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ユサコニュース詳細

USACO News:詳細

2026/02/27:2月のニュース (ユサコニュース第382号)
 

Cabells:Predatory Reports 掲載誌20,000を突破
 Cabellsは,ハゲタカジャーナルを検索できるデータベース:Predatory Reports の掲載誌数が,2026年1月30日時点で20,274誌に達したことを発表しました。

 Predatory Reportsの掲載誌数は2017年の提供開始以来,2019年に10,000誌,2021年には15,000誌と拡大を続け,このたび20,000誌を突破しました。Predatory Reportsには,Cabellsの専門チームが70以上の項目を調査して選定した疑わしい雑誌が掲載され,調査で発見された問題点を確認できます。

 CabellsのCEOであるLacey Earle氏は,この節目に際し,生成AI技術の普及により学術コンテンツの作成が容易になったことで,研究者や助成団体を欺く不適切な出版活動が増加の一途を辿っていると指摘しています。同氏は,複雑化する出版環境において,Predatory Reportsは投稿先の正当性を検証し,欺瞞行為を回避できるよう支援すると述べています。

・Cabellsプレスリリース
https://blog.cabells.com/2026/02/03/cabells-predatory-reports-database-hits-20000-deceptive-journals/

・弊社Cabells紹介ページ
https://www.usaco.co.jp/product/detail.html?pdid=217

Consensus:取り扱い開始
 弊社はこのたび,Consensusの取り扱いを開始いたしました。

 Consensusは査読済みの学術論文や科学的な研究データに特化した,エビデンスベースのAIリサーチプラットフォームです。

 Consensusはユーザーの質問に対し,主要出版社からライセンス供与された全文コンテンツを含む,2億5,000万件以上の研究論文からそれぞれの論文がその問いに対してどのような結論を出しているかを抽出し,引用元となる論文へのリンクとともに科学的な根拠に基づいた回答を提示します。

 先行研究調査の効率化,特定のトピックに関する主要な論文の迅速なピックアップ,最新の医学的エビデンスの確認など,研究調査を行う際の強力なツールとして活用いただけます。

 詳細は弊社までお問い合わせください。

・Consensusウェブサイト
https://consensus.app/

Microbiology Society:2026年2誌のS2O成立
 The Microbiology Societyは,以下の2誌について2026年のS2O(Subscribe to Open)モデルが成立したことを発表しました。S2O成立を受け,2026年に両誌で発表される論文は,全て恒久的にオープンアクセス(OA)で公開されます。

 対象となるのは以下の2誌です。
1. Journal of General Virology
2. Journal of Medical Microbiology

 S2Oは,既存の購読機関が継続して支援(購読)することで,持続可能なアプローチでコンテンツをOAに移行するためのモデルです。購読機関は通常のプロセスで更新することができ,十分な数の購読が更新されS2Oモデルが成立すれば,その年の論文がすべて無料でオンライン公開されます。

 同学会は2025年よりS2Oを導入しており,今回の達成は図書館コミュニティからの継続的な支持を示すものだとしています。

Microbiology SocietyのS2Oモデル詳細については,下記FAQページをご覧ください。
https://www.microbiologyresearch.org/frequently-asked-questions#7

・Microbiology Societyニュースサイト
https://microbiologysociety.org/resource/subscribe-to-open-threshold-met-journal-of-general-virology-and-journal-of-medical-microbiology-open-access-for-2026.html

・弊社Microbiology Society紹介ページ
https://www.usaco.co.jp/product/detail.html?pdid=160

BMJ Case Reports:ウェビナー開催のお知らせ
 グローバルな医学・ヘルスケア情報のプロバイダー:BMJは,3月9日にウェビナー「How to get published in BMJ Case Reports(BMJ Case Reports に症例報告を掲載する方法)」 を開催します。

 BMJが提供する世界最大級の症例報告コレクションBMJ Case Reportsの編集長Seema Biswas 氏が,症例報告掲載に向けた実践的なアドバイスを紹介します。
 ウェビナーの参加登録者には録画が提供されますので,ライブイベントに参加できない場合もぜひご登録ください。

BMJ Case Reportsウェビナー:
- 講演者:BMJ Case Reports編集長:Seema Biswas氏
- 言語:英語
- 日時:2026年3月9日(月)17:00-18:00(日本時間)
- 参加費:無料
- 参加登録用URL:https://bmj.zoom.us/webinar/register/WN_3BNfSf9uRhWnoqwTpNPd-Q#/registration

カバートピックス
- BMJ Case Reports への機関購読(フェローシップ)のご紹介
- BMJ Case Reports に症例報告を掲載するメリット
- ガイドラインやテンプレートを活用した症例報告の執筆方法
- 査読者が注目するポイントと,修正(リビジョン)のコツ
- 学習および教育ツールとしての BMJ Case Reports 活用術

・ウェビナー詳細ページ
https://rs.usaco.co.jp/seminar/other/BMJseminar-20260309.html

Lumivero:SOC 2 Type II認証を取得
 研究支援ソフトウェアを提供する Lumivero は,同社の主要クラウド製品において SOC 2 Type II 認証を取得したことを発表しました。本認証は,データセキュリティおよび運用体制が国際的な基準に基づき,一定期間適切に運用されていることを第三者が検証するものです。

