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日本人論文詳細

日本人論文紹介:詳細

2021/09/07

小児肺移植後の吸気筋トレーニングの効果

論文タイトル
Effects of inspiratory muscle training after lung transplantation in children
論文タイトル(訳)
小児肺移植後の吸気筋トレーニングの効果
DOI
10.1136/bcr-2020-241114
ジャーナル名
BMJ Case Reports
巻号
BMJ Case Reports Vol.14 Issue 7 (2021)
著者名(敬称略)
山鹿 隆義 山本 周平 酒井 康成 市山 崇史
所属
健康科学大学健康科学部理学療法学科

抄訳

肺移植後の患者に呼吸リハビリテーションは重要とされている。しかし、肺移植後の呼吸リハビリテーションは確立しておらず、小児肺移植後の吸気筋トレーニングの効果は不明である.我々は,肺移植後の小児患者に吸気筋トレーニングを導入し、呼吸機能と呼吸困難を改善できるかどうかを検討した.症例は13歳の男児で、再生不良性貧血に対する同種骨髄移植後に移植片対宿主病による肺病変により、両側生体肺移植を実施された。その後、自宅退院したが、肺機能検査の値は年齢予測値と比較し、低値であり、日常生活は呼吸困難により制限があった。この症例に最大吸気圧の約30%の強さの吸気筋トレーニングを1日2回、2カ月間実施した。その結果、最大吸気圧の向上だけでなく、肺機能検査の値や呼吸困難の改善を認めた。小児肺移植後の吸気筋トレーニングは、呼吸機能や呼吸困難の改善に役立つ可能性を示した。

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