Q&A詳細

投稿先のジャーナルを変更する際、変更前後の各投稿規定の違いによって本文中の引用表記「　[1] や (Pepperberg, 2006)　など」とピリオドの位置（前後）を入れ替えたい場合があります。

例：
Sentence.(1)
　　↑↓
Sentence(1).

文中のピリオドは手入力されたものですので、EndNote の機能で出力位置を変更することはできません。
EndNote の引用出力をアンフォーマット化することで固有な文字列にできれば、Word の置換の機能でピリオドの位置を一括変更可能です。下記の操作例をご参照ください。

【注意】

• 引用出力をアンフォーマット（一時引用）の状態にした際に使用設定されている記号を、文書中の他の箇所に使用していない状態である必要があります。
  （参考：一時引用とは）
• 本操作を行うと、文末ではない文中の引用表記の前後にもピリオドが付いてしまいます。操作後に手入力で削除するなどしてご対応ください。

【操作手順（例）】
※一時引用の記号は初期設定の場合を例とします。
　記号を変更している場合はその記号を使用するよう読み替えてご対応ください。
※下記は Sentence.(1) を Sentence(1). に変更する場合を例とします。
　引用表記とピリオドの間にスペースが入力されている場合はスペースを入れることもご考慮ください。

1. 念のため Word のバックアップを作成
2. EndNote と Word を起動
3. Word 上の EndNote アドインメニューにて、EndNote の引用出力を一時引用に戻す操作を実行
   （Windows）[Convert Citations and Bibliography] → [Convert to Unformatted Citations] を選択
   （Macintosh） [Tools] → [Convert to Unformatted Citations] を選択
4. ​EndNote から引用した箇所が下記のように変換される
   ... sentence.{Author, Year #Number}
5. Word の置換の機能を使用して " .{ " の文字列を " { " に置換する（ピリオドの削除）
   ※置換の画面では [オプション] を開き、あいまい検索をオフにする必要があります。
   （Windows） 　（Macintosh）
   　
6. ​続いて、" } " の文字列を " }. " に置換する（ピリオドの挿入）
   
7. 上記の操作で、下記のような表示になる
   ... sentence{Author, Year #Number}.
8. Word 上の EndNote アドインメニューにて [Update Citation and Bibliography] をクリックすると再フォーマット化され、指定しているスタイルの出力形式になります。
   例：　... sentence(1).
   
   ※[Update Citation and Bibliography] をクリックした際に "EndNote Select Matching Reference" 画面が表示された場合は こちらのページ をご参照ください。

以上