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日本人論文紹介:詳細

2021/10/29

間質性肺炎合併肺癌術後急性増悪を予測する術前CT所見:多施設ケースコントロール研究

論文タイトル
Preoperative CT Findings for Predicting Acute Exacerbation of Interstitial Pneumonia
After Lung Cancer Surgery: A Multicenter Case-Control Study
論文タイトル(訳)
間質性肺炎合併肺癌術後急性増悪を予測する術前CT所見:多施設ケースコントロール研究
DOI
10.2214/AJR.21.25499
ジャーナル名
American Journal of Roentgenology
巻号
American Journal of Roentgenology Vol.217 No.4
著者名(敬称略)
小澤 良之 他
所属
名古屋市立大学大学院医学研究科 放射線医学分野

抄訳

間質性肺炎合併肺癌患者における術後急性増悪の発症を予測するCT所見の調査のため、急性増悪群(AE群)31例、非増悪群(no-AE群)61例につき術前CT所見を比較した。 術前CT上、AE群、no-AE群で通常型間質性肺炎パターンは各々58%、74%にみられた(p=.16)。すりガラス病変の範囲(%)は平均±標準偏差で各々6.3±5.4、3.9±3.8 (p=.03)、コンソリデーションは0.5±1.2、0.1±0.3 (p=.009)、平均肺動脈幹径(mm)は28±4、26±3 (p=.02)で有意差を認めた。 CT所見のみの術後急性増悪予測モデルでは、独立予測因子はすりガラス病変 (オッズ比(OR)=2.8)、コンソリデーション病変 (OR=9.4)、肺動脈幹径 (OR=4.2)であり、このモデルのarea under the curveは 0.75で、陽性的中率71%、陰性的中率77%であった。

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