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ユサコニュース詳細

USACO News:詳細

2021/08/31:第328号
 

2022年:外国雑誌価格動向
 2022年の外国雑誌予約シーズンを前に,現時点で判明している主要出版機関別の外貨ベースでの価格上昇率を報告します。タイトル選定,予算計画の参考資料としてご利用ください。

◇American Association for the Advancement of Science (AAAS) オンライン …0%
◇American Physiological Society …5%(※1)
◆American Psychiatric Association Publishing …4%
◆American Society for Nutrition …4%
◇American Society for Pharmacology and Experimental Therapeutics …2%
◆BioOne …早期発注3%,通常発注6%
◆BioScientifica LTD 【GBP】…4%
◆Endocrine Society …3%
◆National Academy of Sciences (PNAS)…0%
◆Portland Press Limited 【GBP】…3%

(※1)American Physiological Society
全体の値上げ率は5%ですが,冊子体のみの購読形態は10%の値上げとなります。

* 先頭に◆印がある出版機関は弊社が国内総代理店です。
* 米ドル以外で決済する出版機関は,機関名の右に【通貨】を表示しました。
* 複数のタイトルを提供する出版機関の数値は,弊社で取扱い実績のあるタイトルを対象に平均値上率を算出し,小数点以下を四捨五入しています。目安としてご参照ください。また,各種コンソーシアム等の価格値上率は本資料と異なる場合があります。提案書もしくは取扱代理店へのご確認をお願いします。
ChronosHub:スイス科学財団と試験プロジェクト開始
 先般,スイス科学財団(SNSF)は,新たな試験的プロジェクトを開始し,研究者がChronosHubのプラットフォームから論文をオープンアクセスで発表することを可能にしました。このプロジェクトにより,研究者の時間や手間が省けることが期待されます。

 公的資金の助成を受けた研究の成果は,公共に帰属するという方針のもと,SNSFは自身の資金供与を受けた研究の成果をオープンアクセスで公開することを求めています。またフルOAジャーナルへの投稿に要する論文投稿費用(APC)を負担します。
 このAPCの精算を簡易化するため,SNSFは,OA義務の遵守と効率化のためのプラットフォームを提供しているChronosHubとパートナーシップを組みました。

 SNSF国家研究会議のMatthias Egger議長は,「ChronosHubへのアクセスのおかげで,100%オープンアクセス化への道のりにおける重要な一歩を踏み出しました。研究者にかかる負担が軽減されるでしょう」と歓迎の声明を出しています。
JoVE:最新情報
 研究・教育動画を提供するJoVEの最新情報をお知らせします。

 JoVE Educationのビデオテキストブック:JoVE Core に, 新しいシリーズ:有機化学(Organic Chemistry)が追加されました。現在化学結合論熱力学動力学などをカバーする6つのチャプターがあります。3Dの分子アニメーションによりわかりにくい部分を視覚的に確認でき学生の理解に非常に役立ちます。短いアニメーションで科学の概念を解説するJoVE Coreは,授業での利用はもちろん,学生の自宅での予復習にも最適です。

・JoVE Core: Organic Chemistry
https://www.jove.com/science-education/coreorgchem

・JoVE
https://www.jove.com/

・弊社JoVE紹介ページ
https://www.usaco.co.jp/product/detail.html?pdid=131
無料ウェビナー:研究者(初~中級)のための英語論文執筆
 学術論文の基本的な構造や各セクションの執筆時に留意したいポイントについてご紹介します。
 また論文のハイライトであるアブストラクトの書き方や,エディターとのコミュニケーションに役立つカバーレターの書き方についてもご紹介します。

▼詳細・お申込みはこちら
https://www2.usaco.co.jp/shop/pages/editage_webseminar.aspx

▼概要
日時:2021年9月2日(木)17:00 - 18:30
場所:オンライン(ウェビナーツール“demio”にて配信予定)
講師:冨田洋介 氏(言語:日本語)
定員:最大1,000名
費用:無料
主催:カクタス・コミュニケーションズ(協力:ユサコ株式会社)

*予約者はセミナー終了後に録画版を視聴可(終了から15日間配信予定)

▼こんな方にオススメの内容です
・医学・科学論文を英語で初めてご執筆される研究者の方
・既に英語論文の執筆経験はあるものの,もっと効果的で洗練された論文に仕上げたい方
・修士・博士課程に在籍の学生の方々

