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ユサコニュース詳細

USACO News:詳細

2024/01/25:第357号
 

ASM Case Reportsローンチのお知らせ
American Society for Microbiology (米国微生物学会,ASM) は,2025年に新しいフルオープンアクセス誌:ASM Case Reportsをローンチすると発表しました。ASM Case Reportsは,広範囲で急速に成長中の研究分野である,臨床微生物学および感染症における高品質な症例報告を迅速に出版するための専用プラットフォームとなる予定で,2024年半ばから投稿受け付けを開始します。

「症例報告は確立された不可欠なコミュニケーションの場であり,ASM Case Reportsのローンチにより, ASM は新たに出現した疾患や限られた数の患者に影響する疾患についての重要な情報を記録できるようになります。ASMは,新しい病気,薬の作用と効果,流行に関する,より大きな科学的議論に加わることに尽力しています。」とASMのエグゼクティブ・パブリッシャーであるMelissa Junior氏は述べています。

ASMは2024年7月1日から5年更新の任期でEditor in Chiefを探し始めました。下記プレスリリース中のリンクより応募または推薦を募集しています。

ASM プレスリリース
https://asm.org/Press-Releases/2024/January/ASM-Expands-Clinically-Relevant-Research-with-Laun

弊社American Society for Microbiologyホームページ
https://www.usaco.co.jp/product/detail.html?pdid=502
Third Iron:懸念表明(EOC)の表示追加
Third Ironが提供するBrowZine及びLibKeyにおいて,懸念表明(EOC: Expression of Concern)の表示が追加されました。

EOCはジャーナル出版社や編集者がその論文の内容や方法論に懸念を持った場合に発行されるもので,正式にリトラクト(撤回)される前の段階で表示されるケースもあります。論文が撤回されないケースもありますが,EOCは引き続きその論文に関する懸念を明確にします。

EOC通知("Expression of Concern Notice")はBrowZine及びLibKeyのさまざまな場所に表示されます。その通知はEOC自体のDOIにリンクされる為,ユーザーはリンクから特定の懸念に関する詳細な情報を確認できます。

・Third Ironサポートページ
https://support.thirdiron.com/support/solutions/articles/72000607312-about-expressions-of-concern
BMJ Case Reports ライティングワークショップ開催のお知らせ
グローバルな医学・ヘルスケア情報のプロバイダー:BMJは,2月21日にBMJ Case Reports ライティングワークショップを開催します。

BMJが提供する世界最大級の症例報告コレクションBMJ Case Reportsの編集長Seema Biswas 氏が,効果的な執筆,発表,症例の出版を支援するステップバイステップの手引きを紹介します。
ウェビナーの参加登録者には録画が提供されますので,ライブイベントに参加できない場合もぜひご登録ください。

BMJ Case Reportsライティングワークショップ:
- 講演者:BMJ Case Reports編集長:Seema Biswas氏
- 言語:英語
- 日時:2024年2月21日(水)17:00-18:00(日本時間)
- 参加費:無料
- 参加登録用URL:
https://bmj.zoom.us/webinar/register/WN_fB81InwzQymhLlh7nsP66w

ワークショップのカバートピックス
- BMJ Case Reportsで出版される文献の種類をご紹介:
 グローバルヘルス,クリニカルケース,イメージ,ビデオ
- 症例報告を執筆するためのガイドとテンプレートの紹介
- 査読者が求めていることとリバイスの仕方
- 教育と学習のためのBMJ Case Reportsの使い方

・弊社 BMJ Case Reports紹介ページ:
https://www.usaco.co.jp/product/detail.html?pdid=503
Research Solutions:Article Galaxy機能追加
ドキュメントデリバリーサービスを核に文献の発見・取得・管理を合理化するソリューションを提供しているResearch Solutions社のプラットフォームArticle Galaxyに追加された機能をご紹介します。

