商品詳細

American Society of Cell Biology

学術ジャーナル

The American Society of Cell Biology（ASCB)は、生命の基本単位である細胞を研究する生物学者の包括的・国際的コミュニティです。本学会は、科学的発見の推進、健全な研究政策の推進、教育の向上、専門能力開発の促進、科学に携わる人々の多様性を高めることに貢献しています。

　

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・お知らせ
特別号にて随時投稿を受け付けています（2024/11/29）

タイトル紹介

Molecular Biology of the Cell (MBoC)は、米国細胞生物学会のオフィシャルジャーナルです。
1989年の創刊以来、細胞生物学、分子生物学、発生生物学に関わる幅広い分野の研究論文を掲載しています。

Editor-in-Chief: Matthew Welch
Impact factor: 3.1 (2023)
ISSN (online): 1939-4586
発行頻度：年14回
購読形態：Online only
雑誌URL：https://www.molbiolcell.org/

Molecular Biology of the Cellについて

特別号のご案内

MBoCでは年に数回、特別号を刊行しています。
2025年の刊行スケジュール、投稿受付締切、Lead Editorsについては以下のページをご参照ください。
・Call for Papers (ASCBウェブサイト)
"The Nucleus in Stem Cells and Development"号では、京都大学の斎藤通紀先生、マサチューセッツ工科大学の山下由起子先生がLead Editorをご担当されています。

Editorial Boardメンバーのコメント

大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻特任教授
吉森保先生
(2023年12月までBoardメンバーに在任)

❝ 学術雑誌には、営利企業によって運営されプロのエディターが采配するものと、主に非営利団体が運営し編集も研究者主体でおこなうものがあります。現在は前者が全盛で、高嶺の花になっている雑誌もそちらに属しますが、ややもすると内容より結論が派手なものが選ばれる傾向があります。科学は、地味でも確かなデータに裏付けられた堅実な論文によって前進します。もちろんどうでもいい知識の増加ではだめですが、conceptual advanceがあればセンセーショナルなストーリーである必要はありません。基礎生物学では世界最大規模で歴史もあるアメリカ細胞生物学会の機関誌であるMolecular Biology of the Cellは、研究者による研究者のための雑誌として一貫したポリシーの元、日本人が得意とするきっちりした、キラリと光る仕事を掲載してきました。私のキャリアの中でも重要な成果のいくつかを、MBoCで発表しています。投稿者に優しい様々な便宜もあります。是非MBoCに投稿してみてください。 ❞

京都大学高等研究院ヒト生物学高等研究拠点
京都大学大学院医学研究科機能微細形態学
斎藤通紀先生
(2022年よりBoardメンバーに在任中)

❝ Molecular Biology of the Cellは、アメリカ細胞生物学会が発行する、細胞生物学・分子生物学・発生生物学分野における、歴史ある “standard journal” です。私自身は、故月田承一郎先生の研究室の大学院生時代の仕事として、“Complex phenotype of mice lacking occluding, a compo-nent of tight junction strands”* と題する論文を発表出来ました。この度、ご縁あって、本誌のAssociate Editorsの一人として、幹細胞・生殖細胞生物学の分野を担当することとなりました。科学の発展に堅実に貢献する成果をご投稿頂ければ幸いです。❞
* Molecular Biology of the Cell Vol. 11, No. 12: https://doi.org/10.1091/mbc.11.12.4131

著者向け情報

著者向け情報ページ（投稿手順、投稿料など）：https://www.molbiolcell.org/info-for-authors
投稿手順の詳細：https://www.mbcpapers.org/cgi-bin/main.plex?form_type=display_auth_instructions
※Molecular Biology of the Cell (MBoC) の投稿規程は文献管理・論文作成支援ソフト『EndNote』にサポートされています。

MBoCの著者は、適切なクレジットを付与しURLリンクを掲載することで、CC-BYクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのもと、
エンバーゴ無しで掲載された論文をリポジトリに公開することができます。

また、年に数回開催されるオンラインディスカッション「Author Hour」では、MBoC編集長のMatthew Welchと
執筆中の原稿について話し合ったり、MBoCについて詳しく知ることができます。

ビデオアブストラクト

Molecular Biology of the Cellでは、原稿が受理された著者の方へ、論文に付随する2分程度のビデオアブストラクト作成を推奨しています。
ビデオの作成から提出までの流れは、下記の著者向けページからご確認頂けます。
https://www.molbiolcell.org/science-sketches

学会員の特典

American Society of Cell Biologyでは学会員を募集しています。
会員特典として、新規に投稿される会員が責任著者となるすべての研究原稿が、査読に送られることを保証します。
これは投稿した論文がアクセプトされることを保証するものでは有りませんが、MBoCが提供する迅速で公正で建設的な査読と、
編集上のフィードバックを受けることが出来ます。

・ASCB News page
New Member Benefit – Guaranteed Peer Review in MBoC

特別号の論文募集

Molecular Biology of the Cellでは特別号の論文を募集しています。
特別号「The Nucleus in Stem Cells and Development」では、京都大学の斎藤通紀先生と、マサチューセッツ工科大学の山下由起子先生が編集者を務めます。
特別号は随時投稿を受け付けています。是非この機会に投稿をご検討ください。

特別号「The Nucleus in Stem Cells and Development」（随時投稿受付）

詳細はこちら：https://www.molbiolcell.org/nucleus-stem-cells
以下を含む様々な分野での投稿を歓迎します。
・核の構造と組織
・核ラミナ
・核内構造
・染色体の構造と機能
・相分離
・DNA複製、修復、組換え
・トランスポゾン
・転写/エピジェネティック制御

なぜMBoCに投稿するのか？

MBoCは論文閲覧・ダウンロード数：年間225万件以上を誇る学術雑誌です。
平均して43％の原稿が受理され、同じ分野の科学者による建設的な査読を受けることができます。
また、投稿から出版までのプロセスも以下の通り迅速に行われます。
　- 投稿から初回判定まで　　　　　　：平均3日
　- 投稿からポストレビューの決定まで：平均27日
　- 受理からオンライン出版まで　　　：平均14日

・エディターからのメッセージ（英語コメントからの参考和訳）

「MBoCは細胞生物学のあらゆる分野における質の高い論文を掲載し、生殖細胞、多能性幹細胞、
　初期胚の細胞生物学の進歩のための重要なプラットフォームとして機能しています」
斎藤通紀先生

「MBoCは細胞生物学のコミュニティにおいて、厳密な研究を公正な査読のもとに発表するための真髄ともいえるプラットフォームを
　提供しています。また、細胞生物学の分野において賞味期限が非常に長い画期的な論文を数多く発表しています」
山下由起子先生

その他の特別号でも投稿を募集しています。詳しくはパンフレット PDFをご覧ください。