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大学の授業をオンラインで配信するサービス"MOOC"が注目を集めている。MOOCはMassive Open Online Courseの略語で,複数形で表記されることが多い。英語力とインターネットへの接続環境があれば誰でも登録し受講できる。主な提供者は現在20程度あり,中でも米スタンフォード大学の教員が設立した企業で世界の83大学が参加するCoursera,MITとハーバード大学が共同で設立したEdXなどが著名で,日本からは前者に東大,後者に京大が参加する。 5月10日付のLibrary Journalに掲載された"Massive Open Opportunity: Supporting MOOCs in Public and Academic Libraries"にはOCLCが2013年3月に開催した「MOOCs and Libraries」と呼ばれるセミナーからの知見を中心に今後の図書館(員)の関わりについて8項目が紹介されたが,その中から4点の概要を以下にまとめた。 1.著作権対応 比較的,図書館員が精通している役割として,教員がMOOCに使う資料や,課題読書が著作権侵害などの問題を起こさないか確認することがあげられる。 教員が通例的に行っている授業での利用は公正利用の範囲内でも,MOOCで同様の解釈ができないケースがあることが指摘されている。 OCLCのセミナーでは,大学は非営利法人でもCourseraのように営利機関がMOOCを運営していたり,受講者のアクセス元により法域が異なるケースもあることが報告された。 資料を使う場合,まずはOAを探す,ない場合には無料ライセンスをリクエストする,最後の手段としてライセンスを支払う順序が推奨された。利用者規模が大きいことや,MOOC受講生が大学入学許可された学生とは違うことなどがライセンス契約の課題となる。 2.制作支援 教員は収録のための視聴覚機器,編集のためのソフトウェアやコンピューターが必要となる。また,それらを使った作業をどう行うかのトレーニングも必要になる。 制作する上では,受講者の反応が見えないオンライン授業という形態に合わせ,明瞭・簡潔なスタイルにすることが求められる。このようなツールやトレーニングが学術図書館に集約されるべきとは言えないが,すでにネットで予習をして講義に臨む「反転授業」を試している学部や学生に対する指導で同様のサポートをしていることから利用者が図書館に期待することが考えられる。 3.学生の支援 MOOC受講生に従来の学生同様のサポートをすべきか,できるのかは大きな問題とされるところだ。当然のことながらこの疑問の答えは状況による。 MOOCが拡大するにつれ受講生にとって図書館の補足資料を探すことの有用性は高まる。MOOCや他のオンライン授業で良い成績を上げる生徒は通常の大学の勉学でも成功しているとの予備的なデータがあり,学生の支援は成績向上の要因と考えられる。とは言うものの,MOOC受講生の規模は大きくそのサポートには多くの図書館員が必要になる。 現状では受講者同士の相互支援が行われており,OCLCのイベントではそのスピード,深さ,正確性に驚かされるとのコメントもあった。学生のフォーラムで解決しない問題が図書館員に投げられる可能性はある。最低でもチュートリアルやガイド,当該機関の図書館のウェブサイトへのリンクをMOOCに含めることが推奨される。 4.永続保存 また,MOOCは歴史が浅くコンテンツの永続保存に対する注目度は低いが,カテゴリーが充実した際に再編成がおこなわれたり,バージョンが更新された場合の対応などの考慮はこれからだ。 MOOCを提供する大学の図書館の役割として,バックログが膨大になる前に,保存の仕組みを設計することが期待される。 MOOCが今後の大学の在り方にどのような影響を与えるか大きな問題になっているが,米国では教育の支援を行う立場の図書館が今後どう関わるかについて議論が始まっている。 copyright notice: Reproduced, with permission from Library Journal Copyright 2013 Library Journals LLC a wholly owned subsidiary of Media Source, Inc. For free distribution only for USACO News subscribers. ・Library Journal 記事 "Massive Open Opportunity: Supporting MOOCs in Public and Academic Libraries" http://lj.libraryjournal.com/2013/05/library-services/massive-open-opportunity-supporting-moocs/. (accessed 2013-7-31) ・OCLC Resarch "MOOCs and Libraries: Massive Opportunity or Overwhelming Challenge" http://www.oclc.org/research/events/2013/03-18.html. (accessed 2013-7-31) ・カレントアウェアネス・ポータル「MOOCについて図書館員が知るべきことは?<文献紹介>」 http://current.ndl.go.jp/e1433. (accessed 2013-7-31)
