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ユサコニュース詳細

USACO News:詳細

2023/05/24:第349号
 

JSTOR: Path to Open最初の100冊のリスト公開
JSTORが2023年1月に発表した学術書籍のオープンアクセス支援プログラム:Path to Openについて2023年秋にリリース予定の最初の100冊のタイトルリストが公開されました。下記ページよりエクセルでダウンロードが可能です。
・JSTOR Path to Open タイトルリスト:https://about.jstor.org/path-to-open/titles/

Path to Openは,学術出版を取り巻くコミュニティが支援し,持続可能で公平な方法で,質の高いeBookを出版するためのプロジェクトです。参加図書館はPath to Open年間購読料を支払い,出版後最初の3年間は,参加機関だけがJSTORのみで独占公開されるeBookを閲覧できます。資金の援助を受けた大学出版局は,持続可能なビジネスモデルでeBookを刊行し,出版日から3年後にオープンアクセスにして広く公開します。
研究者は価値の高いコンテンツに触れることができ,著者はグローバルに読者を獲得することができます。図書館,大学出版局,研究者,著者といったコミュニティに,恩恵をもたらすことが期待されます。
2023年秋に最初の100タイトルを公開し,パイロット期間である2024~2026年の間に,毎年300冊のタイトルを追加予定です。

お見積依頼やご質問は,弊社までお問い合わせください。

・JSTOR Path to Open紹介ページ: https://about.jstor.org/path-to-open/
EndNote 21リリースと無償アップグレードのお知らせ
2023年5月18日(EST)に開発元ClarivateよりEndNote 21(ダウンロード)がリリースされました。
※日本国内での発売日は決まり次第追ってご案内いたします。

■EndNote 21新機能ご紹介
・タグ機能
様々なタグを使用し自身のライブラリやグループ内のレファレンスをより分かりやすく整理することができます。
  
・CWYWの拡張
Cite While You WriteがGoogle DocsやWord Onlineで利用可能に。
論文の執筆や他ユーザーとの文書の共同作業を, より簡単に行えるようになります。
※2023年5月下旬にGoogle Workspace Marketplaceより利用開始予定。
※Word Onlineへの対応は2023年秋ごろを予定。

・復元機能
ライブラリが失われたり破損したりした場合でも ライブラリを復元できます。

・新しくなったEndNote Web
EndNoteデスクトップ版と整合性が高まった新しいEndNote Webで デスクトップから離れていても 新オンラインインターフェイスにアクセス可能になります。
※利用はEndNote 21ユーザーに限られ 登録日から3年間アクセス可能。

・ライブラリ共有人数の増加
ライブラリ共有可能なユーザー数が400人から1,000人に増えました。

■無償アップグレードのお知らせ
2023年3月28日以降にEndNote 20個人用ライセンス※1をご注文いただいたお客様 および機関用ライセンス (年間・サイトライセンス) をご契約中のお客様はEndNote 21を追加費用なしでご利用いただけます。

EndNote 21ライセンスは弊社EndNoteユーザー専用ページで提供いたします。
EndNote 21の無償アップグレード用ライセンス※2を利用される場合は 登録期限※3までにEndNoteのユーザー登録※4を完了いただきますようお願いいたします。期限までにユーザー登録が完了していなかった場合, EndNote 21のライセンスをご提供することができませんのでご注意ください。
また endnote.comなど海外で購入された場合は提供方法が異なりますのでご注意ください。

※1:新規ライセンス・アップグレード・学生版・大学生協版が対象です。パッケージ版・ダウンロード版ともに対象です。
※2:ご提供するEndNote 21ライセンスはご購入形態を問わずダウンロード版となります。物品の送付はございません。
※3:ユーザー登録の期限は決まり次第追ってご案内いたします。
※4:会員登録およびシリアル番号登録の両方の登録をもってEndNoteユーザー登録完了となります。

複数・機関ライセンスご契約中のお客様へは準備が整い次第弊社営業担当よりEndNote 21ライセンスの受け取り方法について別途ご連絡させていただきます。

・EndNoteユーザー登録手順
https://www.usaco.co.jp/endnote/registration.html

・EndNote 20ウェブサイト
https://www.usaco.co.jp/endnote/

Research Solutions:Article Galaxy 機能追加
ドキュメントデリバリーサービスを核に文献の発見・取得・管理を合理化するソリューションを提供しているResearch Solutions社は,同社が提供するプラットフォームArticle Galaxy に下記のような改善・機能追加を実施しました。

