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2026/09/14

日本で分離されたメトロニダゾール低感受性 Prevotella bivia GTC18476 の完全ゲノム配列解析

論文タイトル
Complete genome sequence of Prevotella bivia GTC18476: a clinical isolate with reduced susceptibility to metronidazole in Japan
論文タイトル(訳)
日本で分離されたメトロニダゾール低感受性 Prevotella bivia GTC18476 の完全ゲノム配列解析
DOI
10.1128/mra.00688-26
ジャーナル名
Microbiology Resource Announcements
巻号
Microbiol Resour Announc 15:e00688-26
著者名(敬称略)
林 将大 他
所属
岐阜大学 糖鎖生命コア研究所 糖鎖分子科学研究センター
著者からのひと言
当研究グループは、長野県で患者由来検体から分離された偏性嫌気性細菌 Prevotella bivia GTC18476 の完全ゲノム配列を解読しました。解析の結果、本株が2本の環状染色体と1本のプラスミドを有することを明らかにしました。また、メトロニダゾールに対する低感受性に関連する可能性のある薬剤耐性関連遺伝子 nimK を同定しました。本株のようなメトロニダゾール低感受性を示す P. bivia の分離報告は日本では限られており、本成果は、P. bivia のゲノム構造や薬剤耐性に関する理解を深め、嫌気性菌感染症の診断・治療および薬剤耐性監視に資する基盤情報となります。

抄訳

本研究では、長野県で患者検体から分離された偏性嫌気性菌 Prevotella bivia GTC18476 の完全ゲノム配列を決定した。Oxford Nanopore TechnologiesによるロングリードシーケンスとDNBSEQによるショートリードシーケンスを組み合わせたハイブリッドアセンブリにより、本株が2本の環状染色体(1.30 Mb、1.21 Mb)および1本のプラスミド(19 kb)から構成されることを明らかにした。ゲノム解析の結果、2,088個のコード配列、12個のrRNA遺伝子、50個のtRNA遺伝子を同定するとともに、メトロニダゾール低感受性に関連する可能性のある薬剤耐性遺伝子 nimK を検出した。本研究で得られた完全ゲノム情報は、P. bivia のゲノム構造および薬剤耐性機構の理解を深めるとともに、比較ゲノム解析や嫌気性菌の薬剤耐性監視に資する基盤データとなる。

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