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ユサコニュース詳細

USACO News:詳細

2021/09/30:第329号
 

2022年:外国雑誌価格動向(その2)
 本誌前月号に引き続き,2022年の外国雑誌予約シーズンを前に,現時点で判明している主要出版機関別の外貨ベースでの価格上昇率を報告します。タイトル選定,予算計画の参考資料としてご利用ください。
 
◆American Society for Cell Biology …5%
◆American Society for Microbiology …3%
◆American Society of Neuroradiology …5%
◆Microbiology Society【GBP】Tierベース …0%
◆Microbiology Society【GBP】顧客別見積もりベース …3%
◇Radiological Society of North America(RSNA)…5%
◇Sage Publications Inc. …4%
 
* 先頭に◆印がある出版機関は弊社が国内総代理店です。
* 米ドル以外で決済する出版機関は,機関名の右に【通貨】を表示しました。
* 複数のタイトルを提供する出版機関の数値は,弊社で取扱い実績のあるタイトルを対象に平均値上率を算出し,小数点以下を四捨五入しています。目安としてご参照ください。また,各種コンソーシアム等の価格値上率は本資料と異なる場合があります。提案書もしくは取扱代理店へのご確認をお願いします。 
米国精神医学会(APAP):2022年3月にDSM-5-TRリリース
 精神医学,メンタルヘルス,行動科学に関する書籍やジャーナルを出版するAmerican Psychiatric Association Publishing(APAP)は,2022年3月にDSM-5-TRをリリースすることを発表しました。冊子体の刊行と同時にオンライン・プラットフォームPsychiatryOnlineでも公開される予定です。

 DSM-5-TR は,2013年刊行のDSM-5にテキスト編集(Text Revision)を加えた,メンタルヘルスの臨床医や研究者が臨床の診断に活用できる,最新の最も包括的で重要なリソースです。DSM-5-TRは,DSM-5刊行後に校正されたテキストやレファレンス,更新された診断基準やICD-10コードなどを含んでいます。新しい精神障害や自殺行動のコードなどもカバーされており,あらゆる分野の臨床医に有用です。

・DSM-5-TRのページ
https://appi.org/dsm
Ex Librisアップデート2021 Autumn (無料セミナー)
 弊社はこのたび,無料ウェブセミナー「Ex Librisアップデート, 2021 Autumn」を開催いたします。

本セミナーでは「ディスカバリーサービス Primo」を導入されている学習院大学 大学図書館 米田岳史様より,Primo導入事例についてご講演いただきます。

またセミナー後半は8月にオンライン開催されたEx Libris 製品のユーザーグループミーティング「IGeLU」より,Primo/CDI,SFXのアップデート情報をご紹介します。

ご多忙とは存じますが,皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げます。

開催日時: 2021年10月27日(水) 13:15 - 14:00
オンラインセミナーツール: Zoom Webinar
主催: ユサコ株式会社
言語: 日本語

▼お申し込みはこちら
https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_Cr7LZ7VGRTKAJ4KySC8ngQ

【お問い合わせ先】
 ユサコ株式会社 アカデミア事業部 プロダクト部
 E-mail: product@usaco.co.jp
Writefull:無料ウェビナー
 学術英語専門のAIによる校閲ツールWritefullは,全世界を対象としたウェビナーを以下の日時で開催します。

▼ 日程・お申込み要領 (以下のリンクからご登録ください)
・10月12日(火)18:00 -(日本時間)
https://zoom.us/webinar/register/WN__5-o3F8NRISpMttEXMKRQA
・10月19日(火)20:00 -(日本時間)
https://zoom.us/webinar/register/WN_nGhcpDNjQeuYwAwx7tdDuQ
・11月4日(木)18:00 -(日本時間)
https://zoom.us/webinar/register/WN_QMm894JHQ5C_URfwYUH-LQ

▼ 内容と形式
Writefull概要,実演,質疑応答。Zoomによる無料ウェビナー

▼ 言語
英語

開発陣が今夏リリースされた「Full Edit」を含む提供サービス全般を直接ご説明します。
学術英語の執筆に関わる皆様のご参加をお勧めします。

【お問い合わせ先】
ユサコ株式会社 プロダクト開発部
E-mail: marketing@usaco.co.jp
BioOne:9月のトレンド論文公開
 生物(生命)科学,生態学,環境科学系の電子ジャーナルを提供するBioOneが2021年9月のトレンド論文一覧を公開しました。
 
