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新型コロナウイルスの感染拡大による大学キャンパスの閉鎖や,企業におけるテレワークへの移行により,在宅で学術情報サービスを利用する機会が増えている。 これまで施設外からのリモートアクセスは,どちらかと言うと外出や出張時の補完的な利用手段として位置づけられることが多かったが,昨今のコロナによる外出自粛の中で主従が逆転した。 学術情報サービスのユーザ認証の手段は,利用許諾されたIPアドレス内の端末からのアクセスかを確認するIPアドレス認証と,ユーザIDとパスワードにより本人確認を行うパスワード認証に大別される。電子ジャーナルの普及期に,施設内からの利用者のアクセス手順や運用管理が簡便なIPアドレス認証によるサイトライセンス契約が主流となり現在もその傾向は続いている。 パスワード認証では,多数の利用者のID・パスワードの管理を複数の出版社やベンダーのサービスに対し実施することは現実的ではないため,一度認証を行えば連携するすべてのサービスに再認証なしでアクセスできるようになるシングルサインオン(SSO)を導入することが望まれる。SSOの一つで,組織を越えて認証の連携を行うフェデレーションは学術資源の利用シーンでも有効な枠組みだと考えられ,10年以上前から学術コミュニティーによる普及の取り組みが続いている。 IPアドレス認証のサービスをリモートアクセスできるようにするためには,VPNやプロキシなどの設備を利用者規模に応じ用意する必要がある。一方,フェデレーション認証は利用場所に左右されない仕組みであるため施設の内外で同じ要領でアクセスが提供される。 学術出版協会(SSP)の公式ブログScholarly Kitchenに米国化学会(ACS)のRalph Youngen氏がアクセス認証をめぐる同社の経験を次のように報告している。 ACSは2月に,300以上の機関が参加する中国の学術認証フェデレーションのCARSIから,COVID-19の影響でリモートアクセスが急増しキャンパスネットワークが負荷超過になっているためフェデレーションによる認証を有効化してほしいとの要望を受け,対応した。米国では学術認証フェデレーションInCommonに参加する550機関のうち12機関しかACSのコンテンツに対するフェデレーション認証を有効にしていなかったが3月最終週に350機関が有効化した。 ACSコンテンツに対するフェデレーション認証によるアクセスは長年穏やかな増加傾向にあった。上記の対応やACSがSeamlessAccessを3月1日に実装したことなどを反映し,3月にはそれまでの月平均の2,600%,4月には5,200%に増えた。 以前よりフェデレーションによる認証の普及は学術サプライチェーンの中でも課題として認識されていたが,電子資源の提供側と購入部門の双方が手軽に始められたIPアドレス認証が長年定着し,現状を変更するまでの大きな潮流にはならなかった。 近年,メールなどの基幹業務サービスの多くがクラウド環境に移行し,それらのサービスと連携するフェデレーション認証への移行は定番化している。コロナでの経験が学術資源へのアクセスを進化させる契機になることを期待したい。 <参考> ・The Scholarly Kitchen記事 " Seamless Remote Access During a Global Pandemic: An Indispensable Necessity" https://scholarlykitchen.sspnet.org/2020/04/21/guest-post-seamless-remote-access-during-a-global-pandemic-an-indispensable-necessity/ ・Simplifying Federated Access to Scholarly Content and Services (May 2020) http://incommon.org/wp-content/uploads/2020/05/IAM-Online-2020-May-13.pdf * ACSコンテンツへのフェデレーション認証アクセスの4月末の数値はこの資料より引用しています。 ・InCommon https://www.incommon.org/ ・SeamlessAccess(RA21を引き継ぐイニシアティブとして2019年7月に発足) https://seamlessaccess.org/ ・ユサコニュース 第289号 新しいアクセス認証模索の動き https://www.usaco.co.jp/u_news/detail.html?itemid=182&dispmid=605#un01
このたび,弊社は,Folding@homeによる新型コロナウイルスのタンパク質構造解析プロジェクトに参加しました。 Folding@homeはスタンフォード大学を中心として2000年10月から行われている分散コンピューティングプロジェクトで,世界中のPCの処理能力を活用して生体タンパク質の立体構造の予測などを実施しています。これまでにもがん,アルツハイマー病など未解明の病気の治療に大いに役立っており,新型コロナウイルス感染症の解析は3月からスタートしています。 プロジェクトへはUSACO_JAPANというチーム名で参加しています。 USACO_JAPANの情報は以下リンクでご確認いただけます。 https://stats.foldingathome.org/team/263995 このプロジェクトへの参加申請は不要です。また,途中での参加取りやめも自由です。あくまでご自身の都合の良い時だけマシンを動かして参加するプロジェクトとなります。匿名での参加,個人での参加も可能です。 是非参加をご検討ください。 プロジェクトの詳細につきましてはこちらをご参照ください。 https://foldingathome.org/covid19/
