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日本人論文詳細

日本人論文紹介:詳細

2019/03/04

脂肪肝に対するUltrasound-guided Attenuation Parameterを用いた減衰係数測定の有用性-MRI-PDFFとの比較-

論文タイトル
Utility of Attenuation Coefficient Measurement Using an Ultrasound-Guided Attenuation Parameter for Evaluation of Hepatic Steatosis: Comparison With MRI-Determined Proton Density Fat Fraction
論文タイトル(訳)
脂肪肝に対するUltrasound-guided Attenuation Parameterを用いた減衰係数測定の有用性-MRI-PDFFとの比較-
DOI
10.2214/AJR.18.20123
ジャーナル名
American Journal of Roentgenology American Roentgen Ray Society
巻号
AJR February 2019, Volume 212, No 2
著者名(敬称略)
多田俊史 他
所属
大垣市民病院 消化器内科 医長

抄訳

【背景】
 超音波Bモード法を参照しながら脂肪肝を定量評価できるUltrasound-guided Attenuation Parameter (UGAP)を用いた減衰係数 (AC: attenuation coefficient)測定の経験をし,MRI- proton density fat fraction (PDFF)と比較したので報告する.
【方法】
 対象はACが測定され,かつMRIによるPDFFが測定された非B非Cの患者126例である.超音波装置はGE社LOGEQ S8とE9,MRI装置はGE社 Discovery MR750Wをそれぞれ使用した.なおPDFFのカットオフは既報にしたがい,脂肪化grade ≧1,≧2,3をそれぞれ5.2%,11.3%,17.1%とした.
【結果】
 (1) PDFFとACの相関係数は0.746 (p<0.001)と強い相関が認められた.(2)PDFFから推定された各脂肪化gradeのROC解析による診断能 (AUROC)は,grade≧1の場合0.922, grade≧2の場合0.874,grade 3の場合0.892で,いずれも比較的高い診断能であった.(3) 脂肪化grade≦1のみの症例ではPDFFとACの相関係数は0.559 (p<0.001)と中等度の相関が認められた.(4) BMI:25 kg/m2以上の症例においてはPDFFとACの相関係数は0.773 (p<0.001)と強い相関が認められ,AUROCは,grade≧1の場合0.884, grade≧2の場合0.863,grade 3の場合0.889であった. 【結論】  UGAPを用いたAC値は脂肪肝に対して高い診断能を有する.

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