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2017/05/31:第284号 2021年の学術出版技術トレンド

2021年の学術出版技術トレンド Share (facebook)

  国際STM出版社協会が近未来の学術出版を予想する技術トレンドの2021年版が公開された。毎回,予想した内容を視覚化したポスターが作成されているが,今回は物理学者Heinz Pagels氏の著書の一説“The world changed from having the determinism of a clock to having the contingency of a pinball machine.”を引用し,業界が持つ不確実性と様々な可能性をピンボールマシンに例えて表現している。イラスト中の球が価値,発射装置がイノベーション,球を打ち返す左右のフリッパーがそれぞれ人的支援とAIの支援を表している。正しい場所に球がヒットすれば,価値を獲得することができるが,フィールド上にボールをキープできなければ,価値を失いゲームの継続ができなくなる。ボードの中心にはコアテーマとして「信頼と誠実」が据えられ,その周囲に以下4つのセクションが設けられボーナスポイントが獲得できる。

 

(1) 正確さとキュレーション
 編集プロセスのイノベーションに関するセクション。査読への信頼,再現性,一貫性の確認が重要なポイントとして挙げられている。具体的な要素としては検証ツール,剽窃の検出,画像改ざんの検出,統計の検証,品質管理の自動化,デジタルワークフローの最適化,データキュレーション,全成果物のメタデータ付与が挙げられる。また,デジタル戦略を成功させればボールの再発射もできるとしている。

 

(2) スマートサービス
 テキストデータマイニングサービスに関するセクション。このエリアで潜在的な開発がIoTやブロックチェーンに関連している。具体的には,マシンラーニング,ビッグデータのアプリケーション,自動化された整合性チェック,コンピュータ支援の推薦図書リスト,ナレッジグラフ,Linked Open Dataが潜在的なサービスと考えられる。査読の自動化に関して更なる開発も可能であり,「サービスとしてのモノ(Things as a Service)」の対応が近い将来我々の経験に影響を与える可能性がある。

 

(3) 科学者個人への貢献
 サービスをパーソナライズするための大規模な利用者データのアプリケーションに最も多くのボーナスポイントが存在することが想定されている。ユーザーデータプライバシー,認識と認証,簡単なオプトアウトといった要素に価値が影響される可能性がある。その他重要な要素としてはリコメンデーションサービス,個人のトラッキング,EU一般データ保護規則(GDPR),新しいインパクト指標,社会の課題,アクセスと認証,生涯学習,MOOCsの再来などが挙げられる。

 

(4) コラボレーションと共有
 検索と共有が他のサービスとどのくらい統合されているかが付加価値を高めるポイントである。この領域ではプレプリントサーバーの拡大とソーシャルシェアリングのネットワークが最も重要な要素として存在する。その他の重要な要素としてデータの共有,実験データのストリーミング,リモートの実験環境,透明性,共同執筆,注釈の公開,原稿の共有などが挙げられる。

 

 ピンボールのフィールドに留まりゲームを続けるためには,十分な予算と,出版を委託され続けることが必要だ。購読機関や助成機関の動向にも影響される。ボールを失う機会として,情報戦やサイバー犯罪が挙げられ,情報戦では個人データの悪用,サイバーいじめ,サイバー犯罪ではコンテンツを配布する海賊版サイト,ハッカー,窃盗,不正なIPアドレスなどの要素が想定されている。

 

‘The Contingency of a Pinball Machine”? The STM Future Lab Looks Forward to Technology Trends in 2021
https://scholarlykitchen.sspnet.org/2017/05/11/contingency-pinball-machine-stm-future-labs-looks-forward-technology-innovation-2021/

 

 

 

BioOne: ORCIDや助成団体等の情報が利用できるようになりました Share (facebook)

  生物(生命)科学,生態学,環境科学系の電子ジャーナルを提供するBioOneは,2017年3月より,下記の書誌事項の提供を開始しました。

 

