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日本人論文詳細

日本人論文紹介:詳細

2021/12/06

キュベット型高速フラッシュ蛍光光度計(FRRf)を用いた着生期のColacium sp.の光生理測定

論文タイトル
Measuring Photophysiology of Attached Stage of Colacium sp. by a Cuvette-Type Fast Repetition Rate Fluorometer
論文タイトル(訳)
キュベット型高速フラッシュ蛍光光度計(FRRf)を用いた着生期のColacium sp.の光生理測定
DOI
10.3791/63108
ジャーナル名
Journal of Visualized Experiments(JoVE)
巻号
J. Vis. Exp. (177), e63108
著者名(敬称略)
風間 健宏 他
所属
神戸大学大学院 人間発達環境学研究科

抄訳

高速フラッシュ蛍光光度計(FRRf)は、様々な藻類における光化学系II(PSII)の光吸収断面積(σPSII)、最大量子収率(Fv/Fm)、実効量子収率 (Fq′/Fm′) 、非光化学消光 (NPQNSV) を測定できるが、その研究対象のほとんどが、浮遊性藻類に集中している。本論文は、キュベット型FRRfを用いた、着生期(動物プランクトンに付着した状態)の付着性藻類Colacium sp.のPSII光生理測定法について記述したものである。まず基質動物プランクトン(Scapholeberis mucronata、和名アオムキミジンコ)の個体密度が、ベースライン蛍光と、Colacium sp.のクロロフィル蛍光に与える影響について調べ、5個体/mL以下なら無視できることを示した。次に典型的な測定結果として、野外で得られた着生期Colacium sp.と、培養で得られた浮遊期Colacium sp.の測定例を示した。最後に、着生期と浮遊期それぞれの光生理に対するCaおよびMnの添加効果の例を示した。

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