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ユサコニュース詳細

USACO News:詳細

2025/12/24:12月のニュース (ユサコニュース第380号)
 

JSTOR:Path to Open最初の100タイトルをオープンアクセス化
 JSTORは,学術書籍のオープンアクセス出版支援プログラム「Path to Open」にて, 2023年刊行の書籍100タイトルを,2026年1月よりオープンアクセス化します。

 「Path to Open」は,刊行から3年間はプログラム参加図書館に限定公開し,その後はすべての人が利用できるオープンアクセスに移行するモデルを採用しています。2023年のパイロット開始から3年目を迎える2026年1月,初期の100タイトルがOAコンテンツに移行します。
 JSTORは,オープンアクセス化により,これらのタイトルの利用が最初の1年間で300%以上増加する見込みであると述べています。また2026年のパイロットプログラム終了までに合計1,000タイトルの書籍が刊行され,将来的にオープンアクセスとなる予定です。

タイトルや参加図書館・出版社のリスト,プログラムへの参加方法は下記ページをご参照ください。
JSTOR Path to Open紹介ページ:https://about.jstor.org/path-to-open/titles/

・JSTORブログ
https://www.overleaf.com/blog/introducing-overleafs-new-look

・弊社Overleaf商品ページ
https://about.jstor.org/blog/path-to-open-shared-future/

Microbiology Society:創刊2誌とAPC割引コードのご案内
 ヨーロッパ最大級の微生物学会であるMicrobiology Societyは,2026年から2027年にかけて,次の2誌を創刊することを発表しました。

■MICROBIOLOGY OUTLOOKS
 微生物学の全領域における権威あるレビューや展望を提供。研究者間のみならず政策立案者や現場の専門家との対話を促し,科学的知見を広く社会へ還元。
(E-ISSN: 2977-733X)

■MICROBIOLOGY HORIZONS
 AIやデータサイエンスと微生物学の融合により,気候変動や薬剤耐性などの地球規模課題に取り組む,解決策志向の学際的な最新研究を掲載。
(E-ISSN: 2978-4999)

 なお,論文をオープンアクセスにするための費用(APC)が10%割引になるプロモーションコードは,上記創刊2誌にもご利用可能です。このプロモーションコードは雑誌購読契約の有無に関わらず,どなたでも論文の投稿時にご利用いただけます。

■Microbiology Society ジャーナル:OA出版費用10%割引
プロモーションコード:USACO20232025(有効期限:2027年6月まで)
※対象誌やコードのご利用方法は下記資料をご参照ください。
https://www.usaco.co.jp/Portals/0/images/product/MS/202504_MS_APC_Code.pdf

・Microbiology Outlooks
https://www.microbiologyresearch.org/content/journal/mout

・Microbiology Horizons
https://www.microbiologyresearch.org/content/journal/mhrz

・弊社Microbiology Society商品ページ
https://www.usaco.co.jp/product/detail.html?pdid=160

Rayyan:3つの新機能をリリース
 文献レビューを効率化するオンラインプラットフォーム「Rayyan」に,システマティックレビューのワークフローを効率化し,研究体験を向上させる3つの新機能が加わりました。

 ・文献資料を一元管理する「My Library」
リファレンスやPDF,プロジェクト文書をクラウド上で一元管理する機能です。フォルダー整理やレビューへの直接インポートが可能で,研究履歴のすべてを安全な1か所に集約します。資料へのアクセス性が確保され,研究活動に専念できる環境を提供します。

・フルテキストPDFを自動で紐づける「Automatch」
文献データとフルテキストPDFを自動で照合・リンクさせる機能です。RayyanにフルテキストPDFをアップロードして利用する方法のほかに,前述の「My Library」内でマッチングする方法の2種類で実行できます。高速かつ正確な自動処理により,手動作業の負担を軽減します。

・フルテキストスクリーニング機能
モバイルアプリの「バージョン1.7」に,フルテキストスクリーニング機能が搭載されました。従来のアブストラクトレベルのレビューのほかに,全文閲覧やスクリーニングにも対応し,場所を選ばず,移動中も研究を進めることが可能になりました。

