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ユサコニュース詳細

USACO News:詳細

2022/08/31:第340号
 

2023年:外国雑誌価格動向 第1弾
 2023年の外国雑誌予約シーズンを前に,現時点で判明している主要出版機関別の外貨ベースでの価格上昇率を報告します。タイトル選定,予算計画の参考資料としてご利用ください。

◆American Psychiatric Association Publishing …2%
◆American Society for Cell Biology …3%
◆American Society for Microbiology …3%
◆BioScientifica LTD 【GBP】…4%
◆Endocrine Society …5%
◆Microbiology Society【GBP】…3%(※1)
◆National Academy of Sciences(PNAS)…2%
◆Portland Press Limited 【GBP】…3%
◇医学中央雑誌刊行会(医中誌Web)【JPY】…0%(※2)

(※1)◆Microbiology Society
Microbiologyは2023年からフルオープンアクセス誌となります。

(※2)医学中央雑誌刊行会
最新看護索引Webは,例年2月に行われる看護協会の理事会後に確定します。

* 先頭に◆印がある出版機関は弊社が国内総代理店です。
* 米ドル以外で決済する出版機関は,機関名の右に【通貨】を表示しました。
* 価格表が適用される個別タイトルのみの上昇率です。
* 複数のタイトルを提供する出版機関の数値は,弊社で取扱い実績のあるタイトルを対象に平均上昇率を算出し,小数点以下を四捨五入しています。目安としてご参照ください。また,各種コンソーシアム等の価格上昇率は本資料と異なる場合があります。提案書もしくは取扱代理店へのご確認をお願いします。
JSTOR:JSTOR Open Community Collectionsに名古屋大学の2コレクション追加
 JSTORは,名古屋大学附属図書館が所蔵する貴重資料から2つのコレクション「高木家文書」と「伊藤圭介文庫」のデジタル画像をJSTOR Open Community Collections (JSTOR OCC) で公開しました。
 JSTOR OCCは大学や美術館などが所蔵しているコレクションのデジタルイメージをJSTORのプラットフォーム上で公開する取り組みで,日本からの参加機関は名古屋大学が初めてです。今回は試験的な参加で,該当コレクションの公開期間は2022年12月末までの予定です。

・JSTOR名古屋大学コレクションページ
https://www.jstor.org/site/nagoya-university/

名古屋大学附属図書館のご担当者より下記コメントをいただいています。
「JSTOR Open Community Collections参加手続きから,イメージやメタデータのやり取りはスムーズに完了しました。貴重書の電子コレクションがJSTORに掲載されることで,広く世界中の方々がアクセスし,学術資源の利用促進につながることを期待しています」

JSTORは,Open Community Collectionsの参加機関を引き続き募集しています。
詳細については,弊社までお問い合わせください。

・JSTOR Open Community Collectionsコレクションサイト
https://www.jstor.org/site/collection-list/

・名古屋大学附属図書館からのお知らせLibrary News
https://lws.nul.nagoya-u.ac.jp/news/ja/centrallib/2022/220808
JoVE:大学教員向けウェビナーのご案内(無料・日本語)
 研究・教育動画を提供するJoVEは9月8日(木)に,無料のオンラインセミナーを開催します。

 科学動画教材の活用事例と授業への有効な取り入れ方に焦点を当てた内容で,STEM分野(生物・化学・物理・統計・心理学系)の授業を担当される先生方にお勧めのウェビナーですが,どなたでもご参加いただけます。

 事前登録が必要ですので,下記URLよりお申込ください。ご登録いただいた方には後日録画が提供されます。

■オンラインセミナー「高等教育における科学動画教材の活用事例と有効な取り入れ方」(無料・日本語)
■日時:2022年9月8日(木) 午後5時00分~5時40分
■参加登録用リンク(Zoom):
https://us06web.zoom.us/webinar/register/3516606270140/WN_eYhPqZhgR5a_nbMueS_HWQ
■内容:
・各国における動画教材活用事例紹介
・講義・実習・ラボでの効果的な動画教材利用方法
・JoVE教育動画コンテンツと機能のご紹介
・ファカルティサポートのご案内
・質疑応答
■講師:
プラット絵麻氏(JoVE カリキュラム・スペシャリスト)

・弊社JoVE紹介ページ
https://www.usaco.co.jp/product/detail.html?pdid=131
クラリベイト:JCR2023年版の変更点
 クラリベイトは,来年2023年にリリースするジャーナル評価分析ツールJournal Citation Reports™(以下,JCR)において,すべてのWeb of Science Core Collection™の収録ジャーナルに,ジャーナル・インパクトファクター(以下,JIF)を付与することを発表しました。今までJIFは,Web of Science Core Collection™のScience Citation Index Expanded(SCIE)™と Social Science Citation Index(SSCI)™の収録ジャーナルのみに付与されていましたが,これを拡大しArts and Humanities Citation Index(AHCI)™と学際的な Emerging Sources Citation Index(ESCI)™のジャーナルにもJIFを付与することになります。