■ Referencesの機能追加
① RSS機能の追加
有料オプションとして提供されている文献管理ツール「References」内の「My Feeds」メニューからRSSリーダー機能を使うことができるようになりました。RSSフィードに対応している出版社サイトからの新刊情報やPubMedなどからアラートを受信し,既読管理ができます。
My Feed内の文献情報はドラッグアンドドロップでReferencesのフォルダに追加することができます。
* References Professionalの利用者のみが対象となります。

② 検索履歴の機能追加
直近の検索入力語の履歴が10件表示され,タイプ入力せずに再検索できるようになりました。

■ Article Galaxyトップ画面の改善
③ リソース欄の拡張
ご利用機関のリクエストに応じ,リソース欄にGoogle Scholar,SciFinder,Citavi,Martindale ADR Checker,RefWorks,ToxPlanetなどのよく使うサービスのアイコンを追加し,簡単にリンクできるようになりました。

Research Solutions社リリースノート
https://www.researchsolutions.com/resources/release-notes/april2023-roundup
Writefull:Overleaf版バージョンアップ
AI技術を用いた学術英文執筆支援ツールWritefullのOverleaf版(Writefull for Overleaf)がバージョンアップしました。主な改善点は以下の通りです。

① テキストの処理速度と,Overleafでドキュメントを切り替える際の応答速度が早くなりました。
② バグが改善され動作が安定しました。
③ 以前のバージョンでは、言語の提案を表示する前に文書全体を処理していましたが、新たなバージョンでは画面に表示されているテキストのみを解析、修正します。画面をスクロールすると新たな提案が表示されます。
④ Rich Textエディタでも校正作業ができるようになりました。
⑤ 文法や語句のチェックを行うProofreadモードが削除され、高度な校正作業用のFull Editモードのみになりました。
⑥ UIが改良され修正提案枠の表示が大きくなりました。また、画面を小さくするとツールバーがフローティング表示になります。

最新バージョンは 2.1.0になります。バージョン表記がこれよりも古い場合はブラウザのページを更新するか一度Chrome を終了して再度開くことで更新されます。

・Writefullブログ
https://blog.writefull.com/try-the-new-writefull-for-overleaf/

・Writefull X
https://x.writefull.com/

・弊社Writefull商品ページ
https://www.usaco.co.jp/product/detail.html?pdid=419
JoVE:看護学シリーズ追加
研究・教育動画を提供するJoVEの最新情報をお知らせします。

JoVE Educationのビデオテキストブック:JoVE Coreについて,新たに看護学(Nursing)シリーズが追加されました。このシリーズは,実践的なコミュニケーション技術,感染予防,看護の基礎など幅広いトピックをカバーしており,看護学部の学生だけでなく,医学,薬学,生理学などさまざまな分野の学生や研究者にとっても興味深いコンテンツを収録しています。
JoVE Coreには今回追加された看護学の他,生物学,分子生物学,細胞生物学,化学,有機化学,社会心理学,統計学,物理学のシリーズが収録済です。短いアニメーションで科学の概念を解説するJoVE Coreは,授業での利用はもちろん,学生の自宅での予復習にも最適です。

・JoVE Core:https://www.jove.com/education/core
  
・JoVE:https://www.jove.com/

・弊社JoVE紹介ページ:https://www.usaco.co.jp/product/detail.html?pdid=131
Morressier:AIPPと会議資料の出版プロセスを改善
出版機関や学協会に学術コミュニケーションを変革するためのワークフローを提供するMorressierは,同社のプラットフォームを用いて会議資料の出版プロセスを改善するためのパートナーシップを,AIP Publishing (AIPP)と締結しました。

AIPPは Morressier と協力し,会議資料の提出プロセスにおける相互運用性,発表増加,品質向上をサポートします。同社が提供する単一の統合プラットフォームを使用することで,AIPPは演題募集から出版における管理時間を短縮できるとしています。Morressier のサービスは会議の主催者や編集者向けの高度なインテグリティツールを含んでおり,提出物の品質を維持することがパートナーシップの重要な目標とされています。

