2009年7月9日,Ex Libris社は,同社の次世代図書館ポータルPrimo(プリモ)に,出版者やアグリゲータから提供される論文や電子ブックなどの学術情報をインデックスするための新たな構成要素である,“Primo Central”を導入することを発表しました。2009年末にベータ版のリリースを予定しています。
Primo Centralの導入により,利用者は,図書館(機関)がコントロールするリソースと国際的な電子コンテンツを同時に検索することが可能になり,検索結果も共通の関連度ランキングによって提供されるようになります。Primoの高いパフォーマンスと関連度ランキングのクオリティもそのまま維持されます。
EBSCO,IOP Publishing,National Academy of Sciences/PNAS,United States National Library of Medicine/ PubMed,Johns Hopkins University Press/ Project MUSEをはじめとする出版者がすでにPrimo Centralに参加しており,プレス・リリースでは参加出版者数の急速な増加を伝えています。
Primo導入機関は,2009年7月現在,23カ国180機関を超えています。
・Ex Librisプレス・リリース Primo Centralを発表
http://www.exlibrisgroup.com/default.aspcatid={916AFF5B-CA4A-48FD-AD54-9AD2ADADEB88}&details_type=1&itemid={5CC4B426-1774-4F5B-80DB-25DEB89BC9FD}
・Ex Librisプレス・リリース EBSCO Publishingとのパートナーシップを発表
http://www.exlibrisgroup.com/default.aspcatid={916AFF5B-CA4A-48FD-AD54-9AD2ADADEB88}&details_type=1&itemid={2BC0FD59-A3EC-47E3-9CEE-3377EAC32404}
・本誌191号記事「Ex Libris:Primo導入機関が100を突破」
https://www.usaco.co.jp/u_news/detail.html?itemid=74&dispmid=605