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コンテンツ

EndNote Web

EndNote Web はデスクトップ版 EndNote バージョン 21 以上のユーザーのみが利用できるウェブサービスです。

デスクトップ版 EndNote のアプリから同期用ウェブアカウントを登録すると、EndNote Web にログインできるようになります。
EndNote Web ログインページ: https://web.endnote.com/login
※同期用ウェブアカウントは、原則 1 ライセンスに付き 1 回のみ登録可能です。
※従来のウェブ版(EndNote online / basic)とアカウント連携します。同じアカウント情報で従来のウェブ版にもログイン可能です。
※現在本サービスは開発途上です。今後さらなる機能追加が予定されています。
 追加を希望する機能がありましたら画面右側に表示されている [Feedback] からご要望を「英語で」お送りください。

EndNote Web はデスクトップ版 EndNote のライブラリと同期することを想定して開発されています。

 同期用ウェブアカウントの登録方法はこちらを参照

デスクトップ版 EndNote ライブラリと同期することで、収集した文献情報やフルテキスト PDF などの添付ファイルをウェブ上の個人ライブラリに保存することができます。
ウェブ上に保存されるので、デスクトップ版 EndNote をインストールしていない端末からもデータを閲覧することが可能になります。

※添付ファイルは原則一度 PC にダウンロードしてから開いて閲覧する形式です。ウェブ上のデータを直接開くわけではありませんので、開いたデータに加えた編集を上書き保存することはできません。
※PDF ファイルはブラウザ上で開くこともできるようになりました。ただし注釈機能などはありませんので、変更を加えたい場合は PDF ファイルをダウンロードしてから PDF ビュアーアプリで開き、注釈などを加えてください。加えた編集を上書き保存することはできません。


デスクトップ版 EndNote と同様のインターフェイスと操作性

新しい EndNote Web は従来のオンラインサービス(EndNote online / basic)よりもデスクトップ版のライブラリ画面に似たレイアウトと操作性になっています。

  • Custom Group の他に Group Set も表示
    ※2023年8月1日現在、Smart Group や Create From Groups、Tag は表示されません。

  • レコード(文献情報)をクリックすると画面右側に詳細画面が表示され、[ Summary / Edit / File Attachment ] のメニューを表示
    ※"File Attachment" は該当レコードに添付されているファイルを一覧表示するのみです。同じ画面上にプレビューを表示することはできません。

  • レコードをドラッグ&ドロップでグループに分類可能
    ※レコードをドラッグ&ドロップする際は、レコードの左側にある二重線のアイコン [=] に対して操作する必要があります。​


  • グループをドラッグ&ドロップすることで、所属グループセットを変更可能

 

文献情報の取り込み

EndNote Web はオンラインデータベースから出力した文献情報のデータファイルを取り込むことが可能です。手元にデスクトップ版 EndNote をインストールした端末がない場合でも、空いた時間に文献情報を収集することができます。EndNote Web に直接取り込んだ文献情報は、その後デスクトップ版 EndNote で同期をすればデスクトップ版のライブラリにも反映されます。
※2024年4月1日現在、取り込み可能なデータファイルは RIS 形式 / nbib 形式(PubMed)/ PDF です

  1. EndNote Web にログイン
  2. 保存されている文献一覧の上に表示されている アイコンをクリック
  3. "Import from file" を選択
    ※"Create manually" を選択すると、手入力でレコードを登録可能です。
  4. 表示された画面で [Choose file to upload] をクリック
  5. データベースから出力した文献情報のデータファイルを選択して開く
  6. 追加で表示された選択肢にて、取り込むデータを [Unfiled] (=未分類) と [Create a new group] (=新しいグループ) のどちらに所属させるか選択
    ※既存グループに取り込みたい場合は、そのグループを選択している状態で「2.」からの操作を行う必要があります(グループセットは不可)
    ※どのような選択をした場合でも [All References] には取り込まれた文献情報が表示されます。
  7. 画面上の [Import] ボタンをクリックすると文献情報が取り込まれる

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無料アプリ EndNote for iOS との連携も可能

EndNote Web は iPhone や iPad などの iOS 向け無料アプリ EndNote for iOS と連携することで、iPhone や iPad 上でライブラリに保存したデータの閲覧や編集をカンタンに行うことができます。
EndNote for iOS では PDF をアプリ内に直接表示し、ハイライトやメモなどの注釈を加えることができるので便利です。

これらの便利な機能を使えば、紙で文献を読む時と同様、自分にとって最も分かりやすい形で必要な情報を記録に残し、通勤・通学などの移動時間や、ちょっとしたスキマ時間など、読みたい時にいつでも文献情報にアクセスできるようになります。


EndNote for iOS は PDF の閲覧に便利。通勤・通学などの移動時間や、ちょっとしたスキマ時間などにも論文をサッと読めます。