・Morressier Newsページ May 10, 2023
https://www.morressier.com/post/aip-publishing-morressier-announce-partnership-to-enhance-conference-proceedings

・弊社Morressier商品ページ
https://www.usaco.co.jp/product/detail.html?pdid=216
HSEvents:Translational Medicineウェビナー・シリーズのご案内
世界をリードする研究者・専門家による講義動画のオンライン・コレクション:The Biomedical & Life Sciences Collectionを提供するHSTalksのグループ会社:HSEventsは,6月16日(金)に無料のオンラインセミナー(英語)を開催します。

本セミナーはTranslational Medicine関連のウェビナー・シリーズのひとつで,今回はノバルティス バイオメディカル研究所のKasra Shakeri-Nejad氏がモデレーターとなり,他3名のスピーカーと一緒に,臨床試験のライフサイクル全体にわたってヘルスリテラシーのベストプラクティスを適用することの重要性などを説明します。

日本時間では深夜の開催ですが登録者には後日録画が提供されます。

■オンラインセミナー「Health Literacy」
 ※Translational Medicine関連のウェビナー・シリーズ。無料。英語(通訳無し)
■日時:2023年6月16日(金)1:00 – 2:15 (AM)
■詳細参加登録用リンク:下記をご参照ください
https://www.henrystewartconferences.com/life-sciences/events-translational-medicine
  
・弊社HSTalks紹介ページ
https://www.usaco.co.jp/product/detail.html?pdid=202
BioOne Vista 5月号公開 / 電子書籍コレクション提供開始
生物(生命)科学,生態学,環境科学系の電子ジャーナルを提供するBioOneより,BioOne Vista 5月号が公開されました。
BioOne Vistaは,毎月異なるタイムリーなテーマに基づき,BioOne Completeに掲載されている論文を紹介しています。5月号は,DNAの二重らせん構造発見から 70 周年と,ロザリンド・フランクリンの貢献をたたえ,ゲノミクスがテーマです。5月号は29本の論文が紹介されており,うち10本がオープンアクセスとなっています。

また,BioOneはESA eBook Collection の提供を開始しました。ESA eBook Collection は,アメリカ昆虫学会(ESA: Entomological Society of America)の書籍160誌以上を収録するコレクションです。これらの書籍は今回初めて電子化され,BioOneプラットフォームでのみ提供されます。

・BioOne Vista May 2023 | Genomics
https://bioone.org/vista-may-2023

・BioOne ESA eBook Collection
https://bioone.org/esa-ebooks

・弊社 BioOne 商品ページ
https://www.usaco.co.jp/product/detail.html?pdid=212
学会展示・セミナー開催スケジュール
・日本医学図書館協会
※会場展示なし・プロダクトレビューの動画を配信いたします
2023年5月26日(金)~6月30日(金)

・日本細胞生物学会
(奈良県コンベンションセンター)
2023年6月28日(水)~6月30日(金)

・医学情報サービス研究大会
(オーテピア高知図書館)
2023年7月1日(土)~7月2日(日)

・第20回情報プロフェッショナルシンポジウム(INFOPRO2023)
(オンライン配信)
2023年7月6日(木)~7月7日(金)

・リサーチ・アドミニストレーション協議会年次大会
(東京都八王子市:東京たま未来メッセ)
2023年8月8日(火)~8月9日(水)

・PCカンファレンス 2023
(つくば国際会議場)
2023年8月17日(木)~8月19日(土)

・JACET第62回国際大会
(明治大学)
2023年8月29日(火)~8月31日(木)

・一般社団法人日本地域看護学会第26回学術集会
(川崎市立看護大学)
2023年9月2日(土)~9月3日(日)

・日本神経精神薬理学会年会
(東京ドームホテル)
2023年9月7日(木)~9月9日(土)

・日本家族看護学会第30回学術集会
(大阪大学吹田キャンパス)
2023年9月9日(土)~9月10日(日)

・第43回日本看護科学学会学術集会
(海峡メッセ下関,下関市生涯学習プラザ)
2023年12月9日(土)~12月10日(日)

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