■PDF Viewerにサイドバーを追加
My Company PDF LibraryなどでPDF文献をViewerから開くと,Sciteによる引用情報や推奨文献リストがサイドバーに表示されます。ユーザーが関心を持った推奨文献からオーダーする場合もスムーズに画面遷移し,簡便に実施できます。

■WidgetにAIによる推奨文献を表示
Widgetに「Recommendation」タブを設け,そこからWidgetに表示された各文献に対するAIアルゴリズムによる推奨文献を確認できるようになりました。

■再利用可能な文献の表示
Company PDF LibraryとMy Ordersセクションの両方で,入手した文献が再利用可能か簡単にチェックできます。Article Galaxyの画面に表示された文献の「Check Re-Use Right」と表示されたリンクをクリックすれば,用途に応じた利用可否を確認することができます。以前より本機能は提供されていましたが,リンクの表示箇所が増え,より使いやすくなりました。
* 本機能は,文献の再利用に関するライセンス契約を締結し,Article Galaxyの再利用オプションを有効化している機関のみが利用可能です。

・こちらで紹介した機能に関するお問い合わせ先
https://www.usaco.co.jp/contact/?frmid=33&pdname=Article+Galaxy

・Research Solutions社リリースノート
https://www.researchsolutions.com/resources/release-notes/year-in-review-2023-roundup
BioOne Vista 1月号とトレンド論文公開
生物(生命)科学,生態学,環境科学系の電子ジャーナルを提供するBioOneより,BioOne Vista 1月号と,最近のトップ・トレンド論文が公開されました。

BioOne Vistaは,毎月異なるタイムリーなテーマに基づき,BioOne Completeに掲載されている論文を紹介しています。1月号では「Polar Sciences」に焦点を当て,BioOne Completeのパートナー出版社タイトルであるAnnales Zoologici, Cryptogamie, Bryologie, The Journal of Raptor Research, Paleontological Research, Ursus, Zoological Science他から厳選した論文を掲載しています。

また,最近のトップ・トレンド論文も公開されました。こちらはBIOS, Caribbean Journal of Science, Freshwater Mollusk Biology and Conservation, Natural Areas Journal, Ursus, Zoological Science 等の雑誌から,12分野,計36本の論文が紹介されています。
BioOneアカウントでログインすると2024年3月31日まで無料でこれらの論文を読むことができます。アカウント登録は無料です。下記BioOneページの右上にある”Sing in”ボタンを押し,ポップする画面の下部にある”Create an account”からご登録下さい。

・BioOne Vista January 2024 | Polar Sciences
https://bioone.org/vista-polar-sciences

・BioOne: Top & Trending Research: January 2024
https://bioone.org/top-and-trending-january-2024

・弊社 BioOne 商品ページ
https://www.usaco.co.jp/product/detail.html?pdid=212
学会展示・セミナー開催スケジュール
・日本農芸化学会
(東京農業大学)
2024年3月25日(月)~3月27日(水)

・日本薬学会年会
(パシフィコ横浜)
 2024年3月28日(木)~3月31日(日)

・日本病院総合診療医学会 学術総会
(福岡:電気ビルみらいホール,共創館カンファレンス)
 2024年3月29日(金)~3月30日(土)

・日本実験動物学会総会
(みやこめっせ・ロームシアター京都)
 2024年5月29日(水)~5月31日(金)

・日本精神保健看護学会第34回学術集会
(千葉:国際医療福祉大学成田キャンパス)
2024年6月1日(土)~6月2日(日)

・日本内分泌学会学術総会
(パシフィコ横浜)
2024年6月6日(木)~6月8日(土)

・日本精神神経学会学術総会
(札幌コンベンションセンター)
2024年6月20日(木)~6月22日(土)

・日本医学教育学会大会
(帝京大学板橋キャンパス)
2024年8月9日(金)~8月10日(土)

・⽇本家族看護学会第31回学術集会
(鎌倉芸術館)
2024年9月14日(土)~9月15日(日)

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