 論文著者のORCID
 所属機関/部署
 研究の助成情報

 

  特に,論文著者の情報については,著者名にマウスオーバーをすることで,その詳細を確認することができます。

 

詳細は弊社までお問い合わせください

 

・BioOne News Volume 11.1 (Spring 2017)
http://www.bioonepublishing.org/wp-content/uploads/2017/05/BioOneNews11.1-2.pdf

 

・弊社BioOneサイト
http://www.usaco.co.jp/itemview/template44_1_208.html

【6月22日開催】NVivo+EndNote無料オンラインセミナー開催のご案内 Share (facebook)

 これまで1,000名様以上にご参加いただいている無料オンラインセミナー
「EndNoteとNVivoを使った研究支援と文献レビュー」を,6月に再開催いたします。
皆様のご参加をお待ちしております。

 

■ 日時:2017年6月22日(木) 15:00~16:00(60分)

 

■ 主催:QSR International・ユサコ株式会社

 

■ 本オンラインセミナーについて
文献管理・論文作成支援ツールとして世界中の研究者に愛されるEndNoteと質的
研究・定性調査を支援するNVivoを組み合わせることで,文献レビューのプロ
セスを効率的に進める方法をソフトウェアのデモンストレーションを交え
ご紹介します。

ご質問をチャットでお送りいただきお答えする質疑応答の時間も設けております。

※本オンラインセミナーはインターネットを通じたリアルタイム配信セミナー
となります。

 

■ 内容
 - EndNote・NVivo ソフトウェア概要
 - 文献データを集める・整理する
 - 引用文献リストを自動作成する
 - データを分析・俯瞰する
 - 要約を作成する・分析結果をまとめる

 

■ お申し込み方法
 以下のURLよりお申込みいただけます。
 http://www.usaco.co.jp/nvivo_endnote_seminar201706.html

 

  当日ご都合がつかない方でもご興味がありましたら是非お申し込みください。
登録いただいた方には,オンラインセミナー実施後,ビデオへのリンクをご案内します。

弊社山川隆司がユタ大学にて日本における学術コミュニケーションの動向について講演 Share (facebook)

 弊社の山川隆司は今年4月,ユタ大学にて,”CURRENT TREND OF SCHOLARLY COMMUNICATION IN JAPAN”と題する講演を行いました。

 この講演会は,かねてから山川隆司と親交のある Jean Shipman氏に依頼されて行われたものです。

 Jean Shipman氏は University of Utah Spencer S. Eccles Health Sciences Libraryの最高責任者であり,MLA (Medical Library Associations) ,SSP (Society for Scholarly Publishing) の要職も務めておられました。

 

講演要旨を弊社ホームページ上に掲載しておりますので,是非ご覧ください。
http://www.usaco.co.jp/itemview/template44_3_24953.html

 

 

kaicho

 

  弊社山川隆司とJean Shipman氏

ProQuest 新社長にMatti Shem Tov氏が就任 Share (facebook)

  ProQuestより,同社のCEO Kurt Sanford氏が退き,現Ex Libris, a ProQuest company 社長のMatti Shem Tov氏 がその職に就くことが発表されました。引継ぎは今年の第3四半期になるとのことです。
  これにともない,Ex Libris, a ProQuest companyの新社長には,次世代図書システムAlmaの責任者をしているBar Veinstein氏 が選出されました。

 

詳細についてはProQuestのプレスリリースをご覧ください。
http://www.proquest.com/about/news/2017/ProQuests-Sanford-Passes-Baton-to-Shem-Tov.html

展示・セミナーのご案内 Share (facebook)
日時 展示・セミナー名 会場
2017年6月2日(金)

日本薬学図書館協議会「定期総会」

北里大学薬学部コンベンションホール(白金キャンパス)
2017年7月8日(土) ~7月9日(日)

Best of ASCO 2017 in Japan

東京ビッグサイト「国際会議場」

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