 一覧ではBioOneがカバーする様々な研究分野から32の論文が紹介されており,うち13の論文はOpen Accessとなっています。
 
Featured articles include:
Zombie spiders and ecdysone: manipulation of Allocyclosa bifurca (Araneae: Araneidae) behavior by a parasitic wasp (Journal of Arachnology)
COVID-19 Pandemic and Water, Sanitation, and Hygiene: Impacts, Challenges, and Mitigation Strategies (Environmental Health Insights)
High-Frequency Photographic Imaging Provides Novel Insights into Nesting Bald Eagle Diet and Opportunities for Public Engagement (The American Midland Naturalist)
Death or Living Assemblage? The Middle Permian Discinid Brachiopods in the Kamiyasse Area, Southern Kitakami Mountains, Northeastern Japan (Paleontological Research)
 
詳細は下記リンクよりご参照ください。
 
・Top & Trending Research in BioOne Complete
 
・弊社 BioOne Complete 商品ページ
ChronosHub:ローザンヌ大学のOA管理合理化へ
 2021年9月,OA義務の遵守と効率化のためのプラットフォームを提供しているChronosHubとローザンヌ大学は,協働して大学のOA(オープンアクセス)管理に関わるプロセスを合理化・簡素化に当たることを発表しました。今後は,大学がゴールドOA用に一元化したOA基金の管理や,出版社と大学とのOA契約の自動的なモニタリングといった運用をChronosHubがサポートします。
 
 協働運用は,2段階から構成されます。第1段階で,45,000以上のジャーナルを含むジャーナル・ファインダーが導入されます。研究者は,さまざまな基金の方針に合致した,論文の刊行ルートに関する指針が手に入ります。また,大学と出版社との契約を反映した出版費用を確認できるようになります。2022年中に導入する第2段階で,論文投稿費用(APC)の自動払い,リポジトリへの投稿管理など,管理者の負担を減らす運用を予定しています。
 
 ローザンヌ大学でOAコーディネーターを務めるMicaela Crespo Quesada氏は,「私たちは,OA論文の出版を簡素化することで研究者をサポートしようとしています。最終的には,管理上の問題から解放されることを目標に据えています。研究者らが自分たちの研究に専念できる可能性を与えたいと願っています。ChronosHubと協働してOAを管理することで,その目標を達成する助けとなるでしょう」と述べています。
 
・ChronosHubプレスリリース
 
・弊社ChronosHub商品ページ
https://www.usaco.co.jp/product/detail.html?pdid=308
BioOne:Susan Skomal氏の退任を発表
 生物(生命)科学,生態学,環境科学系の電子ジャーナルを提供するBioOneは,2005年よりPresident & CEOを務めてきたSusan Skomal氏が2021年末で退任することを発表しました。Skomal氏は16年間の在職期間中,持続可能な学術出版のリーダーとしてBioOneの成長を主導し,生物学における重要な研究へのアクセスを最大化するという目標を掲げ,学会出版社や学術機関,図書館などのコミュニティに精力的に関わりました。

 Skomal氏の献身的な取り組みとリーダーシップの元,BioOneの主力データベースであるBioOne Completeは,2005年の80タイトルから,159出版社からの217タイトルを含むコレクションに成長し,現在は3,500以上の機関で利用されています。BioOneは斬新なビジネスモデルと学際的なコンテンツに対する幅広いサポートにより,参加している出版社に5,000万ドル以上を還元し,専門的な科学コミュニティに不可欠な支援を提供しています。図書館での講読価格を,商業出版社の購読価格の10分の1未満のコストに保ちながら,このような成長と支援を実現してきました。

 日本のUniBio Press代表である永井裕子氏は,「UniBio Pressは2007年にBioOneに加わりました。Susi(Skomal氏)は学会出版の豊富な経験があり,購読料の高騰に悩む世界で私達の雑誌を普及させることの難しさをよく理解してくれていました。BioOneのユニークなモデルは,今も昔も変わらず,学会出版に資金を提供する公正な方法です。BioOneと商業出版社との最大の違いは,学術学会への真の支援と信頼です。Susiと一緒に学術コミュニケーションのパートナーシップを築くことができたのは大きな喜びでした。」と述べています。

・BioOneプレスリリース http://www.bioonepublishing.org/news/skomal-retire/

・弊社 BioOne Complete 商品ページ https://www.usaco.co.jp/product/detail.html?pdid=212
展示・セミナーのご案内

・JMLAJPLAコンソーシアム提案公開
 (オンライン/会員限定ホームページにて)
 2021年9月6日(月)~9月24日(金)

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