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海外では「turnitin」と呼ばれるWebベースのサービスを導入する学術機関が増えている。turnitinはカリフォルニアのiParadigms社が提供する盗作防止システムで,同社のパターンマッチング技術を応用し,学生が提出する課題を,学術誌や書籍,新聞などのコンテンツと比較し,共通点を分析することで盗用の可能性があるレポートを検出する。盗作かどうかの判断は導入機関の運用 管理側の調査と判断に委ねられるが,学生がこのようなツールの存在を意識すること自体が剽窃行為の抑止力にもなっている。 今や教育や研究の現場ではインターネットが必要不可欠になっている。誰もが簡単に必要な情報を探し出し,コピー・ペーストやダウンロードなどの手段で自分のPCにデータを取り込み編集することができる。便利な反面,安易な手段に頼ったレポートが生まれやすい環境になっている。また,インターネットから無料で入手した情報に対する著作権への意識は希薄になりがちだ。
turnitinはすでに90を超える国の7,000以上の機関が利用しているが,特に英国では90%以上の大学が導入している。これは情報システム合同委員会(JISC)が組織的な取り組みをした結果だが,同国における剽窃行為に対する問題意識の高さがうかがい知れる。剽窃行為は基本的にモラルと認識不足が原因だが,IT化が誘引剤の役割を果たしてしまっている。残念ながらその防止のためにもIT技術の活用が必要になってしまったようだ。 今のところ教育機関の問題としての認識が先行しているが,学術論文の生産の場においても無関心ではいられない。情報の信頼性を担保する役割の出版機関では,コンテンツの独自性をチェックする工程を強化するためにはシステム化が必要だとの認識が広まり始めている。また,学術出版活動の中心がオンラインに移行している中で,コンテンツが盗用されないよう積極的に対応することが必要になってきている。 主要出版社のひとつであるEmeraldはiParadigms社と提携し,iThenticateと呼ばれる製品を導入し投稿された論文のオリジナリティーチェックに役立てている。また,同社の出版物を盗用から守るためにturnitinの情報基盤へデータを提供する手順を確立し,連携体制をとっている。Emeraldはこのような対策を講ずることで編集作業の効率化と著作権侵害のない出版活動の実現,ひいては同社の出版物の質の向上を目論んでいる。 IT化やオープンアクセス化でネット上に公開される情報量が増え,利用者が享受する利便性は飛躍的に向上している。しかしながら情報を生産・発信する側には,事前の確認作業やその後の監視作業に一層の注意を払う必要が出てきている。論文投稿の際に,いわれのない疑惑を持たれないようにフィルターツールを使って自己の論文の安全性を確認する時代が来るかもしれない。
・turnitin http://www.turnitin.com/
・Emeraldのプレスリリース http://www.emeraldinsight.com/info/about_emerald/News/press/antiplagiarism.jsp
・iThenticate http://www.ithenticate.com/
2007年11月7日(水)から11月9日(金)まで第9回図書館総合展(Library Fair & Forum 2007)がパシフィコ横浜で開催されます。 弊社は本年も展示ブースを設け,以下の製品に絞ってご紹介します。 ・Ex Libris社製品 全世界で4,400以上の学術図書館にシステムを販売する最先端の図書館・情報システムベンダーより,SFX(学術情報へのリンキングツール),MetaLib(メタサーチによる統合検索を実現),Verde(電子情報資源管理システム) ・EndNote 学術文献の情報検索と検索結果のダウンロードファイル管理,論文を記述する際の引用文献欄と参考文献リストを自動作成するソフトウェア ・ebrary 書籍のオンライン利用をより簡単に、且つ効率的に行うためのコンテンツとテクノロジーを提供 ・JSTOR コアな学術雑誌のバックナンバーを初号から電子化する,総合的かつ信頼性の高い アーカイブ 【日程・会場】 ・日程:2007年11月7日(水)〜9日(金) ・会場:パシフィコ横浜 展示ホールA ・交通:みなとみらい線「みなとみらい」駅より徒歩3分。JR「桜木町」駅より徒歩12分,バス7分,タクシー5分。「横浜」駅よりタクシー7分,シーバス(船)で10分 【フォーラム】 ・Ex Libris「次世代の統合的図書館システムへの取り組み(海外最新動向のレビュー) ・JSTOR「電子ジャーナルバックナンバー提供プロジェクトのレビューと今後」 【プレゼンテーション】 ・「ebrary-概要と新しいインターフェイス」 弊社主催フォーラム・プレゼンテーションの詳細については,本号に関連記事を掲載しています。 第9回図書館総合展の詳細は,JCC株式会社カルチャー・ジャパンのホームページをご参照ください。 http://www.j-c-c.co.jp/lf09.html
