軽にご連絡ください。
資料請求・ご質問はこちら
「個人向け」
個人向けではWritefull for Word、Writefull for Overleaf が利用可能です。利用期間は1か月、3か月、12か月からお選びいただけます。
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Writefull for Word
Windows |
Office Online / macOS |
・ Windows 7 SP1以降 |
・ Microsoft 365、Office 365 |
・ Office 2013以降 |
・ Word Online |
|
・ Office 2019 |
|
・ Office 2016+ |
Writefull Revise・Writefull Cite
▪Chrome、Firefox、Safari、Edge などのエバーグリーンブラウザで動作します。
▪Edge をお使いの場合は、Chromium 版(2020年1月15日以降)が必要です。
Writefullは機関・グループ(10名以上)向けに1か月間の無料トライアルを提供しています。
下記フォームより必要事項を記載の上、お申し込みをお願いいたします。
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