実施予定の具体的な変更点:
・約 9,000 誌のジャーナルに,今回初めてJIFが付与されることになります。(3,000以上の出版社から出版されているジャーナルで,その多くは新興地域の小規模な出版社です)
・JIFを持つゴールド・オープン・アクセス・ジャーナルが8%増加予定です。
・JIFを持つグローバル・サウスからのジャーナルが,最低でも5%増加する予定です。

 さらに2023 年版のJCRでは,JIF表示を現在の小数点以下 3 桁から 1 桁に変更する予定です。これはジャーナルを比較する際にJCRの他の指標や記述データを考慮するようユーザーに促すためです。

・クラリベイト ニュースリリース
https://clarivate.com/ja/news/clarivate-announces-changes-to-the-2023-journal-citation-reports/

・ジャーナル・インパクトファクター(Journal Impact Factor:略称JIF)をよりよく理解するために
https://clarivate.com/ja/blog/journal-impact-factor/

・クラリベイトのJournal Citation Reports™のアクセスはこちら
https://jcr.clarivate.com/
Writefull:抄録自動作成機能を追加
 AI技術を用いた学術英文向け校閲ツールWritefullが,Webアプリとして公開していたAbstract Generator をWritefull for Overleafのウィジェットに追加しました。

 Abstract GeneratorはAIによって論文の要約を自動的に生成するサービスです。Webアプリケーションとして6月より公開されていましたが,ユーザーのリクエストに応えWritefull for Overleaf にもウィジェットとして追加されました。OverleafにおけるWritefullのウィジェットや言語フィードバックはLaTeX構文に対応しています。そのためAbstract Generatorによって生成された抄録も同様にLaTeX構文が保持されます。

・Writefullブログ
https://blog.writefull.com/the-abstract-generator-is-now-available-in-writefull-for-overleaf/

・Writefull Abstract Generator(Webアプリ版)
https://x.writefull.com/abstract-generator/index.html

・弊社Writefull商品ページ
https://www.usaco.co.jp/product/detail.html?pdid=419
ChronosHub:月例ウェビナー案内
 OA義務の遵守と効率化を促進するChronosHubは,2022年9月7日(日本時間17:00-17:20)に,学術研究機関向けにChronosHubのデモセッションを行います。ChronosHubプラットフォームが,OA出版ワークフローを容易に合理化することを紹介します。
 また2022年より月例で研究コミュニティーの方を主な対象にしたウェビナーを開催しています。次回は2022年9月22日(日本時間22:00-23:00)に,「オープンアクセス利用の追跡」を議題に,PSI & IP Registry,ScholarlyIQ,PLOS,JISCからスピーカーを招き,出版社と図書館双方の視点から議論を進めます。
 スピーカーの経験や意見を共有し,購読機関や図書館への価値を決めるために,オープンアクセス文献を利用ベースで分析することが可能か探ります。リアルタイムで参加できない方のために,後日,録画した動画を配信する予定です。
 
■9/7開催予定 購読機関向けデモセッションへの参加登録サイト:
 https://chronoshub.io/events/institutions-7-9/
〈プレゼンター〉
・Martin Jagerhorn / Head of Business Development at ChronosHub
■9/22開催予定ウェビナー「オープンアクセス利用の追跡」への参加登録サイト:
https://chronoshub.io/events/tracking-open-access-usage/
〈スピーカー〉
・Andrew Pitts / CEO & Co-founder at PSI & IP Registry
・Stuart Maxwell / COO at ScholaryIQ
・Andy Utterback / Senior Manager, Strategic Partnership at PLOS
・Jo Lambert /Head of Licensing Intelligence and Analytics at JISC

■ChronosHub Newsletter の配信登録サイト:https://chronoshub.io/contact/

■ChronsHubのイベント案内ページ:https://chronoshub.io/events/
BioOne Vista 8月号公開
 生物(生命)科学,生態学,環境科学系の電子ジャーナルを提供するBioOneより,BioOne Vista 8月号が公開されました。

 BioOne Vistaでは,毎月異なるタイムリーなテーマに基づき,BioOne Completeに掲載されている論文を紹介しています。8月は世界猫の日や全米犬の日,世界ライオンの日など動物にちなむ記念日が多くあるので,BioOne Vista8月号では動物たちの健康と幸福にスポットライトを当て,獣医学に関する論文が特集されています。23の論文が紹介されており,うち7つはOpen Accessとなっています。

詳細は下記リンクよりご参照ください。

・BioOne Vista August 2022 | Veterinary Sciences
https://bioone.org/vista-august-2022

・弊社 BioOne Complete 商品ページ
https://www.usaco.co.jp/product/detail.html?pdid=212
学会展示・セミナー開催スケジュール
 ・JUSTICE 版元提案説明会
(一橋大学一橋講堂,中会議場,特別会議室)
 2022年9月7日(水)~9月8日(木)

日本質的心理学会
(愛知大学名古屋キャンパス)
 2022年10月29日(土)~10月30日(日)

日本分子生物学会
(幕張メッセ)
 2022年11月30日(水)~12月2日(金)

日本看護科学学会学術集会
(広島市文化交流会館)
 2022年12月3日(土)~12月4日(日)

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