・弊社Rayyan商品ページ
https://www.usaco.co.jp/product/detail.html?pdid=425

・My Libraryの利用方法
https://help.rayyan.ai/hc/en-us/articles/41494414324625-How-to-Use-My-Library

・PDF Automatchの利用方法
https://help.rayyan.ai/hc/en-us/articles/36514418882577-How-to-Use-PDF-Automatch-in-Rayyan

LibKey:SciSpaceと連携
 学術論文の探索・理解・分析を支援するAI搭載の研究支援ツール「SciSpace」が,Third Iron社が提供する「LibKey」との連携を発表しました。今回のLibKeyとの連携により,ユーザーはSciSpaceでの文献調査中に,複雑なステップを経ることなくシームレスにフルテキストへ遷移することが可能となりました。

SciSpaceの主な機能:
・高度な検索機能:SciSpace,PubMed,Google Scholar,arXivなどを含む2億本以上の論文データベースから,複数のソースを対象に一括検索が可能。

・AIによる内容把握:アップロードしたPDFへの質問に即座に回答。最大10本の論文から知見を統合し,引用文献を付与した形で回答を生成。

・業務の効率化:系統的レビュー(システマティックレビュー)の自動化や,論文からのデータ抽出,エビデンスに基づいた表の作成を短時間で実行。

・執筆支援:APA,MLA,Chicagoなどの主要な引用スタイルに加え,LaTeXやWord形式に対応したオートフォーマット機能付きの原稿作成を支援。

・アウトプットの多様化:研究成果をポスター,プレゼンテーション,ウェブサイト用コンテンツなどへ,数クリックで変換することが可能。

 LibKeyは,すでにConsensus,Keenious,MoaraなどのAIを活用した研究支援ツールからのフルテキストリンクを実現し,今後も適宜追加する予定です。

・弊社LibKey商品ページ
https://www.usaco.co.jp/product/detail.html?pdid=307

Overleaf:次世代AI機能のベータ版を提供開始
 オンラインLaTeXエディタOverleafが,次世代AI機能のベータ版を公開しました。本機能は,現在Overleaf Labsのユーザーに限定し試行提供されています。

■LaTeXに特化した執筆支援AI
 本AI機能は一般的なAIツールとは異なり,文章内容とLaTeX構造の双方を考慮したコンテキスト認識型の執筆支援を行います。
 Overleafエディタ内に統合された専用パネルの中で,以下の機能が提供されます。

・自然言語でのプロンプト入力による,表・数式・その他LaTeXコードの生成および修正提案
・LaTeXエラーや複雑なコマンドに対する,文脈に即した解説および修正提案
・Overleafのプロジェクト上で動作するため,コピーペーストや,他のツールへの切り替えが不要で,文書構造を保持したまま提案内容を反映

■引用レビューツールによる投稿前チェック
 新たに搭載された引用レビューツールは,論文投稿前に,それぞれの主張が適切な引用で裏付けられているかを確認してくれます。初期段階の査読プロセスを補完する位置づけとして,引用漏れの検出により,原稿の信頼性向上に貢献します。

・原稿全体を解析し,引用が必要と考えられる記述箇所を特定
・Digital Science社が提供するDimensionsデータベースを活用し,関連性の高い参考文献候補を提示
・引用を,本文と参考文献リストの双方に,ワンクリックで同時に挿入

 これらの機能は Overleaf Labsにおけるベータ版試行プログラムに申し込むことにより提供され,被験者の皆様からのフィードバックをもとに,今後の機能改善が予定されています。
 今後正式に実装されると,LaTeX初心者から経験豊富なユーザーまで,本AI機能とOverleafの執筆環境を組み合わせることで,コーディングやエラー対応に要する負担を軽減し,研究内容そのものや論文の質向上により多くの時間を割くことが可能となります。

 ベータ機能の詳細および試行の参加方法については,Overleaf Labsのページをご確認ください。

・Overleaf Labs
https://www.overleaf.com/labs/participate

・Overleafプレリリース:Digital Science invites Overleaf users to test next-gen AI capabilities
https://www.digital-science.com/blog/2025/12/digital-science-invites-overleaf-users-to-test-next-gen-ai/