・対象製品
 NVivo,ATLAS.ti,Citavi,XLSTAT,@RISK,DecisionTools Suite,Predict!,Sonia,Experiential Learning Cloud など

・SOC 2 Type II 認証とは
 米国公認会計士協会(AICPA)が定める監査基準で,セキュリティ,可用性,機密性などの統制が,「設計」だけでなく「運用面でも有効に機能しているか」を評価する,より厳格な認証です。

・導入機関・ユーザーのメリット
 セキュリティレビューや調達時の確認負担を軽減し,高度なデータ保護要件が求められる研究プロジェクトでも,安心して導入・利用できる環境を提供します。

 近年,研究活動におけるクラウドサービスの活用は,大学・研究機関・企業を問わず急速に進んでいます。一方で,研究データや知的財産,個人情報などを安心して預けられるかどうかが,導入検討時の重要な判断材料となっています。
 今回の SOC 2 Type II 認証取得は,Lumivero 製品が機能面に加え,セキュリティと運用の信頼性においても国際水準であることを示すものです。弊社は日本代理店として,安全な研究基盤の導入と活用を引き続きご支援してまいります。

・公式発表(英文)
https://lumivero.com/resources/newsroom/lumivero-earns-soc-2-type-ii-certification/

クラリベイト:公開ウェブセミナーのご案内
 2026年3月に開催される,クラリベイト主催公開ウェブセミナーをご案内します。

分析担当者のためのInCites Benchmarking

【日時】2026年3月17日(火)14:00~15:00
【参加対象】研究推進/研究支援ご担当,論文被引用指標による分析にご興味のある方,学際的/萌芽領域の探索にご興味のある方
【概要】InCites Benchmarkingによる機関別,分野別分析の基本操作と,2025年の新機能をご紹介します。なかでも今後成長する可能性を秘めたEmergingな研究領域を特定できるResearch Horizon Navigatorや,国際共著の現状や業績をより具体的に分析できる指標,コラボCNCIをご紹介します。

お申込みは下記リンクをご覧ください。
https://clarivatesupport.webex.com/weblink/register/r656e07de662fd106ec5291b52545ef1a

The Royal Society:2026年全8誌のS2O成立
 The Royal Society(イギリス王立協会)は,図書館などの購読機関によるS2O(Subscribe to Open)モデルへの支援を受け,2026年に全8誌の購読誌をオープンアクセス(OA)で出版することを発表しました。

 対象には世界最古の科学ジャーナルである「Philosophical Transactions」や「Proceedings of the Royal Society」が含まれます。S2Oの成立により,世界中の研究者がこれらの最新研究に無料でアクセスできるようになるほか,著者の論文掲載料(APC)も免除されます。また,過去10年分のコンテンツも無料で公開される予定です。

 同協会は今後もS2Oモデルの継続に加え,転換契約(Read and Publish)の締結を通じて,持続可能なOA出版の推進を目指すとしています。

・The Royal Society プレスリリース
https://royalsociety.org/news/2026/02/subscribe-to-open-announcement/

S2O関連の図書館向けページ:
https://royalsociety.org/journals/librarians/purchasing/subscribe-to-open/
S2O関連の著者向けページ:
https://royalsociety.org/journals/authors/subscribe-to-open-for-authors/

学会展示・セミナー開催スケジュール
  • 第103回日本生理学会大会(東京医科大学):2026年3月10日(火)~3月12日(木)
  • 日本感性工学会(宇都宮大学 陽東キャンパス):2026年3月16日(月)~3月18日(水)
  • 日本解剖学会総会・全国学術集会(東京慈恵会医科大学):2026年3月24日(火)~3月26日(木)
  • 日本薬学会年会(関西大学 千里山キャンパス):2026年3月27日(金)~3月29日(日)
  • 日本栄養・食糧学会大会(サンポートホール高松):2026年5月15日(金)~5月17日(日)
  • 日本医学図書館協会通常総会・分科会(JMLA)(日本教育会館):2026年5月21日(木)~5月22日(金)
  • 日本地球惑星科学連合(幕張メッセ国際会議場,国際展示場):2026年5月24日(日)~5月29日(金)
  • 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会(国立京都国際会館):2026年5月29日(金)~5月31日(日)
  • 人工知能学会全国大会(Gメッセ群馬(群馬県高崎市)):2026年6月8日(月)~6月12日(金)
  • 日本接着学会(大阪市中央公会堂・大阪市中之島):2026年6月25日(木)~6月26日(金)
  • 日本香粧品学会(有楽町朝日ホール):2026年6月25日(木)~6月26日(金)
  • 日本医学教育学会学術大会(富山国際会議場/富山市民プラザ/ANAクラウンプラザホテル富山):2026年7月31日(金)~8月2日(日)
  • 医学情報サービス研究大会(MIS)(ピアザ淡海 滋賀県立県民 交流センター 大会議室):2026年8月1日(土)
  • JUSTICE版元説明会(一橋大学一橋講堂・中会議場):2026年9月10日(木)~9月11日(金)
  • 日本エンドオブライフケア学会学術集会(一橋大学一橋講堂・中会議場):2026年10月2日(金)~10月3日(土)
  • 日本救急医学会総会・学術集会(出島メッセ長崎):2026年10月27日(火)~10月29日(木)

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