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2006年,英国逐次刊行物グループ(UKSG)は学術誌の版元移行(TRANSFER)に伴って発生する問題を討議するため出版機関,図書館員,雑誌取次業者などのサプライチェーン代表者で構成されるワーキンググループを立ち上げた。その成果は,移行元と移行先となる出版社が実施すべき推奨指針としてまとめられ,TRANSFER Code of Practice Version 1.0が2007年4月に誕生した。その後,数度の改訂と維持管理機関の変更を経て2019年4月,Version 4.0が米国情報標準化機構(NISO)から公開された。 学協会では経営的な判断により出版事業を商業出版社に委託することが多く,諸事情により委託先を変更することが学術誌における版元移行の典型的な発生要因になっている。そこで認識される問題のほとんどが,利用の中心になっている電子ジャーナルに関連する。そのため指針にはオンライン上のコンテンツへのアクセスの途絶や不都合が最小限になることを主眼におき,概ね以下の実務的な内容が記述されている。 (1) コンテンツの引き渡し 移行元が提供していた最新・過去分のコンテンツと補助資料のすべてを移行締結日から4週間以内か移行実施日の4か月前のどちらか遅い日までに移行先に引き渡す。ページ割り付け前のコンテンツや,オンライン編集システムの中のコンテンツとメタデータに関しても円滑な移行を推奨する。 (2) ジャーナルへのアクセス ・移行元は,無償で利用できるライセンスが付与されているコンテンツを移行先に通知し,移行先も同様のライセンス条件で公開する。 ・移行元は,有料アクセス権を持つ顧客リストを締結日から4週間以内か実施日の6か月前のどちらか遅い日までに引き渡す。移行先はそれら既存顧客にコンタクトし,移行に伴う変更点など,利用継続に必要な情報を伝える。 ・もし,移行先が予定された移行日に提供を開始できなかった場合には,移行元が提供を代行することを推奨する(最長6か月間)。 ・移行元で顧客が獲得した永続アクセス権を移行先でも維持する。コンテンツへのアクセスは移行先・移行元のどちらか(または双方)が提供する。 ・移行元が実施した(Porticoなどの)永続保存の手続きを移行先も継続する。 ・編集関係者や抄録作成機関,納本などの業務上の無償配布(Gratis)におけるコンタクト情報を引き継ぐ。 (3) その他の関連データ ・移行元は,利用実績データの顧客への提供を,少なくとも移行日の12か月後まで継続する。データは(業界標準となっている)COUNTERに準拠することを強く推奨する。 ・移行ジャーナルに関連するビデオ,データ,アプリ,SNSのコンテンツの受け渡しを推奨する。 (4) ジャーナルURL ・移行元が提供を終息する場合は「301 Moved Permanently」のリダイレクトステータスコードを表示し,移行先の該当ページにリンクする。 ・移行元が移行日以降も提供を続ける場合は,移行先の該当ページへリンクを張り継続的に保守する。 (5) 通知 ・移行元は,有料アクセス顧客,読者,コンテンツ受領者などすべての該当者に締結日から4週間以内か移行日の4か月前のどちらか遅い日までに移行することを通知する。 ・移行先も移行の影響を受ける第三者への通知の努力義務が謳われ,リンクリゾルバーの提供機関などがURL構造の変更を理解する必要性が喚起されている。 ・移行元は,新刊通知(アラートサービス)の登録者に締結日から4週間以内か移行日の1か月前のどちらか遅い日までに通知する。できればコンプライアンスに準拠する範囲で,配信登録者リストを渡す。 ・移行元は,ジャーナルの提供をアグリゲーターなどの第三者機関に許諾している契約のリストを移行先に渡す(EBSCO,ProQuest,JSTORなどへのライセンスを意図)。 ・永続アクセス権の保有者に対する提供を移行先が負う場合は,移行元がその対象者を移行先に通知。移行元が負う場合は締結日から4週間以内か,移行日の4か月前のどちらか遅い日までに該当顧客に周知する。 (6) 識別子 ・DOIが付与されているコンテンツは,移行元・移行先双方がDOI登録機関の手順に従い適切にDOI所有者情報を変更する。 ・移行元は,カレント版全ジャーナルのISSN,ISSN-L(リンキングISSN),変遷情報を移行先に通知。移行先は,ISSNポータルから該当レコードを抽出し詳細の確認と移行に関する記載を締結日から4週間か移行日の4か月前のどちらか遅い日までに実施することで,ISSN国際センターに通知する。 2014年3月に公開されたVersion 3.0から5年ぶりに改訂されたVersion 4.0では,昨今の情勢を反映し,個人情報データに対する法規制への準拠に関する章が追加された以外は,章構成の再編や,より実態を汲んだ用語や記載の変更などの改訂に留まった。 現在TRANSFERには,BioOne,BMJ,CUP,Elsevier,Emerald,Future Science,Hindawi,OUP,Sage,Springer Nature,Taylor & Francis,Wiley,Wolters Kluwer Healthなどの主要出版社約60が名を連ねている。 出版機関からは,2016年に266誌,2017年に176誌,2018年に124誌の移行がISSN国際センターに報告された。今後も,移行元と移行先が協調してTRANSFERの指針を実践するとともに,学術出版の動静に合った必要な整備がなされていくことを期待したい。 <参考> ・小欄 第188号UKSG:TRANSFER Code of Practiceバージョン2.0を公開 (2008年9月) https://www.usaco.co.jp/u_news/detail.html?itemid=71&dispmid=605 ・NISO Publishes Updated Transfer Code of Practice https://www.niso.org/niso-io/2019/04/niso-publishes-updated-transfer-code-practice ・NISO RP-24-2019 Transfer Code of Practice (Version 4.0) https://groups.niso.org/apps/group_public/download.php/21330/Transfer_NISO_RP-24-2019.pdf
2019年4月1日(月),ユサコ株式会社のコーポレートサイト(https://www.usaco.co.jp/)をリニューアルしました。 今回のリニューアルでは,全面的にデザインを一新。 スマートフォン対応,直観的で分かりやすい画面構成,シナリオ型のFAQの実装など,多くの改善を行いました。 リニューアルに伴い,一部のページアドレスに変更が生じています。 リンクやブックマークを設定されていた方は,大変お手数ですが,新アドレスへの変更をお願いします。 https://www.usaco.co.jp/ 弊社を身近に感じていただけるコーポレートサイト作りを心がけてまいります。 引き続きご愛顧のほど,よろしくお願いいたします。
