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ユサコニュース詳細

USACO News:詳細

2025/10/31:10月のニュース (ユサコニュース第378号)
 

JoVE:AI活用の新機能「JoVE Visualize」提供開始
 研究・教育動画を提供するJoVEは,AIを活用した新機能:JoVE Visualizeベータ版をローンチしました。

 JoVE Visualize は,PubMedなどに収録されている様々な出版社の論文をJoVEのプラットフォーム上で検索し,選択した論文に関連するJoVE動画をAIが提案するサービスです。文字のみの論文から,関連する実験手技や科学的概念を視覚で確認できる動画へ容易にアクセスでき,効率的な理解を促します。

 ※JoVE Visualizeでの検索は誰でも無料でできますが,検索結果で提案されるJoVE動画の全編を視聴するにはJoVEの購読が必要です。

・JoVEブログ
https://blog.jove.com/visualize-new-platform-2025

・弊社JoVE紹介ページ
https://www.usaco.co.jp/product/detail.html?pdid=131

Research Solutions:新機能の紹介(2025秋)
 ドキュメントデリバリーサービスを核に文献の発見・取得・管理を合理化するソリューションを提供するResearch Solutions社のプラットフォーム,Article Galaxyに実装された新しい機能をご紹介します。

■AI Rights Management:コンプライアンスを遵守したAI利用のための統合ソリューション
 Article GalaxyにAI Rights管理機能が追加され,ジャーナルコンテンツのAI利用のための権利を購入・管理できるようになりました。これにより出版社が求めるコンプライアンスを維持しつつ,生成AIアプリケーションで研究論文を活用することができます。

研究におけるメリット:
・ライセンス取得を簡素化:論文とAI Rightsを同時に購入可能です。既に論文を保有している場合は,PDFを再購入せずにAI Rightsのみ購入することができます。
・ワークフロー全体に統合:検索結果,論文詳細,オーダーフォーム,オーダー履歴,PDF Library,Re-Use Rightsインターフェース,Article Galaxy Referencesなどの各画面に,AI Rights機能が表示されます。
・明瞭なナビゲーション表示:AI Rightsのステータスをタグの色で確認できます。
 - AI Rights Granted(濃青タグ):AI Rights取得済み,コンプライアンスを遵守したAI利用が可能
 - AI Rights Available(淡青タグ):ワンクリックでAI Rightsの購入が可能
・柔軟なアカウント設定:出版社別にAI Rightsの提供可否をカスタマイズ,価格設定や請求要件など,各機関の方針に合わせて設定が可能です。

■Article Galaxyの最新アップデート
・インターフェースの再設計:My OrdersとPDF Libraryで主要情報に即座にアクセスが可能になりました。一覧画面の右枠に抄録を表示するほか,タブ切り替えなしでRe-Use Rights情報に直接アクセス,Sciteバッジで引用情報が確認できます。またMy Ordersからは当該論文の再注文や補助資料の追加注文,価格情報の確認が簡単にできるようになりました。
・検索精度の向上:論文タイトルを入力,または貼り付けると自動的に完全一致検索を実施し,目的の論文を結果の最上位に表示する仕様になりました。
・即時提供可否の可視化:クイックダウンロードの対象論文にはInstant Deliveryタグが表示され,即時に入手可能な論文を瞬時に特定できるようになりました。
・ブラウザー拡張機能の統合:Article GalaxyのブラウザーエクステンションがPDF Libraryのタグ付けに対応しました。これによりブラウザーの拡張機能で作成されたタグはArticle Galaxy ReferencesとPDF Libraryにも適用され,一貫した管理が可能です。

・こちらで紹介した機能に関するお問い合わせ先
https://www.usaco.co.jp/contact/?frmid=33&pdname=Article+Galaxy

     ・Research Solutions社リリースノート
https://www.researchsolutions.com/resources/release-notes/fall-2025-updates

Writefull:翻訳機能を追加
 AI学術英文校正ツールのWritefullに新しく「Translate」機能が追加されました。

 WordやOverleafの編集画面で,ハイライト選択した個所を,プルダウンメニューのリストから指定した言語に翻訳します。Word版では現在,中国語,英語,フランス語,ドイツ語,ヒンディー語,インドネシア語,日本語,韓国語,ポルトガル語,スペイン語の10か国語に対応しています。従来も,WritefullのAIプロンプト「Ask AI」を使えば翻訳することができましたが,機能化したことにより利便性が向上しました。

・Writefull for Word:10か国語対応
・Writefull for Overleaf(AI Assist):現在7か国語対応
 ※対応言語は10〜11月にかけて順次拡大予定です。

 複数名での無料トライアル(グループ・機関)も受け付けています。詳細は弊社までお問い合わせください。

・弊社Writefull商品ページ
https://www.usaco.co.jp/product/detail.html?pdid=419

Multi-Sigma:ウェビナー開催のご案内
 弊社は11月より,無料のMulti-Sigmaウェビナーを全3回開催します。
 Multi-Sigma(マルチシグマ)は,限られたデータからでも高精度な予測と最適化を実現できるAIアプリケーションです。本ウェビナーでは,初級編から実例編まで,研究・開発・業務におけるAI活用の方法を体系的に学べます。
 今回は,全3回のうち第1回ウェビナーについてご案内します。参加登録者には録画が提供されますので,ライブイベントに参加できない場合もぜひご登録ください。

