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日本人論文紹介:詳細

2021/08/17

頭頸部傍神経節腫の遺伝子変異の鑑別におけるMR画像とCTの評価

論文タイトル
Assessment of MR Imaging and CT in Differentiating Hereditary and Nonhereditary Paragangliomas
論文タイトル(訳)
頭頸部傍神経節腫の遺伝子変異の鑑別におけるMR画像とCTの評価
DOI
10.3174/ajnr.A7166
ジャーナル名
American Journal of Neuroradiology
巻号
American Journal of Neuroradiology Vol. 42 No.7
著者名(敬称略)
太田 義明 他
所属
ミシガン大学神経放射線

抄訳

背景: 頭頸部の傍神経節腫は,コハク酸脱水素酵素ファミリーの遺伝子変異と関連することが報告されている。本研究は、頭頸部の傍神経節腫におけるコハク酸デヒドロゲナーゼ遺伝子変異を従来型C TとM R Iの画像的特徴や拡散強調画像により検出できるかどうかを評価したものである。 方法: 2015年1月から2020年1月の観察期間で、48病変(コハク酸デヒドロゲナーゼ遺伝子変異陽性30病変、コハク酸デヒドロゲナーゼ遺伝子変異陰性18病変を対象とした。従来型CTとMRIの画像的特徴とADC値を上記2群間で比較した。診断性能における2群間の差はt-testを用いて評価した。P値<.05を有意とした。 結果: ADCの平均値と最大値、正規化されたADCの平均値と最大値に2群間で統計的な有意差が認められた。従来型C TとM R Iの画像的特徴やA D Cの最小値、正規化されたADC値には有意差は認められなかった。 結論: ADC値は、頭頸部のコハク酸デヒドロゲナーゼ変異陽性を検出できる画像バイオマーカーである。

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