米国臨床腫瘍学会(ASCO: American Society of Clinical Oncology)より2017年に創刊されたJCO Clinical Cancer Informaticsについて,注目の論文4つが,2019年5月末まで無料公開されています。 JCO Clinical Cancer Informaticsは,バイオメディカルインフォマティクス手法に基づく臨床関連研究の学際的ジャーナルです。オリジナル論文に加え,レビュー,エディトリアル,コメンタリーなどで,がん治療・ケア・成果・予防に関連した,バイオメディカルインフォマティクスの研究をレポートします。 無料公開中の4つの論文の日本語抄訳は,弊社JCO Clinical Cancer Informaticsのページに掲載されています。 https://www.usaco.co.jp/product/detail.html?pdid=151 1.ニムスチン塩酸塩に起因する骨髄抑制をモデル化するための機械学習アプローチ Machine-Learning Approach for Modeling Myelosuppression Attributed to Nimustine Hydrochloride JCO Clin Cancer Inform. 2018 Dec;2:1-21. doi: 10.1200/CCI.17.00022 2.堅牢な予後予測シグネチャー構築を目的としたメタ生存分析の分散学習フレームワーク Decentralized Learning Framework of Meta-Survival Analysis for Developing Robust Prognostic Signatures JCO Clin Cancer Inform. 2017 Nov;1:1-13. doi: 10.1200/CCI.17.00077. 3.ロジスティッククローン増殖における膵臓癌転移の確率的進化 Stochastic Evolution of Pancreatic Cancer Metastases During Logistic Clonal Expansion JCO Clin Cancer Inform. 2019 Mar;(3):1-11. doi: 10.1200/CCI.18.00079. 4.頭頸部癌放射線療法後の体重減少予測における臨床意思決定支援システムの有用性 Utility of a Clinical Decision Support System in Weight Loss Prediction After Head and Neck Cancer Radiotherapy JCO Clin Cancer Inform. 2019 Mar;3:1-11. doi: 10.1200/CCI.18.00058. <参考> ・JCO Clinical Cancer Informatics トップページ https://ascopubs.org/journal/cci
Future Science Group (FSG)は,学術研究のオンラインデジタルリポジトリFigshareと連携し,研究データ公開プラットフォームFSG Figshare Portalを構築しました。 Figshare PortalにはFSGが発行するオープンアクセス誌,Future Science OAとBioTechniquesの補足資料を掲載しており,DOI付与によって一層検索,引用機能が向上します 。 利用者はコンテンツの閲覧,ダウンロード,引用の追跡や再利用が出来るだけではなく,ソーシャルメディア上での言及回数を示すAltmetric バッジを確認することができます。また,Figshareのデータページから,関連するFSGのコンテンツへのリンクを掲載しています 。 FSGマネージングディレクターのPhil Garner氏は「補足資料は豊富な情報とデータを含んでおり,Figshare Portalは,利用者にとって重要なリソースになるだろう」と述べています。FigshareのCEO,Mark Hahnel氏もFSGとの提携に喜びのコメントを寄せています。 <参考> ・FSG Figshare Portal https://future-science-group.figshare.com/ ・Figshareニュース記事 https://figshare.com/blog/Future_Science_Group_selects_Figshare_to_expand_reach_of_open_access_journal_content/491 ・STM Publishing News記事 http://www.stm-publishing.com/future-science-group-selects-figshare-to-expand-reach-of-open-access-journal-content/
Future Science Groupが新しいオープンアクセスジャーナル「Future Drug Discovery」をリリースしました。 Future Drug Discoveryは創薬分野における症例,方法論,オリジナル研究やパイプラインに加え,研究者向けに関心の高い最新トピックを,年に4回お届けします。 「これまで失敗率の高さや,複数の分野を跨いで情報が必要なことが,創薬分野の中で課題になっていました。Future Drug Discoveryは,オープンアクセス・フォーマットで概念や新しい進歩を発表にすることによって,幅広い分野の研究者同士で議論する場となることを目指します」と,オープンアクセス誌の責任者Francesca Lake氏は述べています。 また,リサーチリーダーのDavid Clark氏は「早期の創薬研究において,時間は非常に重要です。Future Drug Discoveryはオープンアクセスにすることで,研究の初期段階で早めに大事な決断を下すことができるような情報を研究者へ提供します」とコメントしています。 ただ今エディトリアルボードでは,オリジナル研究,レビュー,オピニオン等の投稿を募集しています。 詳細はFrancesca Lake 氏<f.lake@future-science.com>迄お問い合わせください。 <参考> ・Future Science Groupリリース記事 https://www.future-science-group.com/new-journal-future-drug-discovery ・Future Drug Discovery ジャーナルホームページ https://www.future-science.com/journal/fdd
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第92回日本内分泌学会
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日本医学図書館協会通常総会・分科会
日本薬学図書館協議会定期総会
日本精神神経学会学術総会
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