■Multi-Sigmaウェビナー:第1回 初級編
【日時】2025年11月20日(木)12:00~13:00
【参加対象】データ解析,AI分析の基礎をこれから学びたい方
【講師】金井 龍一 博士(統計科学)(株式会社エイゾス 事業部長)
【概要】
 第1回ウェビナーでは,Multi-Sigmaを活用したノーコードデータ分析の基礎をわかりやすく解説します。ガウス過程回帰やニューラルネットワークを用いたデータ分析の基本的な考え方を学びながら,AIによる解析プロセスを学びます。さらに,評価指標・変数選択・次元削減・アンサンブル手法など,データ分析を行う上で欠かせない基礎理論についても実践的な観点からご紹介します。
 第2回・第3回のウェビナーは,12月・1月に開催を予定しており,より実践的な内容や事例紹介を通じて,AI活用の理解を深めていただけます。

第1回ウェビナーのお申込みは下記リンクをご覧ください。
https://usaco-co-jp.zoom.us/webinar/register/WN_XBLt8ha9STWrxoI5-uodBQ

・弊社Multi-Sigma商品ページ
https://www.usaco.co.jp/product/detail.html?pdid=426

Alma Starter & Primo VEとRapidILLの専用サイトを公開
 弊社は2025年10月に次世代電子資料管理統合ソリューション「Alma Starter & Primo VE」と図書館間貸借システム「RapidILL」の紹介サイトを公開しました。

■Alma Starter & Primo VE 紹介サイト:
https://rs.usaco.co.jp/librarysystem/alma-starter/

「Alma Starter & Primo VE」はAI技術と巨大なディスカバリーインデックスを活用した次世代電子資料管理統合ソリューションです。

【Alma Starter】
・効率的な電子資料管理: 合理化されたワークフローにより,電子リソース管理にかかわるすべての作業を一元化します。
・詳細な利用分析機能: ユーザー行動を分析し,サービス改善に活用できるインサイトを提供します。
・AI書誌作成支援: タイトルやISBNから書誌データを自動補完し,目録業務の負担を大幅に軽減します。

【Primo VE】
・巨大なディスカバリーインデックス: 5,000以上の提供元から55億以上のレコードを集約した膨大なデータベースで,幅広い文献検索が可能です。
・AI搭載の自然言語検索: 自然言語での質問に対し,AIが関連性の高い5つの記事を要約と共に提示し,文献調査を効率化できます。
・直感的なインターフェース: 利用者体験を重視した分かりやすい設計で,ストレスのない情報検索を実現します。

■RapidILL 紹介サイト:
https://rs.usaco.co.jp/librarysystem/rapidill/

「RapidILL」は世界750機関・20カ国以上で採用されている図書館間貸借システムです。

・24時間以内のデリバリー目標: 電子ファイルでのやり取りにより,国内外を問わず迅速な資料提供を実現します。
・リクエスト成功率95%: 効率化された仕組みと全世界の参加機関により,高い成功率を実現しています。
・自動化されたワークフロー: 従来必要だった所蔵調査や送料確認をシステムが自動処理し,図書館員の業務を大幅に軽減します。
・OA文献の自動チェック機能: 依頼受付時にオープンアクセス文献を自動検出し,即座にデリバリー可能となります。
・相互貸借の理念を尊重: グローバルな図書館コミュニティとの協力体制を構築します。

クラリベイト:公開ウェブセミナーのご案内
 2025年11月開催の,クラリベイト主催の公開ウェブセミナーをご案内いたします。

論文執筆の必須アイテム EndNote Onlineによる文献管理

【日時】2025年11月11日(火)14:00~14:45
【参加対象】研究者,大学・大学院生,図書館員,論文執筆・支援に関わる方
【概要】文献管理ツールEndNote Onlineを使って,簡単に必要な文献を保管・共有し,引用文献リストを自動作成したり,投稿ジャーナルに合わせてリストを一括変換する方法をご紹介します。

お申込みは下記リンクをご覧ください。
https://clarivatesupport.webex.com/weblink/register/re23b1de24bcc3f51476093688bf7f51b

学会展示・セミナー開催スケジュール
  • 日本動物実験代替法学会(パシフィコ横浜):2025年11月1日(土)~11月3日(月)
  • 国際混合研究法学会アジア地域会議2025東京(聖路加国際大学):2025年11月8日(土)~11月9日(日)
  • 第67回日本小児血液・がん学会学術集会/第23回日本小児がん看護学会学術集会/第30回がんの子どもを守る会公開シンポジウム((福岡国際会議場):2025年11月19日(水)~11月21日(金)
  • 日本官能評価学会 第30回(2025年)記念大会(日本女子大学目白キャンパス):2025年11月22日(土)~11月23日(日)
  • 日本スポーツ理学療法学会学術大会(札幌市教育文化会館):2025年11月29日(土)~11月30日(日)(金)
  • VACUUM2025真空展(東京ビッグサイト 南ホール):2025年12月3日(水)~12月5日(金)
  • 日本分子生物学会(パシフィコ横浜):2025年12月3日(水)~12月5日(金)
  • INFOPRO(国立研究開発法人科学技術振興機構 東京本部別館K’s五番町/オンライン配信とのハイブリッド方式):2025年12月4日(木)~12月5日(金)
  • 第45回日本看護科学学会学術集会(朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター):2025年12月6日(土)~12月7日(日)
  • 日本病院総合診療医学会学術総会(出島メッセ長崎):2026年2月21日(土)~2月22日(日)
  • 第103回日本生理学会大会(東京医科大学):2026年3月10日(火)~3月12日(木)
  • 日本薬学会年会(関西大学 千里山キャンパス):2026年3月27日(金)~3月29日(日)
  • 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会(国立京都国際会館):2026年5月29日(金)~5月31日(日)

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