2020年4月, 米国Research Solutions社はドキュメントデリバリーサービスReprints DeskにおけるCOVID-19に関する研究をサポートする様々な取り組みについて同社のブログで紹介しました。 COVID-19 Research Viewerガジェットのリリース; この新しいガジェットは出版社で提供されるCOVID-19に関する10,000(2020年4月末時点)を超える科学論文をリストアップし, 迅速に発見・入手する事が出来ます。また地図上の場所をクリックする事により, 全世界のCOVID-19の発生状況や死亡率に関する統計を表示できるインタラクティブマップも利用できます。 その他, 最も読まれているCOVID-19関連文献の表示や, COVID-19に関連する各出版社ページリンク集の他 TwitterやAltmetricsとも連携しています。 このガジェットは全てのReprints Deskユーザーが無料で追加でき, 更にReprints Deskのアカウントを持たない方でも特設ページ からご利用いただけます。 COVID-19関連文献の著作権料免除について; Reprints DeskはCOVID-19に関連する査読済み論文を無料で提供している出版社リストを掲載しています。リストは今後も適宜更新されます。 またReprints Deskは, これらの出版社で提供しているCOVID-19に関連する論文がReprints Deskのプラットフォームから発注される場合の著作権料を免除します。 COVID-19 Open Research Dataset(CORD-19)の紹介; 査読されていないプレプリントペーパーと査読済み論文を検索できる ”COVID-19 Open Research Dataset(CORD-19)”が最近リリースされました。現在コロナウイルスに関連する50,000を超える学術記事が含まれています。 詳しくは弊社までお問い合わせください。 Resources for Researchers: Added Support Amid the COVID-19 Crisis https://info.reprintsdesk.com/about/blog/resources-for-researchers-added-support-amid-the-covid-19-crisis An Easy Way to Keep Up With COVID-19 Research https://info.reprintsdesk.com/about/blog/an-easy-way-to-keep-up-with-covid-19-research
生物(生命)科学,生態学,環境科学系の電子ジャーナルを提供するBioOneが2020年1-4月のトレンド論文一覧を公開しました。 一覧ではBioOneがカバーする様々な研究分野から14の論文が紹介されており,うち2つはOpen Accessとなっています。 ・Top & Trending Research in BioOne Complete http://www.bioonepublishing.org/wp-content/uploads/2020/05/JAN-APR2020_TopandTrending_HQ.pdf ・弊社 BioOne Complete 商品ページ https://www.usaco.co.jp/product/detail.html?pdid=212
QSR Internationalは,質的研究支援(QDA)ソフトウェア「NVivo」の最新バージョンを2020年3月にリリースしました。 これまでは対応言語が限られていましたが,日本語アップデートがリリースされ,インターフェースの日本語表示が可能となりました。 ▼「NVivo」最新バージョンの詳細は弊社ウェブサイトをご覧ください。 http://www2.usaco.co.jp/shop/pages/nvivo13_new_function.aspx
EndNoteの無料オンラインセミナーを下記の通り開催いたします。これから使い始める方やご購入を検討中の方など初心者向けの内容となります。受講後アンケートに回答いただくと録画版を提供いたします。 ▼オンラインセミナー詳細・お申し込みはこちら http://www2.usaco.co.jp/shop/pages/en_nvivo_webinar.aspx ● 開催概要: 日時: 【EndNote】 2020年6月10日(水)17:00 - 18:00 2020年6月26日(金)17:00 - 18:00 場所を問わず気軽に参加できるオンラインセミナーをぜひご利用ください。 【オンラインセミナーに関するお問い合わせ】 ユサコ株式会社 アカデミア事業部 EC Sales shop@usaco.co.jp 皆様のご参加をお待ちしております。
企業・大学・研究機関・図書館の情報プロフェッショナルのためのシンポジウム:INFOPRO2020が7月2日(木),3日(金)に開催されます。 第17回目を迎えた今回は,新型コロナウイルス感染の状況を鑑みデジタルツールを活用した公開イベントとして実施されることになりました。FACTFULNESSの翻訳者として著名な関美和先生の特別講演や3i研究会の発表などのプログラムをどなたも視聴可能です。 詳細はINFOSTA Web サイトをご覧ください。 https://www.infosta.or.jp/symposium-top/
※新型コロナウイルスの影響で、次のイベントは開催中止となりました。 ・国立大学図書館協会総会 (リーガロイヤルホテル京都) 2020年6月18日(木) また次のイベントはインターネットを用いたオンライン上での開催となりました。 ・日本薬理学会関東部会 2020年6月6日(土) http://pharmacology.pupu.jp/142kanto/index.html ・Best of ASCO in Japan 2020年7月4日(土) https://www.jsmo.or.jp/assembly/best2020/index.html ・第17回情報プロフェッショナルシンポジウム【INFOPRO2020Plus】 2020年7月2日(木)~7月3日(金) https://www.infosta.or.jp/symposium-top/ なお、以下のイベントは現時点で開催予定です。主催者からの最新情報も併せてご確認ください。 ・日本精神神経学会学術総会 (仙台国際センター) 2020年9月28日(月)~9月30日(水) ※当初6月18日~20日の開催が予定されていましたが延期となりました。
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