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研究データは論文同様に重要な研究成果であり,近年,その発見性の向上,利活用や共有に対する議論や取り組みが盛んになっている。2013年に米国国立科学財団(NSF),欧州委員会(EC),オーストラリア国立データサービスにより研究データのオープンな共有を可能とする社会的,技術的な基盤を構築することを目標に設立されたRDA(Research Data Alliance:研究データ同盟)はこのような動向の中心的な存在になっている。 2016年6月にRDAと国際科学会議世界科学データシステム(ICSU-WDS)は,研究データと学術文献のリンクのための国際的な骨組みSCHOLIXを発表した。 SCHOLIXは,複数の拠点(hub)が文献とデータ,またはデータとデータのリンク情報を交換するための発展的,かつ,軽量なガイドラインの集合体となっている。内容的には,リンクを確定する概念モデル,情報要件のモデル,情報規格とコード化に関するガイドライン,データ交換オプションで構成されている。 既にDataCiteとCrossrefが提供するイベントデータサービス,OpenAIREとPANGAEAが提供するData-Literature Interlinking (DLI)は実装者として,サイトにリストされている。 研究データを有する機関がSCHOLIXに参加するためには,2つのオプションが提示されている。 1. 既存のハブに従来の手法でデータと文献のリンク情報を供給 例としてDataCiteやCrossrefに研究データと文献のリンク情報を既存のメタデータスキーマで記載し供給すれば,情報交換のフレームワークを介しグローバルで包括的に共有・蓄積される。 2. 自身がハブになりリンク情報を共有できるようにする。SCHOLIXハブや,Scholixに参加する情報収集サービスに登録されるようにデータ-文献リンクをSCHOLIXのガイドラインに従い公開する。 SCHOLIXはRDAとICSU-WDSがCrossref,DataCite,OpenAIRE,国際STM出版社協会,Elsevierなどの担当者から構成されるワーキンググループ(WG)の18か月間の活動成果であるが,注目したいのは,国際STM出版社協会が会員出版者向けにWebinarを開催するなど積極的な普及活動を行っていて認知が高まっていることだ。主要学術出版者が意義を認識し,ガイドラインの実践が加速することで出版の過程でリンク情報が記録され,共有されることが定着することが望まれる。 ・Interoperability Framework Recommendations - WDS/RDA PDS WG http://www.scholix.org/guidelines ,(accessed 2016-11-30) ・STMホームページ http://www.stm-assoc.org/standards-technology/standards/free-stm-webinars-learn-scholix/ ,(accessed 2016-11-30)
SAE InternationalがPorticoに加入することになりました。SAE Internationalが提供するSAE digital libraryのすべてのデータがPorticoで保存され,永続的に利用可能になります。 Porticoは,電子的に発行された学術雑誌,書籍等の永続的なアーカイブ提供を目的として設立された非営利団体で現在415の出版者のジャーナル26,241,書籍783,076タイトルを収録しています。 SAE Internationalは,航空機,自動車,商用車業界の関連技術の技術者および専門家が127,000人以上参加している世界規模の団体です。SAE digital libraryでは電子書籍や,ジャーナル論文,マガジン記事,技術文書,工学基準等の220,000以上の電子資料を扱っています。SAE digital libraryの資料は,学術機関,企業,政府機関を始め,航空宇宙や自動車産業でも活用されています。 最高製品責任者のFrank Menchaca氏は,「SAE Internationalの会員は人々を安全に移動させる乗り物を作るために,安定してアクセスできる技術データに頼っている。技術者,学生,教員,そして彼らを手助けする人々のために,データの長期保存とその利用が保証されるPorticoとの提携は誇りに思う。」と述べています。 詳細については,弊社までお問い合わせください。 ・Porticoプレスリリース http://www.portico.org/digital-preservation/news-events/news/sae-international-to-preserve-e-books-and-e-journals?cid=eml_p_sae_11_2016
世界をリードする研究者の講義 (Talks) を提供するサービス: Henry Stewart TalksのThe Biomedical & Life Sciences Collectionのユーザーガイドビデオ:日本語版がリリースされました。 ユーザーガイドビデオ:日本語版URL: http://www.hstalks.com/jpromo The Biomedical & Life Sciences Collection はノーベル賞受賞者など世界をリードする専門家によって特別に用意されたセミナースタイルの講義を2000以上収録している、大学・研究機関・製薬企業・バイオテク企業向けのサービスです。研究者の皆様がご自分の研究目的に利用する他、医学英語のリスニング訓練や英語でのプレゼンテーションの参考、反転授業の教材など、研究から教育まで幅広く活用できます。 詳細については弊社までお問合せください。 ・The Biomedical & Life Sciences Collection https://hstalks.com/biosci/ ・弊社Henry Stewart Talksホームページ http://www.usaco.co.jp/itemview/template44_1_221.html
Society for Scholarly Publishing (SSP)は,第39回年次総会の講演実施要綱を公表しました。SSPは学術出版業界に属する商業出版社・大学出版局をはじめとする出版者を中心に,学術出版とそのコンテンツ流通における関係者が集まる協会で,小紙でもトピックとして取り上げることの多いサイト”the scholarly kitchen”を運営しています。毎年6月前後に開催される会議では業界の現状や将来について多方面からの講演があり,関係者同士が最新の情報を交換し,アイディアを共有する場として機能しています。2017年の年次会議は5/31-6/2の3日間に渡りボストンにて開催予定で,学術コミュニケーションの伝統維持と変化の受入れの両立をテーマに掲げています。主に以下の枠に関する講演が行われる予定です。
・国際的な課題(新市場と顧客ニーズ,市場拡大戦略,規制と価格設定の問題,提携の機会) ・実用的なスキルおよび出版の基本(スキルを基にした知識,運営と指導;論題にはキャリア開発における助言や若手専門職向けの内容を含みます。) ・製品戦略(ビジネスモデル,資金提供の課題,持続性,資金提供のイノベーション) ・市場洞察(利用者ニーズへの対応,製品差別化や強化,価値創出,分析) ・テクノロジー(ブレークスルーとイノベーション,コンテンツ管理またはワークフローツール,データ,開発方法) ・利害関係者の意見(研究者,図書館員,最終消費者,他の業界団体による円卓会議または公開討論;論題には学術コミュニケーションにおける性別多様性を含みます。) ・学術的基盤(標準,指標,分析,セキュリティ) ・ユーザーエクスペリエンス(デザインの原則,利用者調査,発見可能性,有用性テスト,入手可能性) 会議の詳細はSSPのサイトをご確認ください。 https://www.sspnet.org/
第39回日本分子生物学会年会
第36回日本看護科学学会 学術集会
第8回ジャパンバイオアナリシスフォーラム(JBF) シンポジウム
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