抄訳
血液培養陽性時のグラム染色画像をスマートフォンで撮影し、AIで判定するシステムを専門家と比較した研究である。AIの形態判定精度は約75%で、専門家の約90%には及ばず非劣性は証明できなかった。一方、臨床現場で血液培養から検出される頻度が高いGPCやGPRでは比較的高い性能を示し、AIが苦手な菌はGNC、H. influenzae、Campylobacterなどに集中していた。現時点では本AIは専門家を代替しきれないかもしれないが、夜間・休日や微生物専門家がいない施設でグラム染色判読を支援する技術として期待される。