本不具合は EndNote 20.6 for Windows のアップデートで解消されました。
本不具合に遭遇している方、本ページの案内で EndNote 20.3 にバージョンを戻していた方は EndNote 20.6 にアップデートいただいて問題ありません。
アップデートの手順はこちらのページをご参照ください。
■以下、過去の掲載内容です。
2023年2月1日にリリースされた EndNote 20.5 for Windows のアップデート後に、起動時に毎回 "[ライブラリの保存場所パス] contains an incorrect path." や "[ライブラリの保存場所パス] was not found." というエラーが表示されてしまう場合があります。
また、上記エラーのあとライブラリを開き、Word 上で EndNote のアドイン機能を使用すると "EndNote Error" が表示され、アドイン機能を使用することができなくなります。
EndNote は最後に使用したライブラリデータの保存場所を記憶し、次回起動時にそのライブラリデータを自動的に開こうとする初期設定になっています。ライブラリデータを移動・リネーム・削除したなどで EndNote が記憶している保存場所に当該データがない場合、上記保存場所に関するエラーが発生します。
上記エラー画面を閉じ、他のライブラリデータを開くなど使用することで本来 EndNote は記憶している「最後に使用したライブラリデータの保存場所」を更新するのですが、EndNote 20.5 ではその更新が行われず、上記エラーが出現し続けてしまうようです。開発元に報告したところ不具合として認定され、今後のアップデートで修正される予定です。
また、弊社では再現できていませんが、他にも EndNote 20 を終了する際の動作が不安定になってしまったというお問い合わせをいただいています。
EndNote 20.5 にアップデートしたことで動作が不安定になってしまったというユーザー様は、下記の操作で機能が最も安定していた EndNote 20.3 にバージョンを戻してみていただきますようお願いいたします。
【EndNote 20.3 にバージョンを戻す方法】
EndNote 20.5 をアンインストールし、EndNote 20.3 のインストーラーを使用して再インストールします。
- 下記の URL から EndNote 20.3 のインストーラーをダウンロード
https://download.endnote.com/updates/20.0/EN203Inst.exe
- EndNote 20.5 をアンインストール
(参考)アンインストールの方法について教えてください(Windows)
※上記ページの【完全アンインストールの方法】は実行する必要ありません。
- パソコンを再起動
- 「1.」でダウンロードしたインストーラーをダブルクリックなどで実行して EndNote 20.3 をインストール
(参考)EndNote 20 Windows版インストール方法及び注意事項
なお、インストール後 EndNote 20.3 を起動した際に EndNote 20.5 のアップデート通知が表示される場合があります。表示された場合は [Ignore This] を選択してください。[Ignore This] を選択することで次のアップデートが配信されるまでアップデート通知が表示されなくなります。
また、EndNote 20.3 に戻したあとも初回起動時は保存場所に関するエラーが発生します。エラー画面を閉じたあと手動でライブラリを開いてください。その後 EndNote を再起動し、エラーが発生しなくなることをご確認ください。
ご利用者の皆様には大変ご不便をおかけしますが、何卒ご理解を賜りますようお願いいたします。
以上