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2017/12/28:第290号 ResearchGateをめぐる動き
 

ResearchGateをめぐる動き Share (facebook)

 科学の世界を結び研究をオープンにすることを使命に掲げるResearchGateは,2008年の設立以来,193ヵ国に1,400万人以上の会員を擁する研究者向けのソーシャルネットワークサービスに成長した。

 

 ResearchGateのプラットフォームでは,会員が自身のプロフィールを公開し論文などの研究成果をアップロードすることにより,研究者同士のネットワークの構築や討議の場,協業相手の発見,研究ポストの獲得などのメリットを享受できる。会員が拡大し公開される文献が増加するにつれ,論文リポジトリとしての側面がクローズアップされてきた。実際にアップロードされたフルテキストを目当てにした利用も増えているようだ。Kudosが中心になり2017年に実施した調査では,研究者SNSの利用目的として66%の研究者が収載されたコンテンツへのアクセス,57%が自身の出版物のアップロードと回答している。

 

 ResearchGateは,知的所有権のポリシーとして会員に対しアップロードする文献が共有可能か確認するように要求しているが,チャールズスタート大学のJamali氏は同サイトからランダムに抽出した500論文のうち201が著作権を侵害していたと報告している。

 

 このような状況下,主要な140以上の学術出版者から構成される国際STM出版社協会は9月15日,ResearchGateに対し同サイトでの論文共有に関し,著作権遵守を求める文書を送付し同月22日までに同意を求めたが,ResearchGateはこれを拒んだ。

 

 これを受け,American Chemical Society,Brill,Elsevier,Wiley,Wolters Kluwerが,Coalition for Responsible Sharing(CRS)と呼ばれる出版社連合を設立した。CRSは10月5日,ResearchGateに登録されているコンテンツの約40%にあたる700万論文が営利企業であるResearchGateのプラットフォームで公開され出版社の権利を侵害しているとし,論文削除催告(takedown notices)を発すると発表。翌6日には,ACSとElsevierが,ResearchGateが本拠地とするドイツで同社を提訴。同月10日にCRSはResearchGateが相当数の文献を公開できなくしたことを確認したが依然不十分だとし,さらなる対応を求めた。

 

 その後11月初旬にResearchGateはCRS 5社のコンテンツの約93%にあたる約170万論文を無料公開から,著者にフルテキストのリクエストが必要となるアクセス制限を設定する措置を講じた。

 

 12月中旬,American Medical Association, American Physiological Society, Portland Press, World Scientific Publishingが新たにCRSに加わった。現状では著作権を有する多くのフルテキストが依然ResearchGateで公開されている。今後,同社がアクセス制限の対象を増やすのか,出版機関がどう反応していくか注視したい。

 

・弊社が2017年12月6日に開催した「ユサコソリューションデイ2017福岡」で坂東慶太氏が発表した「研究者SNSとそこに収録された文献の利用」のスライド
https://doi.org/10.6084/m9.figshare.5675083.v1

 

・Coalition for Responsible Sharing
http://www.responsiblesharing.org/

 

・CA1848 - ResearchGate-リポジトリ機能を備えた研究者向けSNS- / 坂東慶太
カレントアウェアネス No.324 2015年6月20日
http://current.ndl.go.jp/ca1848

 

・2015年11 月 第267号 論文共有をめぐる出版者の動向
https://www.usaco.co.jp/u_news/detail.html?itemid=160&dispmid=605

 

刊行後の追記

本稿の内容を含む,研究者SNSの概要,利用状況,学術コミュニティの反応,新たな試みに関する論文が発表されました(2018年4月)。

 

・動向レビュー:研究者SNSとそこに収録された文献の利用 / 坂東 慶太
情報の科学と技術 68 巻 (2018) 4 号
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jkg/68/4/68_189/_article/-char/ja/

 

研究データ管理ソフト『LabSecretary』取り扱い開始のご案内 Share (facebook)

 ユサコオンラインショップでは,研究データ管理ソフト『LabSecretary(ラボセクレタリー)』の取り扱いを開始しました。

 

 『LabSecretary』は,実験画像・論文・細胞・試薬・抗体・プラスミド・cDNA・プライマー等の研究データを一元管理できます。研究室メンバーの誰がどこにどんな研究データを管理しているのか簡単に把握することができます。

 

 日々増え続ける研究データを管理できていない,研究室メンバーが異動や退職をするたびに研究データがどこにあるのか分らなくなってしまう,などの悩みを抱えている研究室にお勧めです。

 

▼『LabSecretary(ラボセクレタリー)』 Professional版 アカデミック
 http://www2.usaco.co.jp/shop/g/gLabSecProAca/

 

【『LabSecretary(ラボセクレタリー)』についてのお問い合わせ】
ユサコ株式会社 eコマースグループ

電話 :03-3505-6163

email :shop@usaco.jp

 

RedLink社が"Best New Product/Service"を受賞 Share (facebook)

 RedLink社のLibrary DashboardがCharleston Advisor Readers' Choice Awards 2017において"Best New Product/Service"に選ばれました。この賞は大学やコンソーシアムの上級司書,関連団体や出版社の代表者から構成されるCharleston Advisorの編集委員会によって選出されます。

 

 RedLink社が提供するLibrary Dashboardは,機関で契約している電子ジャーナル,電子ブック,データベースの統計データを集計・蓄積し,グラフ表示するツールです。複数出版者の統計データを一つの画面で確認することができ,電子リソースの管理・分析・意思決定を促進することができます。

