EndNote X7 以降のバージョンは、起動時にアップデートの有無の確認や最新情報の取得を自動的に行います(要インターネット接続)。情報があった場合は画面上にメッセージを表示します。
表示される案内は主に下記の 4種類です。
・
アップデート通知
・
新バージョンのリリース情報
・
新サービス提供に関する通知
・
重要なお知らせ
下記に各通知の画面例と何を意味するのかをご紹介します。なお、これらの通知は開発元から配信されるため英語で表記されます。
【アップデート通知】
画面例)

現在ご利用中のバージョンにアップデートがあることを知らせてくれます。無料でバグ修正や機能改善・追加、より新しい OS や Word のバージョンに対応できるようになるので、基本 [Download and Install] を選択してアップデートを適用してください。アップデートではバージョン情報の小数点以下の数字が大きくなります。(例:EndNote X9.
0 → X9.
2)
【新バージョンリリース情報】
画面例)

現在ご利用中のバージョンより新しいバージョンがリリース予定であること、またはリリースされていることを知らせてくれます。新バージョンに変更することを EndNote は「アップグレード」と呼び、アップデートと異なり
基本有料です。アップグレードは任意ですので、現在ご利用中のバージョンを利用し続けることも可能です。既存バージョンからの変更点・追加機能などは
弊社 EndNote ホームページから最新情報をご確認ください。[Ignore This] を選択することで通知画面を閉じることができます。アップグレードではバージョン情報の整数部分の数字が大きくなります。(例:EndNote
X7.8 →
X9.0)
【新サービス提供に関する通知】
画面例)

EndNote の開発元(Clarivate Analytics社)が新たに取り扱う研究者向けの製品を知らせてくれることがあります。ご一読の上、ご関心をお寄せいただけましたら [Learn More] を選択することで当該製品のホームページなどをインターネットブラウザで開くことができます。[Ignore This] を選択すると画面を閉じることができます。
(補足)
上記画面例は「Kopernio(コペルニオ)」という製品で、特定のデータベースで検索した文献のフルテキスト PDF をワンクリックでダウンロードできるようになるインターネットブラウザ用の無料プラグインです。PDF を直接 EndNote に取り込ませることも可能です。詳細は
こちらのページをご参照ください。
【重要なお知らせ】
画面例)

OS や Word の新しいバージョンで現行の EndNote が利用できなくなる、などユーザーにとって重要なお知らせを通知してくれます。詳細は [Learn More] を選択して表示されるウェブページや
弊社 EndNote トピックスをご確認ください。
(補足)
上記画面例は 2019年秋にリリースされた mac の当時の新OS "Catalina" において EndNote X9.2 以下のバージョンが利用できなくなるため、Catalina の正式リリースに先んじて Macintosh ユーザーにのみ配信された通知です。本件に関する詳細は
こちらのページをご参照ください。
以上
【関連項目】
・
EndNote アップグレード版について
・
EndNote X9 のアップデート履歴(Windows/Macintosh)
・
EndNote X8 のアップデート履歴(Windows/Macintosh)
・
EndNote X7 のアップデート履歴(Windows/Macintosh)