ドキュメントデリバリーサービスを提供する米Reprints Desk社は,2013年6月に主要出版機関のトークン管理サービス:Managed Pay-Per-View (PPV) Token Deposit Accountsの提供を開始しました。 Managed Pay-Per-View (PPV) Token Deposit Accountsは,Reprints Desk社が利用者に代わって,主要出版機関のトークンを所蔵情報として管理するサービスです。オーダーされた文献でトークンを利用できる場合には,出版機関により,リンクまたは通知が送付されます。トークンの利用可否をオーダー前に確認する必要がなくなるため,文献複写にかかる時間の軽減につながります。 ・http://reprintsdesk.sites.hubspot.com/ppv-tokens ■その他便利なサービスのご紹介 1) Bibliogo Bibliogoは,文献情報の収集,共有,フルテキスト入手を効率化するためのウェブアプリケーションです。740出版機関の14,000誌以上からRSSを選択し,フィードリーダーに登録できます。また,文献情報を分類して保存できるほか,複数名の研究者で情報を共有できます。入手希望の文献がある場合,Reprints Deskにオーダーすることが可能です。 GoogleによるWebベースのフィードリーダー"Google Reader"は,2013年7月1日にサービスを終了していますが,Reprints DeskのユーザーはBibliogoを無料で利用できます。 ・http://info.bibliogo.com/ 2) A-Z Academic Document Delivery Collection 購読誌やILLサービスの補完を支援するため,大学様向けに構築されたサービスです。参加出版機関の文献をコレクションとしてA-Zリストで表示し,利用者は24時間1クリックで文献をオーダーすることが可能です。提供範囲はジャーナル14,000誌以上,書籍10,000冊を超え,参加出版機関外の文献もオーダーすることができます。高品質なPDFが数分から最長3時間で提供されるので,文献を早く入手したいというニーズに応えられます。 ・http://info.reprintsdesk.com/academic-articles/ 詳細については弊社までお問合せください。 ・弊社Reprints Deskサイト http://www.usaco.co.jp/products/reprintsdesk/index.html
米国でEndNote X7(Ver.17)Macintoshがリリースされました。国内では8月初旬に先行予約受付を開始します。これに伴い,従来のEndNote X6(Ver.16)Macintoshの弊社ホームページでの販売は終了します。なお,発送開始は9月上旬を予定しております。 ●EndNote X7の主な強化点 ・指定したフォルダ内のPDFを自動でEndNoteライブラリに取り込むよう設定できる ・EndNoteに添付したPDFのファイル名を自動リネームさせることができる ・PDFを取り込む際に,自動でグループ分けすることができる ・参考文献リストをカテゴリ別に分けて出力できる ・ウェブ上のEndNoteアカウントと同期中もEndNoteを操作できる ※下記のリンクより主な新機能の詳細をご覧いただけます http://www.usaco.co.jp/products/isi_rs/manual/WhatsNew_X7.pdf ●EndNote X7からWindowsとMacintoshが共通ライセンスに! ・EndNote X7から,WindowsとMacintoshは共通のプロダクトキーで動作します。ご購入者個人が使用するWindowsとMacintosh,合わせて3端末までインストールが可能です。 ・既にEndNote X7 Windowsをご購入された方には,Macintosh用プログラムファイルのダウンロードサイトをご案内いたします。 価格・無償アップグレード・注文方法などの詳細は,弊社ホームページを参照ください。 ・弊社EndNoteサイト http://www.usaco.co.jp/products/isi_rs/endnote.html
このたび,弊社は下記2つの出版者と国内総代理店契約を締結しました。 1. American Psychiatric Publishing (APP) 対象:雑誌(プリント版・オンライン版)とPsychiatryOnlineパッケージの総代理店 主要な刊行物:DSM-5, American Journal of Psychiatry 2. Future Science Group (FSG) 対象:Future Science, Future Medicineの雑誌と電子書籍の総代理店 主要な刊行物:Bioanalysis, Pharmacogenomics, Personalized Medicine 詳細については弊社までお問合せください。 ・American Psychiatric Publishingホームページ http://www.appi.org/Home ・Future Science Groupホームページ http://www.future-science-group.com/