 

 製品の詳細につきましては弊社ソリューションビジネスグループまでお問合せください。

 

弊社RedLink Library Dashboard製品ページ
http://www.usaco.co.jp/itemview/template44_1_23428.html

 

Library Technology Guides
https://librarytechnology.org/news/pr.pl?id=22987

 

ディスカバリーサービスPrimo新機能追加のお知らせ Share (facebook)

 ディスカバリーサービスPrimoではアップデートに伴い新しい機能が追加されました。各機能の概要は以下の通りです。詳細につきましては弊社ソリューションビジネスグループまでお問合せください。

 

1. 統制語(件名標目)による検索拡張機能
 入力した検索語と同義の統制語を米国国立医学図書館件名標目表(MeSH)および米国議会図書館件名標目表(LCSH)から選び検索に追加し,結果を拡張します。例えば「heart attack」で検索すると,MeSHを利用して,自動的に統制語の「myocardial infarction」を含めて検索を行います。

 

2. ファセット機能の強化
 一度に複数のファセット項目の選択が可能となりました。また,ファセット項目の固定が可能となり,セッション中は検索語を変更した場合も絞り込み条件を維持できるようになりました。

 

3. リソースレコメンダー
 検索語にマッチしたサービス等を,検索結果画面の上部に表示する機能です。サービスの説明,担当図書館員の情報,関連するお知らせ,サービスの利用ガイド等を表示できます。

 

4. Collection Discovery
 貴重書コレクションなどのデジタルアーカイブをPrimo上で閲覧できる機能です。従来から提供されていた機能ですが,昨年リリースされた新インターフェースに合わせて表示レイアウトが改善されました。

 

5. Syndetics Unbound
 ProQuest社が提供するSyndetics Unboundによる機能拡張が可能になりました。Primoで書籍レコードを検索すると,Syndetics Unboundに搭載されている書籍のあらすじや書評,関連書籍の情報,書評などが詳細画面に表示されます。本機能を利用するにはSyndetics Unboundの契約が別途必要です。

 

6. Database Search
 機関で契約しているデータベースを検索できるリストです。SFXの電子ジャーナルリストと同様にキーワードやアルファベットの頭文字でデータベースを検索することができます。

 

 上記のほか2018年の2月には新聞検索用のインターフェースのリリースが予告されています。新しいインターフェースでは雑誌や書籍とは別に新聞用に最適化されたレイアウトでレコードを閲覧できる予定です。

 

ユサコオンラインショップ:研究の成否のカギは,研究データの管理 Share (facebook)

 ユサコオンラインショップでは,研究者向けに論文執筆・研究発表に役立つコラムを定期的にお届けしています。ユサコニュースでもその内容をご紹介します。

 

 今回のコラムは,研究の成否を左右する重要なカギとなる研究データの管理について知っておいたほうが良い情報を凝縮して掲載しています。

【コラム】研究の成否のカギは,研究データの管理

 https://goo.gl/P7ZYBS

 

Henry Stewart Talks:新シリーズのご案内 Share (facebook)

 世界をリードする研究者の講義 (Talks) を提供するサービス: Henry Stewart TalksのThe Biomedical & Life Sciences Collectionに,新シリーズが追加されました。 

 

■新シリーズ:
・Ecology
 Edited by Prof. David J. Gibson

 https://hstalks.com/bs/p/1022/ 

 

・Bioinformatics for Metabolomics 
 Edited by Prof. Dr. Christoph Steinbeck Friedrich-Schiller-University, Germany
 https://hstalks.com/bs/p/1037/

 

 その他,既存シリーズにも毎月5~15の新しい講義が追加されています。

 

 詳細については弊社までお問合せください。
 
・The Biomedical & Life Sciences Collection
 https://hstalks.com/biosci/

 
・弊社Henry Stewart Talksホームページ
 http://www.usaco.co.jp/itemview/template44_1_221.html

 

年末年始の休業のお知らせ Share (facebook)

 年末年始の営業体制を下記の通りお知らせします。休業中はお客様にご迷惑をおかけしますが変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いします。

 

■ 年末年始休業日
2017年12月29日(金) ~ 2018年1月4日(木)
年始は1月5日(金)より通常通りの営業となります。

 

■ EndNoteカスタマーサポート
メールサポートは 2017年12月27日(水)正午をもって年内受付を終了いたします。
電話サポートは 2017年12月28日(木)正午をもって年内受付を終了いたします。
新年は 2018年1月5日(金)10:00より,メール,電話サポートの受付を開始いたします。
サポートに関するお問い合わせ:http://www.usaco.co.jp/products/isi_rs/otoiawase.html

 

■ オンラインショップからのご注文および商品配送について
年末年始休業に伴い,下記期間内の発送業務を休止させていただきます。
休止期間: 2017年12月27日(水) ~ 2018年1月4日(木)
上記期間中もご注文は24時間承っております。

 

年末年始の各商品の発送スケジュールについて:http://www2.usaco.co.jp/shop/t/t1034/

オンラインショップに関するお問い合わせ E-Mail:shop@usaco.jp

 

本年もユサコニュースをご愛読いただきまして誠にありがとうございました。
来年もより一層のご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

展示・セミナーのご案内 Share (facebook)
日時 展示・セミナー名 会場
2018年2月6日(火)~2月8日(木)

第9回ジャパンバイオアナリシスフォーラム(JBF) シンポジウム

タワーホール船堀

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