・弊社Overleaf商品ページ
https://www.usaco.co.jp/product/detail.html?pdid=424

Multi-Sigma:ウェビナー開催のご案内(無料)
 弊社では,11月より無料の「Multi-Sigmaウェビナー」全3回シリーズを開催しています。
 Multi-Sigma(マルチシグマ)は,限られたデータから高精度な予測や最適化を可能にするAIアプリケーションです。本ウェビナーシリーズでは,初級編から実例編まで,研究・開発・業務におけるAI活用方法を体系的に学べます。

 第3回となる今回は「上級編」として,研究・設計・開発の現場でAIとシミュレーションを組み合わせ,時系列予測や最適化を実務に活かす方法を,具体的な事例を交えて解説します。
※参加登録後にアンケートへお答えいただいた方には録画も提供します。当日ご参加が難しい場合でもぜひご登録ください。

■第3回Multi-Sigmaウェビナー 上級編
Multi-SigmaによるAI活用事例と製造・設計最適化
【日時】2026年1月20日(火)13:30~15:30
【講師】齋藤博之氏(株式会社エイゾス 研究開発部 主幹研究員)
金井龍一氏(株式会社エイゾス 事業部長)
【ウェビナー内容】
1. AI活用事例紹介
・小売店の売上げ時系列予測
・津波シミュレータのAIサロゲートモデル構築と波形データ分析
2. AIによる製造・設計最適化:Multi-Sigma活用講座
・効果的な可視化
・形状情報の取扱い
・多目的最適化
・外部シミュレーション連携

【このような方におすすめです】
・設計/生産技術/製造技術などの技術系担当者
・研究開発(R&D)担当者(材料,製品開発,医薬/バイオ分野含む)
・製造業のDX/AI活用推進担当者,Multi-Sigmaの実践的な活用方法を学びたい方

第3回ウェビナーは下記リンクよりお申込みください。
https://usaco-co-jp.zoom.us/webinar/register/WN_YqxDr1AsSBmyYdaOKrgtoA

・弊社Multi-Sigma商品ページ
https://www.usaco.co.jp/product/detail.html?pdid=426

クラリベイト:公開ウェブセミナーのご案内
 2026年1月に開催される,クラリベイト主催公開ウェブセミナーをご案内します。

Web of Science新機能のご紹介

【日時】2026年1月20日(火)14:00~14:45
【参加対象】研究者,大学・大学院生,図書館員,URA,IRなど研究支援・研究推進のご担当,Web of Scienceの新機能にご興味のある方
【概要】2025年に実装されたWeb of Scienceの新機能,日本語で論文検索ができる「スマート検索」などを,デモンストレーションを交えてご紹介します。

お申込み方法は下記リンクよりご覧ください。
https://clarivatesupport.webex.com/weblink/register/r3d28263c2f97ec72386fa3ef6a2b2f1c

学会展示・セミナー開催スケジュール
  • 日本病院総合診療医学会学術総会(出島メッセ長崎):2026年2月21日(土)~2月22日(日)
  • 第103回日本生理学会大会(東京医科大学):2026年3月10日(火)~3月12日(木)
  • 日本解剖学会総会・全国学術集会(東京慈恵会医科大学):2026年3月24日(火)~3月26日(木)
  • 日本薬学会年会(関西大学 千里山キャンパス):2026年3月27日(金)~3月29日(日)
  • 日本医学図書館協会通常総会・分科会(JMLA)(日本教育会館):2026年5月21日(木)~5月22日(金)
  • 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会(国立京都国際会館):2026年5月29日(金)~5月31日(日)
  • 日本医学教育学会学術大会(富山国際会議場/富山市民プラザ/ANAクラウンプラザホテル富山):2026年7月31日(金)~8月2日(日)
  • 日本救急医学会総会・学術集会(出島メッセ長崎):2026年10月27日(火)~10月29日(木)

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