例えば次のような資料を互いにリンクさせます。
・電子ジャーナル
・書誌データベース
・図書館目録
・その他web資源
お客様からのリクエストに応じ、様々な資源のリンクを設定できます。これにより、OPACから書誌データベース、書誌データベースから電子ジャーナル、電子ジャーナルからUnion Catalogといった、切れ目のないリンクが実現します。
機関で購読している、または無料で利用できる文献検索データベースの検索結果に自機関の「SFXメニュー」に誘導するための専用のSFXアイコンを表示します。利用者がアイコンをクリックすることでSFXメニューのナビゲーション画面を経由し、機関で購読している電子ジャーナルやオープンアクセスを含めた入手可能なフルテキストや関連する文献・文献情報へ利用者をナビゲート(誘導)します。
SFXを導入することで利用者が文献を検索する際の利便性を高め、機関内外の学術情報資源から文献を入手する可能性を広げます。
データべースで
文献を発見 |
文献を入手するためのルートを提示 |
適切な手段で文献を入手 |
[≫
SFXメニュー の設定例]
(クリックするとSFXのメニュー画面にリンクし、ターゲットの設定例を表示します)
※アイコンを表示させるデータべースはOpenURL送信機能に対応している必要があります
・電子ジャーナル、電子ブック リスト機能(A-Zリスト)
SFXに登録されている契約電子ジャーナルやオープンアクセスジャーナル、電子ブックのリスト機能を提供します。電子ジャーナル名での検索だけでなく「分野」や「提供元」から検索し、検索結果一覧からフルテキスト提供サイトのジャーナルトップページにリンクします。
SFXに登録されたジャーナルの変遷情報も簡単に確認することができます。
[≫SFX A-Zリスト の設定例]
・CitationLinker(Fetch Item)
SFXに収録されている書誌情報データベース「ナレッジベース」を使って詳細な書誌情報やDOI、PMIDなどから文献(または雑誌・書籍)を検索することで、SFXメニュー上で機関内での入手手段を提示します。
[≫CitationLinker の設定例]
※ユーザーインタフェースは導入機関様ごとに文言修正やバナー設置などのブランディングが可能です。
・オートロード機能
APIを通してKBARTフォーマットで取得した契約機関の電子ジャーナル、電子ブックの購読タイトル情報をSFXに定期的に自動反映させる機能です。メールアドレスや出版社で発行された「Token ID」をSFX管理者機能に登録することで、自動更新の設定が完了します。
※現在、SFXオートロード機能は Elsevier(ScienceDirect)、Ovid、Springer、Wiley の4つの出版社に対応しています。
管理者機能からリンクリゾルバーSFXが利用された統計情報を21通りの視点から確認し、利用者の動向を把握することができます。
例)
・リンク元ソース(データベース)ごとのSFX利用頻度集計
・電子ジャーナルタイトルごとの利用頻度集計
・もっとも利用頻度の高い電子ジャーナル
・フルテキストが利用できなかった電子ジャーナルの集計
利用者画面 (SFXメニュー, A-Zリスト, CitationLinker, etc.):
-Microsoft Edge (最新バージョン)
-Mozilla Firefox (最新バージョン)
-Google Chrome (最新バージョン)
-Safari 9 のいずれかが動作する環境
管理者画面:
-Microsoft Edge (最新バージョン)
-Mozilla Firefox (最新バージョン)
-Google Chrome (最新バージョン)