トムソン・ロイターのWeb of Knowledgeが7月28日にバージョンアップしました。以下に,その内容をご案内します。 ●Did You Mean機能(自動スペルチェック)の搭載 Web of Knowledgeの横断検索もしくはWeb of Scienceのトピック検索時にスペルミスがあった場合,間違ったスペルでの検索に加え,[この条件で検索]と表示し,正しい用語での検索結果に誘導する機能が追加されました。 ●ジャーナル名の検索候補リストの表示 [出版物名]での検索時に,ジャーナルの先頭の数文字や短縮系を入力すると,そのジャーナルのフルネーム候補をアルファベット順に表示するようになりました。 ●サインイン(ユーザ登録)画面の改善 サインインもしくはユーザ登録が,ページを移動せずに,ポップアップ画面表示されるようになりました。 ●出力(印刷や保存など)画面の改善 出力範囲,出力形式,出力フォーマットを設定するステップが少なくなり,より簡単になりました。 ●ResearcherIDとORCIDのデータ取り込み ResearcherIDとORCIDは,お互いの文献リストを取り込みやすくなりました。 ●my.endnote.com (EndNote basic) 旧EndNote Webは,my.endnote.com, もしくはEndNote, EndNote basicに表示が変わりました。 今回搭載された新機能をご案内するインターネット講習会を下記日程で行います。 ・2013年8月1日 10:00〜(30分) https://thomsonreutersjp.webex.com/thomsonreutersjp/onstage/g.phpt=a&d=862674806 ・2013年8月1日 14:00〜(30分) https://thomsonreutersjp.webex.com/thomsonreutersjp/onstage/g.phpt=a&d=860816782 ・トムソン・ロイター Web of Knowledgeバージョンアップのお知らせ http://ip-science.thomsonreuters.jp/wok/new/20130730/ ・弊社トムソン・ロイターサイト http://www.usaco.co.jp/products/isi/index.html
世界をリードする研究者の講義 (Talks) を提供するサービス: Henry Stewart TalksのThe Biomedical & Life Sciences Collectionに,下記3つの新シリーズが追加されました。 1. Diabetes in Perspective (糖尿病全般) http://hstalks.com/t=BL160 2. SOPs for Regulatory Applications for the Pharmaceutical Industry (製薬業界の承認申請のための標準業務手順書) http://hstalks.com/t=BL156 3. Respiratory Infection (呼吸器感染) http://hstalks.com/t=BL157 また,2013年6月末よりモバイル対応を進めており,7月末までには90%以上のTalksがモバイル端末で閲覧可能になる予定です。 詳細については弊社までお問合せください。 ・The Biomedical & Life Sciences Collection http://www.hstalks.com/access ・弊社Henry Stewart Talksサイト http://www.usaco.co.jp/products/HST/index.html
Informa Healthcareは,2013年6月にFuture Science GroupよりExpert Reviewsを買収しました。 Expert Reviewsは臨床医学に関するトピックに焦点を当てながら,広範囲の治療法についてカバーしています。18タイトルのジャーナルは現代医療のあらゆる側面をカバーしつつ,専門家による信頼できる分析と解説を提供します。 この18タイトルは年内にはInforma Healthcareのプラットフォームに移行される予定ですが,それまではExpert Reviewsのプラットフォームで利用できます。 詳細については弊社までお問合せください。 ・Expert Reviews ホームページ http://www.expert-reviews.com/ ・Informa Healthcareホームページ http://informahealthcare.com/page/AboutUs
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