参加資格はなくどなた様でもご参加いただけます。皆様のご参加をお待ちしています。

【お問い合わせ先】
ユサコ株式会社 アカデミア事業部 EC Sales
E-mail: shop@usaco.co.jp
BMJ:Newsletter August 2021
BMJ Publishing Group からのニュースレター 2021年8月号の内容を抜粋しご紹介します。

・臨床意思決定支援ツール「BMJ Best Practice」関連
- モバイル用アプリに,プッシュ通知機能が追加されました。臨床に関する最新情報を
ユーザーにお届けします。
- 患者向けリーフレットが,総計500点を超えました。COVID-19のワクチンに関する最近のリーフレットなど,患者と医療従事者に有益な情報を提供します。
- 急性症状の診療時に,考慮すべき併存症の情報を提供する「Comorbidities」機能が
更に充実しました。2021年末までに,急性疾患に関するトピックが,総計75件に拡大する予定です。

・ジャーナル関連
- 「The BMJ」のジャーナル・インパクトファクター(以下,JIF)が,前年より9.577の急上昇を見せ,39.89に達しました。またBMJ刊行でJIFを持つ38誌中,34のジャーナルでJIFの数値が上昇しました。
- 新刊ジャーナル「BMJ Medicine」
2021年10月に創刊予定で,多角的な専門性を目指すオープンアクセスジャーナルです。臨床ケア,公共の衛生政策や医学教育に影響を及ぼす専門家の研究を優先的に取り上げます。

・コロナウイルス関連情報の特設ページを,医療従事者や研究者への支援として,無料で開放しています。
・BMJ’s Coronavirus (covid-19) Hub
https://www.bmj.com/coronavirus

・BMJニュースレター 2021年8月号
https://www.usaco.co.jp/Portals/0/images/product/BMJ/What's_New_At_BMJ_(August_2021).pdf

弊社BMJ Best Practice商品ページ
https://www.usaco.co.jp/product/detail.html?pdid=154
Writefull:Full EditがWord2016以前に対応
 学術英文に特化した校閲ツールWritefullの新機能Full EditがWord2016以前のバージョンでも利用可能になりました。Full Editは人工知能(AI)をベースにした新しい言語モデルを採用し,修正箇所の検出と精度の両方においてこれまでで最高のパフォーマンスを発揮します。

 従来の校閲ツールではハードコードされたルールをある程度用いていることから,発生頻度の低い誤りや,文法を超えた言葉の用法に関する誤りに対応することが難しいとされてきました。一方Full Editの校閲機能では純粋なAIのみを使用し,フレーズ全体の順序や言葉遣いを修正するため,不明瞭な部分,冗長な表記,非文法的な部分の修正が可能になりました。

 Full Editは文章全体を確認し,これまでの文法や語彙,句読点,スペル,スタイルの修正にとどまらず,読みやすさを改善します。

詳細は下記リンクもあわせてご参照ください。
・Writefull Full Editプレスリリース
https://blog.writefull.com/official-press-release-writefulls-tech-disrupts-ai-based-proofreading/
・Writefull Full Edit 特徴の紹介
https://blog.writefull.com/why-writefulls-full-edit-is-a-game-changer/
・弊社Writefull商品ページ
https://www.usaco.co.jp/product/detail.html?pdid=419
Research Solutions:新インターフェース リリース
 文献フルテキスト取得支援ソリューション「Article Galaxy」を提供するResearch Solutionsは,新バージョンの「Article Galaxy 3.0」を発表しました。これに伴い同社提供のドキュメントデリバリーサービス「Reprints Desk」も新インターフェースへのバージョンアップが行われます。

Reprints Desk新インターフェース:主な新機能
・文献の取得プロセスを容易にしつつ,ユーザーの関心にフォーカスし合理化された文献詳細ページ
・ブラウザ上で動作するPDFリーダー
・以前に購入した文献に即座にアクセスできる強化された注文履歴
・シンプルで使いやすい記事検索機能を備えた再設計されたホームページ

現在Reprints Deskをご利用いただいているお客様は,2021年9月1日に新インターフェースへのアップデートが行われる予定です。
展示・セミナーのご案内

・JMLAJPLAコンソーシアム提案公開
 (オンライン/会員限定ホームページにて)
 2021年9月6日(月)~9月24日(金)

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