過去10年間で図書館利用者の行動様式は大きく変化し,図書館に期待するサービス も変わってきました。 電子化されたコンテンツの普及はその主たる要因ですが,Googleを代表とするサーチエンジンの学術情報分野への進出による影響も大きく,これらは情報調査の新しいスタンダードの地位を確立し,利用者の図書館への依存度を下げています。 本セミナーでは,世界で始めてリンクリゾルバ−「SFX」を製品化した著名な図書館システム提供者であるEx Libris社から責任者を招き以下の項目について概説します。 ・図書館システムベンダーと図書館の次世代システムに向けての動き ・図書館システムの最近のトレンド ・図書館資源を有効活用するためのインターフェイスや他のシステムとの連携 ・本年5月にリリースされたPrimoに関する状況 ・タイトル:「次世代の統合的図書館システムへの取り組み (海外最新動向のレビュー)」 ・日時:2007年11月7日(水)(13:00〜14:30)受付開始:12:40 ・会場:パシフィコ横浜 フォーラム第5会場(アネックスホール) ・講師:Oded Scharfstein (Ex Libris,Vice President Asia Pacific)(予定) 逐次通訳(英→日) ・定員:100名(先着順受付。定員になり次第,受付締め切り) オリジナルタイトルは 「User Experience for Library Users: Time for a Change」です。 フォーラム参加ご希望の方は,以下のアドレスまでご所属機関名・部署名・参加者名・ご住所・Tel/Fax番号・E-mailアドレスをご連絡ください。
JSTORの過去から現在までの実績,最新動向, 将来の取り組み等をご紹介します。オリジナルタイトル は「JSTOR- The Past, Present, and Future」です。 ・タイトル:「電子ジャーナルバックナンバー提供プロジェクトのレビューと今後」 ・日時:2007年11月8日(木)(15:30〜17:00)受付開始:15:10 ・会場:パシフィコ横浜 フォーラム第7会場 ・講師:Tanya Torres(Assitant Director,Library Relations) Joshua Horowitz(Outreach Associate,Library Relations) 逐次通訳(英→日) ・定員:100名(先着順受付。定員になり次第,受付締め切り) (※主催:JSTOR 共催:(株)紀伊國屋書店/ユサコ) フォーラム参加ご希望の方は,以下のアドレスまでご所属機関名・部署名・参加者名・ご住所・Tel/Fax番号・E-mailアドレスをご連絡ください。
世界100か国,1,000以上の機関に導入され,オンラインならではの機能を備えた新しいタイプの電子ブックプラットフォーム「ebrary」のインターフェイスが更に新しくなります。 ebraryは,コンテンツ(e-Contents)と独自のテクノロジー(InfoToolsなど)を融合し,より簡単で効率の良い電子ブックの活用を実現しています。 当プレゼンテーションでは,そのコンテンツとテクノロジーの概要を紹介し,デモンストレーションに より実際の動作をご覧いただきます。 ・タイトル:「ebrary-概要と新しいインターフェイスの紹介」 ・日時:2007年11月9日(金)(13:00〜13:40) ・会場:展示会場内 プレゼンテーション会場 ・講師:平本 賢助 ・定員:80名(先着順受付。定員になり次第,受付締め切り) フォーラム参加ご希望の方は,以下のアドレスまでご所属機関名・部署名・参加者名・ご住所・Tel/Fax番号・E-mailアドレスをご連絡ください。
英Biochemical Societyを代表する生化学系雑誌Biochemical Journal(Portland Press)が,2007年度ALPSP/Charlesworth Awardsの新設部門であるオンラインジャーナル部門にて,最優秀賞を獲得しました。 ALPSP/Charlesworth Awardsは,学会・専門協会出版協会であるALPSP(The Association of Learned and Professional Society Publishers)と出版サービスを提供する英Charlesworthグループ (The Charlesworth Group)により毎年開催されている,学術専門出版領域における重要な成果に対する賞であり,オンラインジャーナル部門は,近年加速する雑誌コンテンツのオンライン化を背景に, 2007年に新たに設置されたものです。 Biochemical Journalの魅力的な画面構成や容易な操作方法に加え,著者,読者,図書館員が それぞれ必要な情報を直ぐに入手できるような明確な情報(コンテンツ)の表示などが評価され,同じく利用者指向のインターフェイスを提供し高く評価されたbmj.com(BMJ Publishing)やNew England Journal of Medicine(Massachusetts Medical Society)を抑えての受賞となりました。 ・Biochemical Journal http://www.biochemj.org/bj/ ・ALPSP Awards http://www.alpsp.org/ngen_public/default.aspID=251&groupid=192&groupname =About+Us#online ・Charlesworthグループ http://www.charlesworth.com/
トムソンコーポレーション(The Thomson Corporation)は,2007年9月27日付のプレスリリースにて, 製薬関連の情報を提供する出版社として著名な,スペインのプロウスサイエンス(Prous Science)を買収したことを正式に発表しました。今後,プロウスサイエンスはトムソンコーポレーションの 一事業部であるトムソンサイエンティフィック(Thomson Scientific)に統合される予定です。 買収に伴う両社製品への影響に関する情報は今のところありません。 トムソンコーポレーション・プレスリリース http://www.thomson.com/content/pr/sci/237384 詳細については,弊社までお問合せください
JCLS(日本著作出版権管理システム)は2007年9月10日,米国の複写権管理団体CCC(Copyright Clearance Center)との間に双務協定を締結し,CCCが管理する著作物約58万タイトルの複写権を,2008年1月1日(予定)から運用することなどを発表しました。これまで,国内におけるCCCの複写権はJAACC(学術著作権協会)によって処理されていましたが,今回の協定締結により, 来年1月からJCLSも加わることになります。JCLSとCCC間の契約は,JAACCの契約と同等であるとCCCは発表しています。運用方法や使用料などの詳細は,本年11月初旬にJCLSホームページに公示される予定です。 ・JCLSホームページ http://www.jcls.co.jp/ ・JAACCホームページ http://www.jaacc.jp/index.html ・CCCプレス・リリース http://www.copyright.com/ccc/viewPage.dopageCode=au146
ebraryは,買取型コレクションで提供されているElsevier社タイトルのうち,2006年までに 発刊されたタイトルを,割引価格で提供する キャンペーンを行っています。 1,700誌におよぶキャンペーン対象タイトルは,いずれもScience Direct(Elsevier)には含まれて いません。購入形態は以下の2通りが用意されており,どちらも購入期間は2007年10月1日から 2007年12月31日までです。 コレクション単位:リストプライスから50%オフでの購入が可能。 (対象コレクション) ・ビジネス ・地球科学 ・映画/アニメーション/演劇 ・金融 ・工学/材料科学 ・数学/物理 ・観光学 ・生物医学 ・法医学 ・化学 ・媒体技術 ・セキュリティ ・コンピュータ ・グラフィックス ・建築 タイトル単位 :興味のあるタイトルのみを選択する際は, 購入タイトル数により,割引率が異なります。 ・100-249タイトル ・・・25%オフ ・250-499タイトル ・・・30%オフ ・500-999タイトル ・・・40%オフ ・1000タイトル以上 ・・・50%オフ ・全タイトル購入 ・・・60%オフ なお,本キャンペーン期間中にこれらのタイトルを購入した図書館には,以下の特典が提供されます。 ・ebraryプラットフォーム利用料を1年間免除 ・ebrary未導入のお客様のみ,年間購読型コレクションを5%オフで提供 詳細については,弊社までお問合せください。 ・弊社ebrary紹介ページ http://www.usaco.co.jp/products/ebrary/ ・ebraryホームページ http://www.ebrary.com/
医学中央雑誌刊行会は,医中誌Web(Ver.4)バージョンアップの一環として, J-STAGEへの直接リンクを行いました。 従来もCrossRef経由のリンクは行われていましたが,今回のバージョンアップにより, CrossRef経由ではリンクされなかったDOI(Digital Object Identifier)を持たない文献へのリンクが 可能になり,また,検索結果画面にJ-STAGEアイコンが表示されるようになりました。 ・医中誌Web(Ver.4)バージョンアップ情報 http://www.jamas.or.jp/ver4/v4_top.html ・J-STAGE http://info.jstage.jst.go.jp/info/index.htm
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